
〜 ブライトンのレストラン 〜
ブライトンのデリ&イタリア食堂

2015年1月の旅の中で十数年振りで訪れた
海辺の街Brightonブライトン
今回2015年9月18日から開幕のラグビーワールドカップで
その開幕日の翌日19日の初戦
我が国日本チームが
イギリスの中でも人気の保養地としても名を馳せる
ここブライトンのスタジアムで
世界ランキング第2位の南アフリカと対戦します
VS ![]()
臆することなく
良い試合をしてほしい、と心から願っています![]()
![]()
さて、ブライトンと言えば、
どうしても海辺のリゾート地として
明るい海岸線とロイヤルパビリオンのイメージ
しかし、訪れたのは
1月の真冬
ラグビーシーズン真っ盛りでも
海辺のリゾートシーズンとは真逆の季節
イギリスでも有数のピアの中でも
最も大きく、歴史あるものが目印となっているも
叩きつける大波と横殴りの雨・・
傘は横に差した方がまし・・
という天候
![]()
そして、一人旅ともなれば
日本人としてのアイデンティティーとでも言いましょうか・・
自ずと口ずさむのは
「越冬つばめ」か・・「津軽海峡・冬景色」か・・![]()

ブライトンピアからの風景
それでも、ほっとできる
暖かい食事と場所は
何時、どこでも、どんな時も・・人は心まで豊になれます![]()
たった1泊のみの滞在でしたが、
外とは別世界になれた、
そして、おなかも気持ちも暖かくなれた
ブライトンのデリ&イタリア食堂をご紹介いたします![]()
![]()
今回この地を訪れるお問い合わせの方からのご要望で
先にこの街のお薦めお食事場所を
ご紹介させていただくこととなりました
是非訪れていただければ嬉しいです![]()

〜 Very Italian Pizza 〜
:: VIP Italy Ltd., ::

この町に到着したのは午後早い時間でしたが、
先にスタジアムを見て、町に戻ったため
その横殴りの雨に
殆ど頭からつま先まで湿った状態で宿に入りました
しかし、たったの1泊しか滞在しない町での
たった1回の大事な夕食を外すわけにはいきません!
そうなるとやはり確実な情報は宿の親父に尋ねるのが1番です![]()

早速湿ったまま、どうせまた濡れる、とばかりに
町を出る前にこの日のB&Bのホスト、
Alanにお薦めのレストランを尋ねました![]()
彼曰く・・
(ここブライトンで有名なのはピアばかりではなく
ご承知の方も多いと思いますが、
ゲイの町としても有名です)
“もうーここのピザとパスタったら!
とっても美味しいの!!
絶対にお薦めよーーっ、
ピザは薄くてさっくっさく、
パスタはもうほっぺたが落ちるほど美味しいの♪”
・・この日の宿はAlan&Ollieの宿・・
英語でおネイ言葉も何となく解る・・![]()
ガタイのいい180cmくらいの身長を持ち、
二の腕なんて丸太のようなマッチョなのに
綺麗なブロンドの髪を持つAlanは
とても言葉も丁寧で、お世話好きで頼りになる
“おねえさん”のような感じ![]()
そのAlanが教えてくれた数軒のレストランの内
上の言葉で1番のお薦めを選ばないわけがない!
Alanにもらった町の地図にお薦めレストランに印をつけてもらい、
再び雨の中を町の散策と食事を求めて
宿を後にしました
![]()
※上記の地図だと解りにくいのですが・・
ほぼ中央にある「VIT Pizza」
広範囲にしていただけると
町の中心地にあることや比較的解りやすい位置にあることがご理解いただけると思います
| 住所 | : | 19 Old Steine Brighton BN1 1EL Tel: 01273-677377 *上記住所をサイトMAPにてご確認くださいませ |
|
| 行き方 | : | @ブライトン駅からローカルバスNo.1、7、18、37、47 駅のバスステーションからは約7分 St.James's Streetにて下車 徒歩1分 Aブライトンの見どころの一つ、ロイヤル・パビリオンを背にして 海に向かうとシュタイネ・ガーデンズ(Steine Gardens)という広場が あります この広場をぐるっと囲むような通りが「Old Steine]です 解りやすい位置にお店はあります |

目印となる「Stenie Graden」
この大通りがOld Stenieです
そして、この通りに面した一角にVIPはあります

小さなイタリアン・デリ&食堂です
まだ明るい4時前に撮影したものですが、
お客さんが結構入っていました

木の階段を上がって・・

丁度大通りのOld Stenieと小道のStenie Streetの角から
お店を見たところ
さすがに夕食には早かったので
少し町を散策して、再び訪れました
5時を少し回ったくらいで、夕食には早かったのですが・・
この日は1日中湿っぽかったことと
Alanの居心地の良いB&Bの部屋でぬくぬくしたかった・・
お客さんが切れたところだったのでしょうか?
正面木の階段を上がってドアを開けると
私が夕食の始まる最初のお客だったようです
陽気で明るいイタリアの下町、という感じの店内で
好きなところに座っていいよ、と言われたので
ついメニューの黒板が1番良く見える場所に落ち着きました![]()

手書きのその日のお薦めメニュー
どれも美味しそう!
イタリアなまりの英語(ちょっと巻き舌?)で
若いスタッフのあんちゃんは丁寧に説明してくれました
海に近いのでシーフードがお薦めだと思いましたが・
ついつい「きのこ類」が大好きなので![]()
思わず!頼んだのは
“Pasta with Garlic Porcini Wild Mushroom Red wine and Pasley”
ポルチーニ茸とマッシュルームの赤ワインパスタ
そして、冷えたハウス白ワイン
注文が来るまで、チャンス!とばかりに
写真撮って良い?と尋ねると、「もちろん!」と元気の良いお答え
早速とばかりに撮らせていただきました

出入口からまっすぐに伸びる店内で
食堂となるテーブル席がこんな形に配置されています
そして、出入口正面はお持ち帰りも出来るデリのカウンターががあります

綺麗なサラダやサンドウィッチの具材が並んでいます

並びのケースにはサンドウィッチのパンやバンズ
そして、このケースの奥深くはピザ焼き窯が見えました
色の濃いチェリートマトや天井から下げられたイタリアンサラミやハムなど
整然と並んだ様子に清潔感もあります![]()

その奥を覗いたら、Alanが薦めてくれた“さっくっさっく”のピザにも未練が・・![]()
このお店ではピザのお持ち帰りもできるようです
注文が入ったのか・・奥の窯では忙しそうな動きが見えました!

片面の壁にはイタリアのパスタ!パスタ!
そして、メニューの対面の壁は
イタリアからの食材!パスタ!![]()
生麺もあれば乾麺もあり、
様々な形状のパスタやオリーブの瓶詰やオリーブオイル
見ているだけでも楽しい棚です![]()
きょろきょろ見回す私が一段落着いたところを見計らって
ワインを持ってきてくれました

冷えたワインは辛口で暖かい店内では飲みやすく美味しい![]()
つい一気飲み?してしまいます

席から見る店内の奥
そして、ワインをちびちびやっていると、パスタ!来ました

“Pasta with Garlic Porcini Wild Mushroom Red wine and Pasley”
ポルチーニ茸とマッシュルームの赤ワインパスタ
パスタの形状が短い・・?
そして、溝が入っている・・
帰国して調べたら、どうやら子牛の赤ワイン煮込みに良く使う
「キタッラ」のようだ・・
パルミジャーノチーズと黒胡椒を少しだけ(・・?これで・・
・)と
気前良く振ってくれました
結構このプレート、大きいです![]()
完食できるかな・・・![]()
しかし!これがものすごーーーーーく美味しかった!
完全にトマトの味ではなく、
本当の赤ワイン
ポルチーニ茸の香りとマッシュルームの肉厚のこと![]()
それに粒の荒い黒胡椒がぴりり、と効いて・・
・・・あっと、言う間に無くなりました
完食でございました
![]()
そして、当然のようにデザートも試してみたくなります
別腹でございます
コーヒーを実は一滴も入る余地がなかったので・・
スタッフのおっちゃん(若いアンちゃんではなく、
落ち着いたイタリアのちょっとカッコいいおっちゃん)に
お薦めはどれでしょう?と尋ねると
ここは王道「ティラミス」を
このお店のオリジナルレシピだそうです

この一皿も大きい!
ティラミスにかかったチョコパウダーの大盛り!
これが、また沁みたコーヒーとマスカルポーネが絶妙でございました![]()
とてもクリーミーでいくらでも入ってしまいます♪
周りを見渡すといつの間にか
テーブル席の半分以上のお客さん達で賑わっておりました
ワイン£3.20、パスタ£8.50、デザート£4.20
締めて£16.20也
大満足でございました![]()
そして、私はとうに暗くなったまだ雨の降る道を
満ち足りた気分で足取りも軽く
Alanの家(B&B)まで帰りました
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ブライトン!と言えば、「夏のヴァカンス」とすぐに出てくるほど
イギリスの方のみならず
この町はとても洗練された人気の町です![]()
ロンドンから列車で約1時間、という近さも魅力の一つ、
またこの地を中心にEast Sussex州の見どころを小旅行することもできます
宿も多く、その宿のレベルも高いと思います
今年2015年の夏は9月に入っても
ラグビー観戦でいつもの年よりもその賑わいが長く続くでしょう
お食事処も沢山ありますが・・
地元の人のお薦めのお店を一つでも多くご紹介できればうれしいです![]()
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どうぞ、このページに関するお問い合わせやご意見をお待ち申し上げております

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