Excursion from London


Chapter


【 To CHILHAM 】

チラム





2016年始めの旅はウェールズを最初に訪れてから
その後はロンドンにおりました

そのロンドンから日帰りで
CHILHAM(チラム)という小さな村を訪ねました





この村は
「地球の歩き方」の1ページ半分くらいに
載っていた場所

“ チラム村で中世の雰囲気を味わう ”
このタイトルに惹かれて・・・

カンタベリーからバスで約25分、という
案内が載っていましたが、
しかしこの村の案内(ツーリストインフォメーション)は
他に見つけられませんでした
この僅か半ページのコラムのみ 

行けるかな・・



Canterbury(カンタベリー)は
もう20年ほど前に1度訪れたことがあり、
イングランド内でも代表される大聖堂の町は
比較的ロンドンからも行きやすい町のひとつ


カンタベリー大聖堂
カンタベリー大聖堂



バスがあるなら
せめて1時間か2時間に1本くらいはあるでしょう・・

2時間に1本くらいなら多分大丈夫!


久しぶりに
“中世”の村、
一丁行ってみようかな、と思ったのがきっかけでした




先ずはロンドンからカンタベリーへーー

そして、以前利用した鉄道ではなく
長距離バス(コーチ)で今回は向かいました





カンタベリーからはローカルバスへ乗り換えて・・
ロンドンからの日帰り小旅行をご案内いたします











【From London to Chilham】

Chilham



この村の場所は「イングランドの庭」とも言われる
Kent(ケント)州の南東

14世紀の作家ジェフリー・チョーサー著
「カンタベリー物語」の大聖堂を有するカンタベリーから
ローカルバスで約25分の場所にあります


先ずこの日の朝
最初に向かったのは
ロンドンのコーチ(長距離バス)ステーション

滞在していたお宿のミセス・ハリガン宅から徒歩15分

ヴィクトリア・コーチステーションを8:30発のバスを予約しました

帰りのバスはカンタベリーを16:50発

片道1時間50分のバス旅です




ヴィクトリアコーチステーションは
ヴィクトリア駅裏から徒歩約10分ほどの場所にあります

駅構内にその行き方案内もあるので
比較的わかりやすいと思いますが
隣合わせではないので
ご注意を!


ロンドン・コーチステーション
ロンドン・ヴィクトリア・コーチステーション入り口



鉄道よりもバス移動は時間がかかりますが、
今回カンタベリー・バスステーションから
ローカルバスに乗り換えて向かう場所なので
その乗り換えが便利でもありました

カンタベリーのように後から鉄道駅が出来た町は
鉄道駅自体が
町の中心地から離れていることもあります

カンタベリーは正しくその鉄道駅が2箇所あり、
どちらも少し
バスステーションから離れていました

鉄道に比べると
日本人の旅人は少ないのですが
時として
非常に便利な交通手段だと思っています






先ずは日本で事前予約していった
行き先のバス番号から
何番ゲートから出発するのか?を確認します


案内掲示板
ここで出発ゲートを確認します


そして、自分の行き先が終点ではないこともあるので
(今回終点はラムズゲート行きのバスNo.22)
号車番号22番を探して
2番ゲート出発であることを知ります


出発ゲートの場所は下の写真のように
番号順にゲートがあり
待つ人達への椅子が並び、
番号の下には行き先が案内されています


出発ゲート
各出発ゲートが並ぶ


2番出発ゲート  行き先の案内

早速出発ゲート2番前まで行くと
番号下には停車町名が順番に出ています

ここで再度自分の乗り込むバスを確認し
このゲート前で22番バスが入ってくるのを待ちます

やがて出発10分前に
その目当てのバスが入ってきました

乗車のバス
22番 ラムゲイト行き


バスはゆっくりと入ってきたところで
待ち人達はそれぞれ荷物をゲートをくぐり
目当てのバスへ向かいます



バスに乗車
バスに乗車するためドライバーさんの乗客名簿と照らし合わせる

バスに乗り込む前に
ドライバーさんへ自分のチケット、
又は予約確認書を見せます

そうするとドライバーさんも
本日の乗客名簿を持っているので
乗客の見せるチケットなどとと照らし合わせてから
車内へと進めていき、
自由に空いている席に乗客は座れます

もし車内に持ち込めない大きな荷を持っている時は
自分達でバスのお腹の中に収めてから
乗りこみます


座席から見た外
1番前の席に座り、乗客を眺める


この日は私の荷物は小さなバック一つ

早めに乗車できましたので
空いている時は必ず1番前の席にします

風景が良く見えるし、
何よりもドライバーさんの近く、というのが安心


ドライバーさんの席
ドライバーさんの席

発車時刻までに乗客の確認が済んだら
ドライバーさんが最後に乗り込み
バスはゆっくりと進み始めます


コーチステーションを出発
一方通行の道を進む

バスに限らず、ロンドンの街中は常に渋滞
如何にこのロンドンから抜け出すか?
それが1番の関門のように思います

しかし、この日は比較的順調にテームズ河を越えました

ランベス橋を渡る
Lanbeth橋を渡ったところ
お隣のWaterloo橋のたもと、ウェストミンスター寺院とビックベンが見える



そして、河を渡ってから
渋滞が徐々に増して始めた時、
調度地下鉄駅のElephant&Castleの前
バスは左折しようと止まっていたダブルデッカーの前に出ました


168番バス
168番バスはバスレーンにいます


たまたま私はこの地下鉄駅を写真に収めたくて
このダブルデッカーの写真を撮っていました

次の写真はその駅を撮ったもの


コーチが左折するために
お隣のバスより前に出たところ



その何秒後かに
ガッシャーーン と、
大きな音がしたと思ったら・・

私の座席後ろの窓に
いきなりこの168番バスが突っ込んできたのです!


後ろの168番がそのまま直進しています


運良くその突っ込んできた車窓には
乗客が座っていなかったのですが、
それでもその前後に居た人達の悲鳴は
1番前の席の私も驚くほどでした!!


くもの巣状態になった車窓
大きな窓が蜘蛛の巣状にひび割れています

それから、ドライバーさんは左折せずに
広めの通りに止まり、
おそらくコーチステーションの事務所への連絡や
その後来た交通巡査への説明と
私達乗客への呼びかけなどに追われていきました


ドライバーさん
応援を待つドライバーさん


しかし、ベテランのドライバーさんは終始落ち着いていて
5割ほどしか乗っていない乗客たちも思ったよりも慌てる風になく・・
車外へ出たり
携帯で写真を撮ったり(私も・・)
この状況をそれなりに受け入れていました

しかし、4人家族の中国人一家だけは
おそらく時間がなかったのかもしれず
交通巡査やドライバーさんへ
何度か話をしてして
結局10分程でこの4名のみ
このバスから離脱ししていきました

車内の様子
右側の逆「く」の字になった割れた窓と
落ち着いた感じの車内の様子



程なくドライバーさんの説明から
先ずはカンタベリーへ行く乗客達は
これから次に来るカンタベリー行きのコーチに乗り継いで欲しい、とのこと

それ以外の人達もその次に来るコーチを確認中、とのこと

きびきびと様々な場所へ連絡をして
乗客へ伝えるドライバーさんを見ていると
心配せずとも大丈夫、という気持ちになってきます

一旦バスを降りた中国人一家は
その先のダブルデッカーバス停で暫く足止めされていましたが
気がつくと彼らの姿も見えなくなりました




事故から約1時間後には
後続のバスが横付けされ、
多くの乗客がカンタベリー行きだったこともあり
私達新しい乗客を乗せて
再びバスは一路カンタベリーへ進みました


M2
カンタベリー、ドーバーへ向かう高速道路M2


そして、到着時間より約1時間ほど遅れた
正午に到着したカンタベリー・バスステーションは
ショッピングモールに隣接した場所にありました


カンタベリー・バスターミナル
あいにく雨が落ちてきたカンタベリー・バスステーション


このコーチ(正式名称:National Express)のスタンドは
D5で1番端っこ
このツーリストインフォメーション前でした

バスの案内所
バスの案内オフィス


このバスの案内所でChilhamへ行くバスの時刻表と
乗り場を教えてもらい
その番号スタンドへ向かいました
(ここではまたカンタベリーのMapもいただけます)

1時間に1本のバスがあり、
運良くすぐに来ることが解り
慌ててその乗り場へ急ぎました!

カンタベリーからチラムまでのバスは
B5番のスタンドが発着


B5 バス乗り場
「B5」スタンド

No.5の行き先



そして、Chilham行きのバス番号はNo.1

ここカンタベリーからAshford行きのバスで
Chilhamの村で降りるバス停は
「Chilham Felborough Close」

往復のバスチケットは£5.20也
乗り込んだバスのドライバーさんに往復チケットを購入します

ワンマン式の2階建てバスなので
先ずはやっぱり!2階の1番前の席へ!

バスターミナル隣接のデパート
雨足の早くなった車窓をターミナル隣接のデパート
「Fenwick」横付けするバス



そして、バスは幾つかの停留場で止まりながら、
約25分でChilhamに到着する
テロップ案内が流れましたので、
1階席に移動しました

バスの1階
ローカルバスの1階席に移る

降りるボタンを押して、
Chilham(チラム)に到着しました


チラム フェルボロウ クローズ(バス停)
Chilham Felborough Close
チラムのバス停


正面には村の入り口でらしき
小道が続いています


村の入り口
人っ子一人居ない村の入り口

とても静かな場所で
僅かに鳥の声が聞こえるくらい

ふと見るとここからやはりChilham村への入り口であることがわかりました
とても素敵な村の看板!


村の入り口
鉄製の影絵のような村の看板


人も動物もまったく見当たりません

静かなこの道をゆっくりと進み
村へ入りました



緩やかな登り坂は
雨上がりできらきらしていましたが、
振り向くと乗ってきたバスが
この停留場でUターンして来た道を引き返して行きました


バスの後姿
走り去るバスの後ろ姿


そのバスが走り去る音が遠ざかると再び静か・・・

村へ向かって歩き出してまもなく
正面に素敵な家が見えてきて
その家が調度Y字路の別れ道に建っています

どうやら大好きなINN!大きな館!

イン
クリーム色の大きな家
INNでした


朝早くミセス・ハリガンの朝食がいただけなかった私は
部屋でお茶と前日に買っておいたパンのみ
はるか昔に思えるその日の朝食でした・・

この村でたっぷりとランチを取ろう!と
意気込んでいただけに
最初に目に入ったこのインはとても魅力的でした

「The WOOLPACK INN」

とても素敵なお宿でもあり、
窓から漏れる素敵な雰囲気のレストラン

The Woolpack Inn INNの看板
表に出ていたランチメニューの看板と
Innの看板



しかし、最初に見つけた場所でいきなりランチ!も
後で後悔しそうなので
もし、これから進む村で食べる場所が見つからなければ
戻れば良い、と思い直し
Y字路の右側の道を選び
そのまま進みました

通りの名前
「通り」という名前の通り

徐々に中世の時代を思われる家並みが見えてきました


通り

確かに前方の家々の木組みと傾きが
何とも「中世」的

のんびりとした登り坂の真ん中辺り
ふと左側に郵便局を見つけました


郵便局  無人野菜売り


通りの壁に郵便局のマークと村のお知らせ掲示があり、
郵便局へ入るレンガ壁を越えると
ドアの前にあったのは「無人野菜売り」!

何とものんびりとした処でしょう

奥の白いドアが郵便局の入り口ですが、
そのドアが空いているわけではないので
誰でも自由にこの野菜を買っていきます


中世風の家並み
郵便局の向かいの中世風の家並み


そして、郵便局を僅かに過ぎると
古い墓地の入り口がありました

セント・マリーズ教会
St.Mary's Churchの入り口

鉄製の扉が“入っていいよ”と


村の教会
St.Mary's Church


18世紀に建てられたゴシック様式の教会です
残念ながら中には入れませんでしたが、
ステンドグラスが見事だそう

しかし、空腹の私には
今のステンドグラスよりもランチ

再び歩を進めます




するといきなり車の沢山駐車された場所に出ました

その名もThe Square

広場(駐車場)
The Squareは駐車場でした


広場は駐車場となっていて
車が沢山止まっています

その周りは木組みの家だったり、と
ここが村の中心のようです


見事な木組みのコテージ
屋根はスレートだが中世風の木組みのコテージが
ぐるっと取り囲んでいます



見渡してみると
広場に面してティールームの看板を見つけました


シェリーズ ティールーム
Shelly's Tea Rooms


暖かそうな風情のカントリースタイルの
ティールームは
この国は絶対に外しません

今日のランチはここに決めました!

シェリーズ・ティールーム
入り口に書かれたメニューは
「ホームメイドスープ」やお持ち帰りもあります、の案内



早速ドアを押して中に入ると・・
こんなに静かだった村で初めて人に
ここで会いました!

席は一つしか空いてなかった盛況状態

席につくとすぐに可愛らしい制服を着たお嬢さんが
メニューを持ってきてくれました

メニュー
メニューにはスープ、サンドウィッチ、
ケーキなど・・・


その中からジャケットポテトオンチーズとお茶(ポットティー)を
頼みました

座った私のテーブルは
入り口から左右に分かれた左側の部屋の奥

飾りの暖炉があり、
その中には偽りのスコーンのスタンドが!!

スコーン・スタンド
このスコーンは本物ではありません


入り口ドアの廊下には
ホールのケーキが並び
ランチ代わりのアフタヌーンティーを楽しむ家族もいました

先に来たお茶セット

お茶
アールグレイはポットで£2.35
たっぷりと入っています


ケーキが並ぶ
ホールのケーキはこんな風にスタンドに入っています
ケーキ、スコーンはいずれも各£2.95でした

スコーンはお持ち帰りも可能です

お持ち帰りのスコーン


それから、待つこと10分ほどで
待ちに待ったワンプレート

今回の旅では始めてのジャケットポテトです


ジャケットポテト&チーズ

ジャケットポテト&チーズ
たっぷりの生野菜とコールスローサラダ
これで£6.25也

このティールームでの
「本日のスープ」が£5.95でしたから
少しお高め価格だと思いました

しかし、スタッフの若いお嬢さん達も
非常に感じ良く
またこの歴史ある建物のお店の維持だとしたら
それも頷けるかもしれません

新鮮なサラダと
ほくほくポテト&チーズをすっかりと平らげた後に
周りが静かだな、と思ったら
他のお客さん達は殆どがすでに居なくなっていました

そこで私の座っていた席からの写真


私の席から見た窓際のテーブル席


また、お隣の部屋も人が居なくなっていたので
こちらも撮らせていただきました!

続き部屋の席

こちらの部屋は窓が大きく
午後の日差しがたっぷりと入っていました


窓から見た広場
その窓辺の席から広場を見る


陽も指してきて
良い御天気になってきたこともあり、
また新たなお客さんが入ってきたのを潮に
居心地の良かったティールームを後にしました

その後テーブルに置いてあったChilhamの見開きガイドを見ながら
この広場がその時、
実は駐車場ではなく「広場」であったことを知ったのです

シェリーズ ティールームの前から
ティールームを出て広場を眺める

車はやっぱり数多く止まっているのですが、
殆ど人影がありません
とても静か・・


ここで初めて手にした村の地図を見ると
ショップはこの広場周辺しかないようでした

そして、バス停を越えた通りを下って行くと
Chilham Lakes(チラム湖)があり、
そちらの方にアンティーク・ショップやファームショップがありました

しかし、すでにティールームでのんびりしてしまったので
カンタベリーへ戻るバスまで子1時間余り

バス停を越えた湖までいける時間はありませんでした




ティールームにあった村の案内から
この村の見所は
農場やChilham Castle、先ほどの教会、
Stour Valley Arts、Chilham湖や村のホールなど・・

しかし、いずれもここ村を中心に点在しているようです

ならば、2本の足しか持たない私が楽しめるのは
ここ広場と静けさ

早速広場を囲む家々の中でたった1軒あるギフトショップ、
「Tudor Lodge Gift Shop」へ向かいました


テューダーギフトショップ
広場に面したたった1軒のギフトショップ
「Tudor Lodge Gift Shop」



広場を囲む中世の家並みの中の1軒です


チューダーロッジギフトショップの入り口
Tudor Lodge Gift Shopの入り口


建物のみならず、入り口も可愛い!

そして、中に入ると品物がぎっしり!
まるでおもちゃ箱のような店内でした


店内の様子

店内は幾つかのコーナーに分かれています
ここは雑貨類のコーナー


カードのコーナー 子供服のコーナー

左はカードのコーナーで右はショップの1番奥の子供服のコーナー
カードは様々な国から集めたそうです
子供服はビンテージものの服もあるそう・・


ぬいぐるみ達  本のコーナー

左はフェルト人形や手作り人形、クッションなど
右は本のコーナーの1部
ペンギンブックスのマグの中にフェルト人形のわんこ

どれも持って帰りたかった・・

テディ・ベア  テディ・ベア
左はビンテージのミシンの上に乗っていたテディ・ベアとうさぎ達

右はウール100%のひざ掛けの中にも居たテディ・ベア
(わんこではありませんでした)


本当は店主の白髪のおばあさんを撮りたかったのですが・・
ちょっと言えず、
店内だけを撮らせていただきました

こちらのショップでどうしても欲しくなったのは
フランスのヴィンテージ布で作った小さなクッション
(27cmx27cmくらい)
£15.50也

一つとして同じ絵柄はないそうです

購入したクッション クッションのイラスト

表地はリネン100%で裏地はコットン
赤のテーピングと中のイラストが
つい「ぐりとぐら」を思い出してしまいました
しっかりと抱えて日本まで持ち帰りました

時間を忘れてしまうほど店内をぐるぐる見渡し、
おばあさんに写真の御礼と一緒に手を振り
“このお店を見にまた来よう!”と
後ろ髪を引かれる思いでショップを後にしました

そして、ショップのお隣はお宿
「Orions Cottage」

とても素敵なB&Bです

最後この広場に面したショップは・・
本当はこちらのランチもいいな~と迷ったパブ
「the White Horse」

パブ ホワイトホース
The Squareの入り口近くに建つ
Pub The White Horse



結局ランチはティールームで取ってしまったので
ここでのランチは次の楽しみにして
バス停に戻るべく
来た道The Streetへ進みました

そこでやはり気になる郵便局

チラム村の郵便局
Chilham Post Office


最後バスの時間までの10分を
この郵便局の棚を借りて
友人へのカードを書いて出しました

何と!この郵便局は村のコンビニでもあり、
このおじさんの居るカウンターの向かいでは
ビスケットなどのお茶菓子やコーンフレークなどの食べ物など・・


郵便局のおじさん
このカウンターも郵便関係のみならず
様々な物を売っていました



おじさんは日本へのカードから
その日本語をとても興味深そうに眺め
“難しいね~”と・・・

私は英語の方が難しいよ、と答え
お互いににっこり

僅かなこの村の人達との会話を楽しみ、
ここでも手を振り
今度こそカンタベリーへ戻るバス停へ向かいました

陽が差してきたバス停には
来た時と同じように人がまったくいなくて
バスがちゃんと来るかな~と不安ながら
ちゃんと時間になったら来たバスに安心して乗り込みました


カンタベリー行きのバス
カンタベリーへ戻る
帰りは1階建てのバスでした



僅か2時間半くらいの滞在でしたが
充分に今までのせかせかした旅が浄化されたような一時でした

再びバスは来たとおり
(14:59発 15:26着)

途中Charthamを通り25分ほどで
カンタベリー・バスステーションに到着

ロンドンへ戻るまで約1時間半くらいの余裕があったので
カンタベリーのHigth Streetだけ
ぶらぶらしにいきました


カンタベリーの通り
夕刻のカンタベリーのハイ・ストリート


以前はもっと狭い通りのイメージでしたが、
やはり時の流れで
両サイドのショップは新しいショップで溢れていました

16:50発カンタベリーからロンドンへ戻るコーチは
そのバスを待つ人達の心配顔をよそに
約30分ほど遅れて到着しました

バスを待つ
カンタベリー・バスステーションからの空
空が高い



金曜日のこの時間帯のロンドン行きとあって
待っていた人もすでに乗っていた車内の人達も増えて
帰りのバスは殆ど満席状態

バスに乗り込む
遅れてきたバスの乗車口に殺到する乗客たち


それでも、バスのゆれ心地は非常に気持ち良く・・

ロンドンから出発した時の初めてバスの事故が
この日1日の遥か彼方になり、
思い起こせば・・ああいうこともあるのだな~・・と
保険に一応入っていて良かったな~・・とか・・
(特に保険を使った、ということではありませんが・・)

いろいろなことがあった1日になり
Chilhamで買ったクッションを抱えながら
大きなシートの中ですっかりと沈み込んでしまいました




で、気がついたら
ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションに到着していました


ヴィクトリア・コーチステーション
到着場のヴィクトリア・コーチステーション

ロンドンからカンタベリー経由チラムは
日帰りが充分可能ですが
素敵なお宿が幾つか見受けられた
静かな村へは今度はのんびりと滞在したいな~と思いました



Kent州はフットパスも充実しています
おそらくこの村の近辺は歩く小道が沢山ありそうです

良いお宿、静かな村、多すぎないショップ

何時かまた行きたい場所の一つになりました



Chilhamの夕暮れ














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