やさしい個人旅行講座


〜 2013年 エディンバラ&夜行寝台 〜



夜の列車


今年2013年の冬の旅で
数年振りに夜行寝台列車に乗ろう!と思い立ち
いつものように事前早割りの鉄道チケットを手配しました

最近は鉄道パスよりも経路、時間、乗車回数が決まっていたら
断然事前早割りチケットの方が
安心して(・・これは個人差あり?)鉄道旅が出来るので
席予約も含め手配しています


英国鉄道サイト


但し、路線により鉄道会社も違うし、
(これは英国鉄道が民間になったため
様々な会社が参入し、その路線毎に異なるサービスを展開しています)
購入方法やチケットの受け取り方も違うので
購入の際は入念な注意が必要です

しかし、ここからの購入は正規運賃よりも90%引き!
となる場合もあるので
購入毎にわくわく!どきどき!!のスリルを味わいながら・・・という
楽しみもあります
(・・これも個人差あるかと思います・・・)
※割引率が高いものはオフピークや乗り継ぎが多かったり、
払い戻しは出来ない、などのリスクもあります
必ずご注意を確認しながらご購入くださいませ



夜のエディンバラ
夜のエディンバラ・ウェバリー駅構内付近


そんなことから今回は以前と違った夜行寝台列車をご案内いたします









:: CALEDONIAN SLEEPER ::
カレドニアン スリーパー








今回私の旅程は
ロンドン→ヨーク(こちらで半日観光の為下車)→エディンバラ→ロンドン
チケットの購入の仕方としては


@
 ロンドン→ヨーク
A
 ヨーク→エディンバラ *1泊滞在*
B  エディンバラ→ロンドン 

@、A、Bとそれぞれに行程を購入しました


Bのエディンバラからロンドンへ戻ってくるには時間の都合上
夜行列車がベストチョイスだったのです

何故ならば、今回エディンバラへ向かう最大の目的は
Bの夜行列車へ乗り込む前に行われる
ラグビーのハイネケン・カップの観戦後の時間が
正しく!この夜行列車の発車時間と合っていたのです



クラブチーム エディンバラ
ハイネケン・カップの地元エディンバラ対マンスター戦でした


ラグビーの試合は大体夕方から始まり、
夜21時くらいまでには終わるので、その試合が終わった後に
夜行列車に乗り込み、ロンドンへ戻る

そして、試合前にはエディンバラの街散策もできる!

時間配分としてはこの上ないベストスケジュールでした



また、丁度ロンドン〜エディンバラへ直通で向かうよりは
その沿線上の街を見たかったこともあり、
その街としては以前訪れたけれどその街の見所No.1カセドラルが補修工事だったため
中に入ることができなかった、
いわば“リベンジ観光”としてヨークを選んだのです



ヨーク・ミンスター
まだ改修工事が済んでいないヨーク大聖堂


ですから、できれば鉄道のスケジュールも全て決めて
その通りに行けば、非常に効率良く動けるため
事前に日本での鉄道チケット購入をいたしました



しかし、上記の英国鉄道サイトより購入したために
何故か・・寝台券を購入することができず・・・
以前も寝台券についてはロンドンの鉄道窓口で別途購入した経緯から
今回もエディンバラ・ウェバリー駅で購入すれば何とかなるだろう、と
他の手立ては考えなかったのです





そんなことからエディンバラ・ウェバリー駅に到着後
窓口で日本で早割り購入したチケットを見せて
この列車の寝台券を購入したい・・・と・・・

すると対応してくれたスタッフは
すでにこのチケットには席(SEAT)が予約されているのに、
寝台券が必要なの・・・?と言われ・・・
その言葉に私自身が意味が解らず頭を捻ってしまったのです




と、言うのも英国鉄道サイトのみだけの購入だったため
また、以前寝台券は窓口購入だったので
その方法しかない、と思い込んでしまったのです・・・


結果、どうやら寝台の他に
席(シート)のみの購入の仕方がある、ということ・・と教えてもらいました
(ようは座席だけで夜を徹する、と言う選択視もあり!)

しかし、夜、椅子だけでの移動なぞ元から頭にない私は
寝台券と改めて窓口で購入することとなりました

女性一人旅、ということもあり、
また季節的に1人で1室を取ることができたので
先ずは一安心!





但し、購入額はまたまた値上がりしておりました・・


寝台券
新たに購入した寝台券


2等寝台券エディンバラからロンドン行き£58.30也

久しぶりに大好きな寝台車での1晩に
わくわく感一杯になったのはいうまでもありません





久しぶりの寝台にうきうきしながら
翌日その日の晩に行われるラグビー観戦のため
宿をチェックアウトして、そのウェバリー駅へ荷物を預け
マレーフィールド・スタジアムへの行き方を確認しに
駅の上にあるツーリスト・インフォメーションへ向かいました



ツーリスト・インフォメーション
ウェバリー駅の上に位置するツーリスト・インフォメーション




 計画は崩れる 



このツーリスト・インフォメーションへ行くまでは
とても順調でした

1晩きりでしたが、滞在した初めての宿も良かったし、
寝台券も無事取れました

荷物も預けられました

しかし!すでに購入し、予約確認書まで受け取ったその夜の試合が
まさか!観ることができなくなるなんて!!

予想しないことが起こることにも、限度があるよな・・・
と、今回旅の悲しい出来事の一つがこのエディンバラでした




ツーリスト・インフォメーションの案内おねいさんはとても親切でした

と、言うのもこのような経験は初めてでしたが・・・
その晩にマレーフィールド・スタジアムで行われるはずの試合が
何と!日にちが変更になっていたのです!


オーマイガッッーー!!


すでにネットでチケット購入もしており、
その予約確認書を握り締め・・おねいさんへ見せると
俄然!顔が変わった彼女は電話を掛け始め、
何と私の代わりにスコットランドラグビー協会へクレームをつけてくれました






しかも変更になった日付はすでにロンドンから日本へ戻る帰国日・・・
どうしたって・・観戦はできません・・・





いろいろとチケットの払い戻しの手続きをしてもらい、
改めてツーリスト・インフォメーションで御礼を述べ、

(本当にこちらのスタッフさんは皆とてもご親切です!)
結局せっかくここまで来たのですから
今回もご縁がなかったマレーフィールドへ行ってみることにしました





今回改めて日本で購入確認をしても
念のためのチェックは必要だな〜とつくづく思いました

特にラグビー試合は天候などにより
試合スケジュールの変更はしょっちゅうあります

必ず当日などのチェックも必要だと思います!
(御自身でPCやスマホでもチェックできる方はそちらの方法でも可能です)




さて、その試合が行われるはずだった
マレーフィールド・スタジアムはこのエディンバラ中心地から
バスで15分ほどの場所なのでそのバスの番号を確認し、
エディンバラ郊外のスタジアムへ向かいました


マレー・フィールド・スタジアム
バス停を降りて徒歩10分ほど
遠くからでもスタジアムの片鱗が見えます



結局こちらの事務所で今晩の試合変更になったので
スタジアムだけもで見に来た、と告げると
好きなだけ歩いても良いよ!とのことだったので
しーんとしたスタジアムを1人で歩いてみました





スタジアム外観  スタジアムの通路
スタジアムの外観                          がらんとしたスタジアムの中の通路


グラウンド  
グランドを見下ろして見る                     ホームグランドとしているクラブチーム・エディンバラ


グラウンド  ラグビーショップ
下のシートエリアから見たグラウンド                         ラグビーショップ


スタジアムは静まり返り、自分の足音が響く・・
そんな通路からグラウンドへと進み、見下ろしてみました

改装は何度も行われていますが、
ぐるっとグラウンドを取り囲むスタンドはまるで鳥の巣のような・・・

TVで見ているスタジアムは常に満席、興奮に包まれています

しーーんとしたスタジアムは
まるで次ぎの試合に備えて休む
何か大型野生動物のようで
そのスタジアムの寝息が聞こえてきそうな雰囲気でした


しかし、そんな中でも次ぎの試合に備えてでしょうか・・?
グラウンドスタッフの方々が芝生の状態を見たり、
チェックをしていたり・・と普段は目にできない光景は
やっぱり来て良かったな、と思われるものでもありました

グラウンド整備
芝生の手入れ?


そんな静かなグランド、スタジアムの中で唯一輝いていたのが
オープンしていたラグビーショップ


スコティッシュ・ラグビーショップ
ラグビーショップはクラブチームグッズは元より
スコティッシュ・ラグビーチームグッズも充実しています



せっかくなのでお決まりのようにちょっとしたグッズを購入して
静かなスタジアムを後にしました

最後は事務所へ御礼を言いに立ち寄り、
次回は是非ここで試合を観たい!と思いました



2013年六ヶ国対抗戦の案内
事務所に大きく張られた2013年の六ヶ国対抗戦の案内
こちらで当日券、前売り券購入できます



降りたバス停からは大体徒歩10分ほどですが、
バス停を降りてスタジアムへ向かうにはそこを目指せばよいのですが、
帰りは来た道をそのまま戻れるように・・注意が必要です

但し、試合当日は人の流れもあるでしょうから
初めての場所でのスタジアム行きは充分ご注意くださいませ



さて、下記のバスストップがマレーフィールド・スタジアム近くのバス停です



バスの番号が明記されているので判りやすいバス停





〜 夜行列車までのエディンバラでの過ごし方 〜



再び街中に戻ってきた私は
夜行列車発時間までは大分時間がありました

先ずは遅いランチへと国立スコットランド美術館ヘ向かいました

こちらは以前行きたかったけれど
行けずじまいだったガイドさんお薦めのレストランがあります



ロイヤル・アカデミー
美術館の前に立つ目印の『ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー』


ニュー・タウンの大通りプリンシィズ・ストリートに面する
ロイヤル・スコティッシュ・アカデミーの裏手にある
国立スコットランド美術館

こちらのレストランはランチやお茶には・・と勧められた場所でした

国立スコットランド美術館

国立スコットランド美術館 有難いことに入場料は無料です


このレストランは前回は時間的に余裕がなかったので
ガイドさんお薦めでもあり、
遅い時間でしたので軽めのランチの定番「その日のスープ」を御願いしました



レストラン入り口  レストラン内の様子
The Scottish Cafe & Restaurantの入り口と内部


Soup of The Day   お茶
もうすでに15時を過ぎていたので“Soup of The Day”とお茶


しかし、こんな時間でもしっかりとプレートでの御食事も可能なので
サラリーマンらしき方や主婦の方々も結構きちんと御食事していました


スープは大きなボウルでポテト・スープ&パン 
たっぷりと入ったボウルのポテト・スープはこれだけもで結構重いです

お茶には小さなショートブレッド付き
この日のランチは合計で£7.60也



さて、その後はこちらのギャラリーを見ても良かったのですが、
やはり以前改修作業のためクローズしていた
スコットランド国立肖像画美術館へ行ってみることにしました

スコティッシュ・ナショナル・ポートレート・ギャラリー
スコティッシュ・ナショナル・ポートレート・ギャラリー


こちらのギャラリーは場所的に国立スコットランド美術館から徒歩10分ほど離れています

どちらの開館時間や閉館時間が同じなので
選択視はどちらかしかありませんでした

そのためまだ訪れたことがなかった
こちらを選びへ閉館時間まで楽しむことにしました


ポートレート・ギャラリー


ロンドンのイングランド・ポートレート・ギャラリーと同じく
歴史上の人物や偉業を成し遂げた人物の肖像画が主な見所、と思っていたのですが
少しこちらのスコットランドはちょっと違いました



外観としても煉瓦造りの建物はネオ・ゴシック風で
ニュータウンに位置する建造物としては興味深いものでもありますが、
内部が吹き抜けで回廊があり、
建物好きには非常に見応えのある建物でした



ギャラリー内のライブラリー  吹き抜け部分

ギャラリー内の図書館は重厚なマホガニー材をふんだんに使い、
中央にスコットランドの偉人達の銅像が鎮座しています

また中央の吹き抜け部分の装飾が非常に美しく
窓のガラスの趣向も合い、見る価値があります

勿論、肖像画についてもこの国の歴史には外せない
メアリー・スチュアートや詩人でもあるウォルター・スコットなど
様々な人物が展示されています



メアリー・スチュワート  メアリー・スチュワート
スコットランド悲劇の女王と呼ばれるメアリー・スチュワート
*館内は撮影禁止でした、ごめんなさい



また、近年の肖像画も多く展示されていて
ともてモダンなコーナーもあり
見応えのあるギャラリーであることに時間の無さに後ろ髪を引かれる思いで
閉館の声に残念な気持ちで後にしました







さて、時間は17時とまだまだ夜行列車発時間の23時まで充分過ぎるくらいありましたが、
すでに野外は陽も落ち真っ暗

ニュータウンに居たこともあったので、
暫くはプリンシィズ・ストリート沿いのショップを眺めて過ごした後は
早めの夕食に昨年行ったレストラン「Mussel Inn」へ




ムール貝や牡蠣、帆立貝がメインのレストラン
「Mussel Inn」


昨年は夏に行ったので外までテーブルが出ていましたが、
冬は店内のみになります



バゲット&白ワイン  ムール貝ハーフ

1人でのテーブルでオーダーしたのは
やはりマッスル!ムール貝でした

左は付け合せ?のバゲットとグラス白ワイン
このバゲットが美味しくて、昨年は何度かおかわりしたことか!



夕食の全て


ムール貝は上記で半分のもの(ハーフと一人前とがあります)
味付けはレモンのみ(ナチュラル)をオーダーしましたが、
ガーリック、ハーブなど種類があり選ぶことができます

そして、サイドメニューとしてはフレッシュ・シーザー・サラダ

こちらのサラダも美味しかったので、ワイン、ムール貝(2/1)、サラダで
合計は£11.90也
女性ならばハーフで充分だと思います

足りない、と感じる方は別メニューでプラスハーフでも宜しいのでは・・?


オイスターも1年中あります!


19時半までの来店だとセットメニューもあるので
お隣の地元らしいご年配夫婦はそちらを選び
貝以外にも美味しいメニューがあることが伺えました

次回はそちらもトライしてみましょう!



さて、実際はこの後もまだ時間があり
ウェバリー駅近くのお薦めパブ

Cafe Royal Oyster Bar」


カフェ ロイヤルのレストラン部分
カフェ・ロイヤル・オイスター・バーのレストラン部分

こちらでシャンディ1パイントで文庫本片手に
2時間ばかり粘り・・・

このパブは駅にも近く
集う人々も比較的この街エディンバラのアッパークラス、とのこと

昨年日本領事館の方々もこちらへは個人的にも
楽しみに来られる、とのことを伺い
今回は初めてのパブエリアへ行ってみました

週末の晩とあって非常に混みあっておりましたが、
パブ内のマンウォッチングも1人ならでは!の楽しみ

きりりとネクタイを締めた若いビジネスマン風のグループや
若いOLの二人連れやグループ、やカップル
はたまた中高年層のおばちゃんグループ、
ハンチング帽やスエードの年季の入ったジャケットの壮年おっちゃんグループと・・・



これからの季節は陽が長くなり、
お酒を嗜む方々にはパブがわくわくする地元の社交場

女性一人でも安心して行けるパブの一つではないでしょうか?
(でも、やはりどんな場所でも注意は絶対に必要ですよ!)





そろそろ出発2時間前くらいになりました
愉しいパブウォッチングを切り上げ、ウェバリー駅へと向かいました

夜のエディンバラ城
ウェバリー駅から望む夜のエディンバラ城







〜 寝台列車へGo! 〜



さて、ウェバリー駅で先ず最初は預けた荷物をピックアップをすること

この駅の荷物預けは23時まで

それを過ぎてしまうとオフィスは閉まってしまうので
くれぐれも時間は気をつけてね!と念を押され
預けた荷は大きなトランク£7.00也
(これは前払いです)



ウェバリー駅構内
ウェバリー駅構内


週末とは言え、まだ人の多いウェバリー駅構内はとても広く
列車の行き来も多いために
中々番線案内が出ませんでした

そんな時は女性一人、なるたけ人の入っている
バーガーキング、Nero Cafeなどに入るのがお薦めです


さすがに23時も過ぎるとお店も人がまばらになったので
駅員さんにチケットを見せたら、
何と!!今晩乗る寝台車には専用待合室がある!とのこと

しかし、私はあくまでも2等、
1等ではないのです!と言ったのですが、
その言葉はあっさりと無視され、その待合室を教えてくれました


その待合室へ向かう場所がこのホームで待つ
CALEDONIAN SLEEPERの文字に気づきました!




エディンバラ・ウェバリー駅で乗客を待つ寝台列車
カレドニアン・スリーパー



この列車のホーム沿いにオフィスと見間違えそうな部屋が
そこに数名のお客さんが待つ
居心地の良さそうなどっしりとしたソファーと暖かい部屋

今夜の寝台でロンドンへ向かう寝台車利用のみのお客様方の待合室でした


部屋の入り口でチケットを見せたところ
年配スタッフのおっちゃんは、
ニコニコしながら“どうぞ、あそこにある飲み物は自由に召し上がってね”

“何ッ??!!そんな素晴らしいサービスがッッ!”
彼に聞いたらここは寝台車カレドニアン・スリーパーご利用者の待合室
列車の用意ができるまでここで待っていていい、とのこと

もっと早く来れば良かったーーーっ


この待合室のことも
実はカレドニアン・スリーパーのサイトには案内がありました

やはり事前の調べは必要です・・





若い頃何度か利用した寝台車で
2等ばかりだったため、
そのようなサービスは1等様のご利用者だけ、と思い込んでおりました

しかし、時代の流れで席のみの利用が出来て
寝台券もゲストハウスなみの料金になり・・・と
サービス内容も以前とグン!と変化していました


寝台車利用者への案内
寝台車の利用客に配られる書冊子


案内の中身
小冊子の中身はロンドン観光案内、食堂車のパンフレットと寝台車のパンフ
見ているだけでちょっとした“豪華列車”




さて、寛ぎ慣れ始めたところに
先ほどの年配スタッフのおっちゃんが“乗車できますー”と
室内の待合客への呼び出しが始まりました

寝台券の号車を探し、自分の部屋を見つけました

中は以前と変わらないコンパクト設計の2段ベッドルームです


2段ベッドルーム 2等車
突き当たり窓はすでにブラインドが下がっています
その下は蓋の閉まった洗面台、
窓の上には緊急用具とお水



元々下の段のベッドは使わないので
早々に床に広げた荷物で着替えをして上の段へと上がったところで
女性の車掌さんから明日のお茶オーダーと注意事項の説明がなされました

列車のロンドン到着は6時50分だけど
列車内に7時50分まで車内に居ても良いよーとのこと

7時にお茶(tea)を御願いして、そう寝る前に車内の探検です



先ずはラウンジカーから

ラウンジカー   ラウンジカーのソファー

ここは談話室のようなラウンジカー 
何となく車両に合わせたソファーが如何にも列車内です


翌朝上のラウンジカーで女性客数名が朝食をいただいていました


軽食堂車

こちらでは食事やお茶がいただけます

奥で男性がナイトキャップをいただきながら
雑誌を読んでいました



そして、下は椅子だけの普通の列車内
ここはシートのみ購入したお客さんの座席車です


座席車

もし、寝台券を購入していたら、
こちらで夜を明かすシートのみの座席車です


一応一通り車内を見たら、
後は自分の部屋近くのトイレ場所を確認して
そろそろベッドに落ち着くこととなりました



2階ベッド  1階のベッド
今晩の私の寝床はこの2階のベッドです
枕元に部屋の電燈スイッチと部屋のロックがついています
右は1階のベッド



洗面台  洗面台
上から見た蓋を開けた洗面台 横には鏡がついています
右はその洗面台


一通り今夜できることを済ませたら、
動き出した列車の揺れが居心地の良いこと・・・




そして、翌朝御願いした時間に部屋のドアがノックされ
ぐっすりと寝入った私を起こして
モーニングティーを差し出してくれました


モーニングティー
カレドニアン・スリーパーのモーニングティー


まさか!アメリカ産のモーニングティーが来るとは!!

スタバだったら、初のコーヒーでも良かったな〜・・・

しかし、ちゃんとショートブレットが付いてくるのは変わりません

舌が火傷しそうに熱いお茶をすすりながら
出発の支度をしつつ・・すでに列車はロンドンに到着していましたから


この旅の中で始めて時差に悩まされず、
1度も起きないで寝られたのはここでの眠りが初めて!と
改めて適度な揺れと単調なリズムに夜行列車の新たな魅力に取り付かれそうな予感に
到着した早朝のまだ暗いキングス・クロス駅に降り立ちました




カレドニアン・スリーパー
ロンドンのキングス・クロス駅に入線した寝台車
カレドニアン・スリーパー



人影もまだ少ないホームから出口を歩いていると
この車両のラウンジ・カーで談笑をしている
おば様族が写っていました

そうっかーラウンジで朝食もいただけるんだっけ・・・

久々の夜行列車は結構楽しめることが多いんだな〜と
改めてまたまた寝台にはまりそうな自分に気づきました・・・














夏の列車


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