Excursion from London


ChapterⅩⅠ

 


【 To Lewes】

ルイスのおやすみ処
(ランチ&ティータイム)






2019年7月始め、
今回は季節の違う1年で最も美しい時期と言われる
イギリスの夏





またまた行ってまいりました!

アンティーク・ショップ巡りにお薦めの町

ロンドンはヴィクトリア駅から鉄道で約1時間
LEWES(ルイス)へ


テッテケテーーッ!!


ロンドンは大きなターミナル駅でもあるヴィクトリア駅

先ずは早朝7時半には宿を出て、
駅構内のカフェで朝食





その朝食をのんびり食べ終わり、
目的地までの出発ホームナンバーが
電光掲示板に中々出ない・・・



案内電光掲示板


大きな駅構内では待つ場所により
1番線から20番線までの範囲は広ーーーーーっい!!

結局昨年もホームの端っこ
18番線くらいだったことを思い出し・・

じりじりとそちら方面へと進み、
再び頭をめぐらし、じっと案内掲示板を見つめるばかり・・

やっとこさ、番線案内が出来たのは
出発時刻の8分前

やっぱり端っこの17番線!!

競歩の如く、ガトウィック・エキスプレスのホームを越え、
その番線へ急ぐ!


ルイス行きの列車ホーム

今回は乗り換えなし、の路線
列車に乗り込んでしまえば、安心

しかし・・・そうはならないのが、英国の鉄道

やっとこさ、テーブル席に落ち着いて
音も無く、発車して程なく
車内を見回る鉄道員のにいちゃんに
“ルイスはこの車両は行かないよ、

4両目まで行かないと。この車両は途中で切り離すからね~”

“おい、おい、
また、移動かよ・・・

あわわ・・・

見れば、同じように車内で移動していく他の乗客を見つつ・・
重たい腰を再び上げて、
先の車両へと移りました

きっと車内放送はされていたのでしょうが、
ろくすっぽ聞いていないとそうなるのですね
放送はちゃんと聞きましょう!


イギリス鉄道は車内で座っても安心せず、
スタッフに行き先を確認した方が安心して目的地まで行けます!








【From London to Lewes】

ルイスのお薦め御休み処
FLINT OWL BAKERY


今回訪れたのはすっきりと晴れた7月




ヴィクトリア駅から出発した列車は
次々に聞き憶えのある駅を停車、
通過して進んでいく




ガトウィック空港駅
ガトウィック空港もこの路線で行くことができます

ロンドンから出発して1時間は本当にあっという間

懐かしいレトロなルイスの駅も駅前も
当たり前だけど変わらず長閑・・・


ルイス駅

レトロな駅舎のLEWES駅


花屋さんもすっかりと夏の花になり、
様々な種類を駅の出入りする人達の目を楽しませてくれています



ルイス駅の花屋
駅舎の出入りに近い場所の花屋さん


町の中心地へ行くには駅を背にして、線路の鉄道橋を渡り、
Station Streetへと進みます

ステーション・ストリート

線路が下を通っている橋を渡り、
町の中心地へ進む


その坂道を登っていく途中にある教会のアンティーク・ショップは
今回は残念ながらあいにくと夏休み

これから大挙?する観光客の為に
早めの夏休みを取るショップもちらほら・・・

大きなショップだけにちょっと残念でしたが
また次回に期待して、
先ずは最初には絶対に立ち寄っておきたい
登りきった通りの突き当たりにある
ツーリスト・インフォメーションへ


ツーリスト・インフォメーション
Station St.,を登りきり、
High Streetに面したわかりやすい場所のツーリスト・インフォメーション


親切なスタッフさんは昨年と同じ町の地図と
下記小さな折込パンフをくれました



ルイスの小学生パレード
ルイスの小学生によるパレード行進のパンフ
影絵風のイラストは左から「タンタンの冒険のスノーウィ」
「くまのパディントン」「メリーポピンズ」「ジブリのロボット兵?」



何やら今日7月5日(金)の12:30から
地元小学生達のパレードが
町中を行進する、とのこと

こんな風に子供達が変装をして練り歩くらしい

地元小学生達のパレード
こんな盛大なパレードになるらしい

このパンフにはそのパレードが進む町の地図と
時間帯が標されている・・・

こんな機会に遭遇することもめったあるわけではない・・・
見たい・・しかし、帰りの時間までには
この町に来た目的を果たさなければロンドンへは戻れない・・・

とは言え、この町の散策時に
そんなパレードに遭遇できたら良いね!くらいにして
目的のアンティーク・ショップへと向かいました

するとHight StreetからMarket Streetへ曲がってすぐ

ふと目にした
教会の入り口にはこんな横断幕が・・・


ルイス・フード・マーケット
Lewes Food Market


こんな案内を目にしたら
素通りできません!



教会の小さな入り口からすでに両サイドには
スイートや焼きたてパン、
揚げ物の小さなストールが続いています!

そしてその奥は中庭のような空間に
八百屋さん、魚屋さん、肉屋さん、花屋さん
コーヒーと揚げパンや手作りクッキーのお店など・・


花と野菜屋さん
季節柄葉物の野菜が多く出ていました

お花と野菜のカラーがとても綺麗

魚屋さん

これだけの種類の魚、生ものを並べるのは
とても大変!
ただ、氷の上に並べただけ
ケースもなく、そのまま

   
切り身が多い

でも、ちょっと行けば海に近いこの町ならではの新鮮さ!!

ベリー屋さん
季節もののスグリ、ブラック・ベリーなど
日本では馴染みのない
夏のフルーツ


アメリカン・チェリーやストロベリーは
この国にとってはこの季節だけのサマーベリー

売り子のおじいさんの耳には
チェリーのイヤリング


ベリー屋さんのおじいさん
ベリーのみ売っていた
このベリー屋さんは最も人の多いお店でもありました


週1回金曜日のみ開催されるこのマーケットは
町中にあるスーパーマーケットよりも
この日を楽しみにしている地元の方々で賑わっていました

マーケットの入り口
名残惜しいマーケットを後に・・・


そして、前回同様に教会真向かいの大きなアンティーク・ショップを散策

アンティークショップのレジスター
アンティークショップのレジスターはこれも立派なアンティーク!
いまだに活躍!
これもショップの目玉です



何時間あっても見足りないショップを後に
再び明るいHight Streetへ戻り、
この通りの坂を下るようにして
河方向へ程なく進むと
以前お客様からリクエストをいただいた
この地方のみ支店が数軒ある、
人気のベーカリーショップを見つけました!


FLINT OWL BAKERY


フリント・オウル・ベーカリー
Higth Streetに面して立つ「FLINT OWL BAKERY」




ブルーグレーのちょっと通りから見た限りでは
お隣が工事中ということもあり、
見逃してしまいそうなくらい小さなショップでした

しかし、一歩ショップの中に足を踏み入れると
小さな空間が思った以上に中は明るく、
そして、その明るさはカウンターの中にいる
感じの良い、はきはきとしたお嬢さん達にもあることが解りました


店内のカウンター
手前側通りに面した側はコーヒーを入れるスタッフの女性と
カウンターの中にはお客さんの注文を受け、
レジ精算するスタッフさん達がいます


先ずはカウンターにはその日のサンドウィッチの数々が並び、
スタッフの背中壁には手描きのメニュー

カウンターのパン

カウンターの上に並ぶ美味しそうなパンやサラダ


ベーカリーなので、もちろん!こちらの売りのパンも並びます

並ぶハードパン
様々な種類のハードパンが並びます

食事のパンなので、見ているうちに
次々とお客様が来店し、
こんな大きなハードパンを手に取っていきます

もし・・住んでいる身、又は滞在が数日ならば
絶対に買って帰りたい・・・

そして、目にも可愛らしいカップケーキはこんな風に
お客様達を待っています


カップケーキ
ケーキ・コーナー


お昼近くとあって、
大きな食事パンやカウンターのランチセットなどが人気
サラダ&ドリンク、カウンターの上に乗っているパンと組合わせがお得

豆の沢山入った大盛りサラダと
アイス・ティー&ロースト・チキン&ローズマリーバンズを注文

店内を見渡すとイートイン・スペースに
テーブル席が4席くらい

まだお昼時間には少し早めとは言え、
店内のテーブル席は空席は一つのテーブル席のみ・・・

しかし、その奥の窓から目を凝らすと
ガーデン・スペースにも人が見えていました!

こんなお天気の良い日に
外でいただく幸運は万国共通



早速、空いているテーブル席を探す為
ガーデン・スペースへ


ガーデン・スペースへ
店内からガーデン・スペースへ進む


小さな中庭には店内から想像出来ないくらいのお客様達が
この中庭に集結

ベーカリーの中庭
人気のガーデン・スペースはイギリス人にとっては
この季節ならでは!



4人掛けのテーブルが全部で10テーブルほど
あいにく満席ーーーっっ

と、思ったら、ちょうど席を立つテーブルが一つ
パラソル付き

早速そのテーブルへ落ち着きました

そして、テーブルに置いたランチがこれ!
中央の黒っぽいのは豆のサラダ
3人分ですが、生野菜たっぷり!


3人分のランチ
グラスはお水用
テーブルにお水のデキャンターがあります



飲み物は後からスタッフさんが運んでくれました

チキンバーガーとアイス・ティー
飲み物もきた!

私のドリンクはアールグレーのアイス・ティー

たっぷりとしたグラスにミントの葉が添えられて
めちゃくちゃ美味しかった

日本では当たり前の氷がしっかりと入り、
多すぎず、少なすぎず・・・
これはまだイギリスでは「アイス」の飲み物については
実はやや不安・・

それがこのベーカリーではその「アイス」のドリンクが
とってもグー!!




これだけでも二重丸なお休み処です

豆のサラダは生のきゅうり、
なんと!生ズッキーニ、


  きゅうり  ズッキーニ 

ルッコラやエンダイブの多いベビーリーフ、
これも日本ではまだ珍しい夏の野菜、
ビーツ

ビーツ
日本では珍しいビーツ

赤カブのような姿ですが、
ほうれん草科に属する腸に良くきく野菜
主にロシアのボルシチには欠かせない野菜だそうで


それらの野菜に豆がどっさり!

あっさりとしたイタリアン・ドレッシングで和えられて
夏の暑さにはついフォークが進んでしまうサラダでした

勿論、主役のロースト・チキンバンズは
ローズマリーの帰り爽やかに
チキンは柔らかく、とってもジューシー

チキンと一緒に挟まれた
ベビーリーフも多く、これ一品でも充分!


庭の片隅


こんなグリーンを眺めながら、
のんびりと木陰で、明るい店内で
ランチ&ティータイムはいかがでしょうか?

そして、是非この町で滞在することができれば、
大きなブールや田舎パン、バケットもいただいてみたいと・・
またまた次回の旅への期待にわくわくしてくるベーカリー
です









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