![旅人のお食事事情](logomeal2.gif)
〜 ロンドンの食事事情 〜
【6】
![](subuta.gif)
今回は比較的多くいただくご質問をヒントに
このページを作ってみました![](image/hartki.gif)
おかげさまでミセス・ハリガン宅でのご滞在も
多くの皆様にご利用いただき
“彼女の家の近くで美味しいお夕食場所を教えてください”
このようなお問い合わせもよくいただきます
![ミセス・ハリガン宅の朝食前のテーブル](2013 4451.jpg)
ミセス・ハリガン宅の朝食前
私自身は結構離れた場所(出かけ先で)
もしくは近くお隣のパブでいただくことも多いので
前回ミセス・ハリガンのご友人のジューンにうかがってみました
![ジューン](2013lonandedi 4341.jpg)
ミセス・ハリガンご不在時の協力な助っ人ジューン
ジューンはミセス・ハリガンがご不在される
クリスマス&年末年始に代わりにB&Bを切り盛りしてくれる
頼もしいご友人です![](minipi.gif)
空港に程近い場所に住むジューンは
時折このロンドン中央地区での美味しいレストラン発掘が大好き!
お隣のパブでの夕食を薦めてくれたのも彼女でした
![パブ ウィリアム6世](2013 4501.jpg)
ミセス・ハリガン宅のお隣のパブ『ウィリアム6世』
ここはタイ料理です
その彼女が推薦してくれたのが
今回ご紹介するチャイニーズ・レストランです![](bikkuriki.gif)
![A.WONG](2013lonandedi 2231.jpg)
ジューンお薦めのチャイニーズ・レストラン
「A.WONG」
海外での食事はなるたけ住む人達の日常のお料理を食べたい!と
日本食レストランやファーストフードは避けてきました
しかし、よくよく考えたら
日本食もファーストフードも私達の国同様
英国内でもすでに根付いていて
何処の街でも多く見かけることもその証明になっているのでしょう
![](tempura3.gif)
てんぷら好きな英国人は結構多い
ただ、どうしても
“せっかく、海外まで来て・・どこでも食べられるもの・・・?”と思ってしまうと
旅の滞在中に何度食事ができるか・・?・・なんて毎回数えながら
“ランチにはここへ行こう!”“これは絶対に行ってみたい!”と
常々鼻の穴をふくらませながら
地図を片手に調べたお店へ行ってしまいます
![](10nakowalking3.gif)
なるたけ“イギリスの人”がいただく食事に・・
しかし、実際ロンドンへ着いてしまうと
調べたお店よりは
その場で行ったしまう、というパターンが半分くらい
![](sandwich.gif)
普通に美味しいサンドイッチにも感動!
しかし・・時としてその“冒険”が「しまった〜
」と思う時もあるけれど
それでも自分で決めて、入ったお店を責めることはできない・・・![](namida2.gif)
そんなことから
今回はロンドンのお宿ミセス・ハリガン宅に滞在していた時に
お世話をしてくださったジューンのご推薦![](bikkuriki.gif)
オープンしたばかりで彼女自身もまだ、という
できたてほやほやのチャイニーズ・レストランへ行ってきました!
![](10nakowalking3.gif)
![](receline.gif)
【エー. ワォング】
A.WONG
![A.WONG](2013 8651.jpg)
24番バス停「Warwick Way」にあります
ミセス・ハリガン宅のバス停から
数えて5つ目の停留場がこのWarwick Wayになるのですが、
大きなスーパーマーケットSainsbury前の停留場の真向かい
またはVictoria駅前停留場の人一つ手前になります
Sainsburyの真向かいがA.WONGなので
場所もわかりやすいと思います
逆にミセス・ハリガン宅へ帰る場合はVictoria駅からも徒歩可能ですし、
Victoria駅停留場の次ぎ、と覚えておくとお解りやすいでしょう![](bikkuriki.gif)
下記「A.WONG」ご案内です
|
住所 |
: |
70-71 Wilton Road Victoria, LONDON SW1V 1DE
|
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Tel |
: |
020-7828-8931
|
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営業時間
|
: |
火〜土 昼食 : 12:00〜14:30
月〜土 夕食 : 17:30〜22:30
休日は日曜日
※予約は必ずしも必要ないと思いますが、時間帯によっては混み合うので
ご注意ください
※ほぼどのメニューもお持ち帰り可能です
しかし、混み合う時間帯だと待ち時間が長くなります
向かい側がマーケットなので買い物前に予約していく
お客様もいます
|
|
行き方 |
: |
ヴィクトリア駅(Victoria駅)から徒歩約7分
又は24番バスの「WARWICK WAY」下車 バス停ほぼ目の前
*WARWICK WAYはヴィクトリア駅バス停のお隣です
バスマップにてご確認くださいませ
|
Wilton Rd.,に連なるレストラン郡は
様々なお国のお店が並んでいます
メキシカン、インド料理店、ブリティッシュ、おフランス風・・などなど・・
チャイニーズ、というとやはり頭に浮かぶのが
ピカデリー・サーカスとレスター・スクエアの間のSOHO
![SOHO](soho.jpg)
ここはSOHO
“チャナタウン”でも通ります
ここにはチャイナタウンとも言える場所で
軒並みチャイニーズ・レストランが連なっています
そして、その店並みは比較的日本の中華街にも似た街並み
但し、レストランの間にマッサージ屋あり、食材マーケットあり、と混沌としています
しかし、近年はモダンなチャイニーズレストランも増え
徐々にその様相が変わってきている感もあります
![ヤウチャ](yauatcha11.jpg)
その代表格でもある「Yauatcha」
しかし、場所もそのSOHOから少し離れた
Victoria駅裏手側になる場所
レストランやカフェは立ち並ぶ通りWilton Roadに
今回ご紹介するお店があります
![MAP](awongmap11.jpg)
★ヴィクトリア駅 ★Saindbury
このA.WONGはドアを開けて入ると
そこはSOHOスタイルでもまだ数少ない新しいチャイニーズ風
イタリアン、フレンチ、ブリティッシュのような洋風か?というとまた違って・・・
かと言ってアジア風?と言うわけでもなく・・・
そこは正しく“A.WONG”風、とでも言うのでしょうか・・・
先ずはL字型のカウンター
カウンターの中では飲み物バーにもなっています
![L字型カウンターにバー](2013lonandedi 2131.jpg)
上の写真は入って左手側のテーブル席からの撮影です
このカウンターに立っている人はテイクアウェイの注文で待っているお客さん
カウンターの中は飲み物の聖地
右手側はオープンキッチンとテーブル席
チャイニーズで私はオープンキッチンは初めてでした
![奥はオープンキッチン](2013lonandedi 2121.jpg)
オープンキッチンで働くのは素早い動きで注文の品を次々にさばく
正しく“中華料理の虎の穴風”
見ていて気持ちの良い動作で美味しい音も聞かせてくれます![](bikkuriki.gif)
このキッチンのカウンター下には様々なプレート類やナプキンなどがぎっしり
ここから出てきたお料理と一緒にサーブするスタッフが
最後に整えて各テーブルへと進みます
![セットされたテーブル席](2013lonandedi 2111.jpg)
上記はすでにセットされたテーブルの上
白木のテーブルがとても清潔感をもたらしてくれています
そして、左手側は四角いテーブル席程よい距離感で並んでいます
こちらはほんの少し照明を落とした感じで予約席にあたるテーブル席
今回の夏に訪れた時はこの左手側の席はほぼ満席の予約席になっていました
さて、ご紹介できるのは夜のメニューのみですが、
(まだランチは行っていないので・・・)
グラスワイン込みでコースで£15.00〜£16.00くらいだったと思います
こちらのコースは内容はそのワイン付きで
スターター、メインを幾つかのメニューから選ぶことができます
ワイン付きなので、とてもお得![](hartki.gif)
![](glass3.gif)
周りは結構このコースを選ぶテーブルも有、
人気のようです
しかし、私自身はどうしても中華でワインはちょっと苦手なので
アラカルトで御願いしました
飲み物は、と見るとビールは何故かキリンの1番絞りとアサヒ黒生
![](image/beer121.gif)
![黒生](2013 8611.jpg)
最初に訪れた時は左、テーブル席にて1番絞り![](bikkuriki.gif)
今回夏の時はカウンター席にてアサヒ黒生![](bikkuripink.gif)
そして、注文したのはスターターに海老せんべいに春巻き
![春巻き](2013lonandedi 2191.jpg)
最初に来た左が海老せんべい
中央には辛いタレと唐辛子ペースト(?)のようなもので
たったその1枚が大きい!
そのまま折りながらいただくのですが、ほんのりと海老の香り!
もちろん、味付けにタレと付けてもまた味が変わって面白かった!!
右は大きな春巻き1本勝負
分厚い木のプレートで出されるこの春巻きは
中身はお野菜中心のしゃきしゃきの歯ごたえと
つけ合わせの甘酢が絶妙にマッチ!!
食べ応えありましたね〜![](bikkuriki.gif)
実はこの春巻きがとても美味しかったので
今回夏でも頼んでみました!
何と!夏ヴァージョン!?
![2013年 夏 春巻き](2013 8621.jpg)
おそらくそうめんのような麺を巻きつけて揚げたもの
触感がサクサク、パリパリ
そうとうプレート外にも撒き散らしましたが・・・
・・やっぱり、美味しかった!
そして、この時にメインでご飯もので選んだのは
“揚州炒飯”
これはコースメインの一つの中にあったので
単品物で選んでみました
![揚州炒飯](2013lonandedi 2161.jpg)
ご飯はタイ米よりももう少し“お米”に近い
ような五目炒飯なのだ
これがまたあっさり、ほんのりと様々な味がミックスされ
とても口当たりが良くて
ついついレンゲが進んでしまう、懐かしい味
・・美味しかった・・・
元々パラパラ飯が大好きで、
“日本人かっっ!?”と言われるほど固めのご飯好き
かと言ってまったくのタイ米も最初は良いのだが
だんだんおはしの動きがゆっくりとなってしまうことも多々
そんな中で私にとっての程よいパラパラ
薄味と言っても良いくらいなのかもしれないが
具材に青菜、焼き豚、パプリカ、竹の子、卵、と他?
様々な触感とそれぞれの具材の味が重なると
抵抗のない味となり、レンゲの動きが止まりません
実は今回もあの味に会いたくて
やっぱりこの炒飯を!
![揚州炒飯](2013 8631.jpg)
やはり、夏ヴァージョンか!?
パプリカに変わって、ピーマンでした!
暑い(今年のロンドンは本当に暑かった
)夏には
ちょっぴり苦味のピーマンはまた嬉しい味です![](hartki.gif)
はふはふとレンゲを動かしながら
ふと見上げたカウンター上のお酒の棚にひっそりと置かれた
レストランWinnersの盾
![ベストオブレストランに送られる盾](2013 8641.jpg)
2011年に取得のBest of Restaurantの盾
ひっそりとお酒の陰に佇む
なるほど、この味はやっぱりここロンドンでも認められているのか・・と
思わず独りでに頷く
![表のメニュー看板](2013lonandedi 2241.jpg)
表の通りからも見ることができる
看板メニュー
今回は残念ながら、ミセス・ハリガンにお会いできても
彼女の家での滞在は叶わなかった・・・
次回は是非彼女の家で滞在し、
このA.WONGで新たなメニューへ挑戦するのだ!と
カウンターの下でしっかりと拳を握ったのでした!!
![](01nekopachikuri.gif)
まだまだ陽の高いイギリスの夏の夜は
外のテラス席も盛況でした![](bikkuriki.gif)
![A.WONGのテラス席](2013 8661.jpg)
入り口ドアを中央に左右に4テーブルくらいのテラス席がありました
こちらは予約席ではないそうですが、
勿論、予約の際に指定してもOKです![](bikkuriki.gif)
![](02neko.gif)
あと、もう一つお薦めの大事なことは
このレストランの全てのスタッフに好感が持てます
![](image/ha112.gif)
ホールのスタッフ達は全員がキビキビと動き、
お客様1人1人への気配りとにこやかなサービスに徹しています
(ホールは白人各国スタッフ、日本人スタッフなど多国籍軍です)
![](work-36-1.gif)
そして、オープンンキッチンにした
厨房スタッフの動きの早さと手際の良さ、
たまに目が合うと必ずにっこりとする様子はこの店でのプロ意識を感じます
“うちの店は美味しいよ!”
そんな声が聞こえてきそうです![](onpu02.gif)
1人で行く私でもゆったりとした気持ちで御食事のできる
“1人旅食事場所リスト”からは外せない1店となりました![](hartki.gif)
![](03neko.gif)
大型店でもないところに安心して向かえるのかもしれません
又はミセス・ハリガン宅への帰り道、のみならず
お近くにいらっしゃった際には
是非お試しくださいませ!
![夜の様子](2013lonandedi 2251.jpg)
テイクアウェイでもいかがでしょうか?
冬の夜の様子
![](receline.gif)
![](01nekopachikuri.gif)
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