うさぎの国へ旅しました








〜 Twickeham Stadium Tour 〜



2007年英国の夏は例年とは違って
大雨や曇りの続く不安定な状態が続いていました

ロンドンに住む友人は夜外出するのにコートすら出した晩もあったとのこと
このまま夏が終わってしまうのではないか・・・?
1年の内で最も心待ちにしているシーズンが・・・と
半ばすでに諦めたような気持ちにすらなったそうです

そんな言葉を聞きながら
私達の国では毎日蒸し蒸しの
最も私の苦手とする暑苦しい日が続いていました

しかし、先々週末ロンドンのマーガレットと話した際に
“久しぶりに暑くなってもうーー暑いーっっ!”という言葉が聞けてほっとした時
同日ロンドン郊外のトィッケナム・スタジアムでは
更に熱い試合が繰り広げられました

ワールドカップの代表選手選考対象であるウェールズ戦では
16時キックオフという時間帯にも関わらず30度にもなる暑い夕刻
イングランドチームは記録的な大勝得点を積み上げていました

2007年8月4日イングランド対ウェールズのスコア
記録的な得点差となったイングランド対ウェールズ戦のスコア
BBCニュースにて



よく晴れた本拠地トゥッケナムで真新しいユニフォームでの快勝は
地元イングランドファンをさぞかし楽しませてくれたことでしょう


ウェールズ戦でのジョニ
おニューのユニフォームでのウェールズ戦にて
17点をたたき出した左足健在のジョニ
BBCニュースより




しかし、その後11日に行われた宿敵おフランスとの戦いには
15対21という点差で破れたことは
またまたイングランド応援団を不安にさせたことは言うまでもない試合展開


おフランスのディフェンスに阻まれるダラーリオ
重量級のダラーリオの突進を止める
おフランスのディフェンス BBCニュースより



それでも、お約束の13日には
そのおフランス戦での試合結果を考慮しての代表30名に絞られた
イングランドチームの代表選手発表は予想していたような・・・
そうでないような・・・
けが人を何人も出していただけに
唯一ジョニがまだ“無事?”というだけに頼らなくてはならないようにも感じます



ペナルティゴールを構えるジョニ
第2戦目の9-22という点差はこの時期辛い
その全得点9点は彼のキックのみ
真新しいアウェィでのユニホームが目に鮮やか
BBCニュースより




13日の2試合目では大黒柱の主将ヴィッカリーを
途中退場させたおフランスはその後も波に乗り22点という大量得点と
相手をノートライに押さえた実力はこの時期に来て
“負けず大っ嫌い”のおフランスらしいと言えば、らしいような・・・


フランスのトライを阻めなかったディフェンス
8月14日代表選手選出後のマルセイユでのおフランス戦
22-9という大敗を帰した1戦 BBCニュースより



それでも、来月本大会ではイングランドは恥じない試合展開・・
すなわち優勝を目指して、進まなければならないチームでもあります

大敵は南半球勢ばかりではなく
ほんのお隣の国々を最も最初に崩さなければ先へは進めません

おフランス戦後のジョニー
自身の左足のみが得点として残らなかった
大敗を帰したおフランス戦後のジョニ
BBCニュースより



頑張れ!イングランド!
君達はどんな状態であっても顔を挙げ、前に進まなくてはならない
その期待を背負っている、最も重たい国であることは
誰もが知っているから・・・
苦しい十字架を背負ったジーザスの如く
1歩1歩丘を登る姿を観る者は
その一挙一動を脳裏に刻み込むことでしょう

代表選手30名の内全大会出場者半分近くの12名をそろえたチーム編成は
『何が何でも勝つんだ』という意気込みか・・
はたまた彼等ベテランに頼らざるを得ない懐が露呈してしまったのか・・・?

それでも、ラグビー発祥国のプライドとイングランド魂に賭けて
彼等は本番宿敵の地で吼え続けるであろうことを節に祈るばかりです


頼もしい復帰組 ダラーリオ
イングランド代表チーム最多79キャップを持つ
ローレンス・ダラーリオ


私はここに来て更に今大会のイングランドチームから
目が離せなくなってしまいました・・・





           



〜 Twickeham Stadium Tour 〜



さて、そんなイングランドの本拠地と言える
このスタジアムをきちんと見学できるツアーがあります

長い歴史の中で大きくなり進化し続ける
このスタジアムはスタンドの大きさのみならず
その裏側も見せていただけるガイドさん付き予約必須(でも、なかったけれど・・・)の
見学ツアーに今年初めて参加しました

駅から降りるとすでに前方に見えてくるスタンド
その懐に辿りつくと見上げるばかりの大きさに
残念ながら私達の国の秩父宮グランドとは
大人と小学生くらいの差以上にあるように感じます

ミュージアムも併設されたこのスタジアムでの
ツアーを今回はご紹介いたします




もし、WC期間に英国へいらっしゃる(それ以外でも)機会がありましたら
是非ラグビーファンならば足を運んでいただきたいNO.1の場所
それが、このツアーです


増築前のスタジアム
増築前のトィッケナム・スタジアム
現在はサウススタンド側にマリオットホテルを造成中
もうすぐオープン



私とって初めて観た海外ラグビー五カ国対抗戦の大舞台も
このトィッケナム・スタジアムでした

その頃ですらその大きさに圧倒され、
スタジアム中大合唱の“Swing low sweet chariot”は感動ものでした
そして、寒さに震えながら目の離せなかったグラウンドは
試合後まだ当時観客がなだれ込むことが出来た時代でもありました
(現在はできません)

このスタジアムに併設されている
ラグビーミュージアムはすでに訪れたことはありましたが
ツアーは予約制ということもあり
また、試合の無い日に限られていることなど
行けそうで行くことが今まで叶わなかった
スタジアムツアーに参加した今年初め
期待以上の内容には驚くばかり・・・
あっと言う間にどんどん時間が足りなくなってしまいました


ラグビー発祥国であり、
その国最大のラグビー専用でもある、
ここトィッケナム・スタジアムに一杯詰まった歴史は
私達の国の今日までの道のりとは違った思いが詰められているようにも感じました





英国旅を決めた出発2ヶ月前から
スタジアムサイトへ入り
ツアーという項目からスタッフへ希望日時と時間を問い合わせ
先ずは希望日にツアーが催行するかどうかの確認から始まりました

その後はこちらからの問い合わせには親切に回答を返してくれます

museumvisiting.bookonline

申し込みは試合のない日に限りますので、
ご自身の希望される日が可能か、どうかもお問い合わせ、
又はサイトから試合スケジュールを確認の上お申し込みくださいませ



    








時折強く降る寒い雨と風の日に足取りも軽く
おなじみのトィッケナム駅から徒歩10分
ほぼスタンドの増設工事も終わりかけてきたスタジアムが見えてきました

そして、予約確認書に案内があったラグビーミュージアムの入り口にもなる
このラグビーショップを目指したのでした


トウィッケナムスタジアム・ラグビーショップとミュージアムの入り口
トィッケナムスタジアムのラグビーショップとミュージアムの入り口


さて、ショップのカウンターで予約した12時のツアーであることを告げると
すぐにスタップは私の名前を見つけてくれ
ここでツアー料金を支払うと下記のネックホルダーをくれました

ツアーパス表 ツアーパス裏

このパスでツアー後はラグビーミュージアムも好きなだけ見学できます
ですから、ミュージアム入場料込みで大人£10.00也

待っている間にこんなお天気の日に誰も他に見学者がいなかったら
私一人ひょっとしてガイドさんと回るようだったら・・どうしよ・・・
きっと1時間くらいはかかるだろうから・・その時間英語漬けだーーっ
(もちろん、ツアーガイドさんは英語のみです)

なんて・・いう情けない気持ちとは裏腹に
徐々にこの入り口に家族連れや男性だけのグループと何時の間にやら
人だかりができていました

スタジアムの周りには歩いている人は殆ど見かけなかったのに・・・
ショップのスタッフくらいでお客さんと思しき人も見当たらず
待っている間ちょっと居心地が悪かったのに
12時開始時間には17名の参加者が集まっていました

ガイドさんは50歳代と思しき
如何にもこのスタジアムと共に人生歩んできました、という
風情のベテランスタッフのおっちゃん

ツアーのお仲間は
英国に旅行していますーーなんてーーのイタリア人家族や
社会科見学だったら好きなもの!とばかりの小学生坊主を連れた若い父ちゃん、
大学生くらいの男の子2人組、
たまにはこんなデートも良いよね?というカップル、
ラグビー好きなおっちゃんの小グループと
東洋人の一人旅旅行者(私)
ばらばらの取り合わせグループですが、
それでもガイドのおっちゃんは我らぞろぞろと引き連れて
ミュージアムの入り口下の初めて気づいたドアを開けて
ツアーの始まりです

先ずはこのツアーでの注意事項から始まり
1951年、1991年に始まった造成工事風景を収めた写真から
徐々に大きくなっていったスタジアム写真の
説明からスタートしました


ガイドのおっちゃん

建設当時のまだ新しいスタジアムの写真から


そして、この写真のホールから一旦外に出て
ここから試合で出される観客へのビールが運び出されるホールだよ・・と・・

どんなに息が白い寒い日でも
パイントビールの売り上げがない日はない
サッカーと違ってラグビーの試合では殆どがグラスの1パイントグラスで
ビールが売られます


試合を待つ樽ビール  ガイドさんの説明を聞くツアー客


1試合幾つもの樽が空になる
この“SCRUM BAR”からこのビールが運びこまれます
その説明を熱心に聞くツアー客


そして、その合い間に見える青々とした芝持つ静かなグラウンド


ビール樽の奥に見えるグラウンド


そして、一気にエレベーターで上がった6階には
普段は1観客でしかない私達にはご縁の少ないボックスシート席の階へ



ボックスシート階へ

ボックス席と言ってもどこかのオフィスの廊下のような場所でした

その中から1室入るようにガイドのおっちゃんが私達を入れてくれた部屋から
見えた風景は正しく“ブラボー”な眺め


ボックス席の部屋から見たグラウンド


おりしも小雨が止み、一瞬陽が射したグラウンドは
まるで1枚の絵のような色合いに染まり
人の居ないスタジアムの美しさに一瞬息が止まりました

ボックス席の部屋が並ぶ廊下

ガイドのおっちゃんは先を促すようにその部屋から
更に廊下を進み
(この階に来たときからここがスタジアム、という雰囲気にはなりませんでした
どこかのオフィスビルの中という感じです)

次ぎの部屋へと私達を案内していきます


ツアー客とガイドのおっちゃん

ふと止まった廊下の先には更なる扉があり
おっちゃんはここから先はスペシャルルームなので
一緒に進むよ〜とちょっと注意事項
どんな部屋なのか・・・?


ナイキの部屋
スペシャルスポンサーの部屋


全大会前に私にとっての大きなラグビー界の変化、と言えば
あのピチピチジャージ

03年大会の前の六カ国対抗戦を最後に
ジョニの袖長ジャージ姿が見られなくなり
本大会ではどんな姿で登場するのか・・・?冷や冷やだったあの気持ちを
今ではすっかり気にならなくなったか・・というと正直なところ
私の中では昔を未だに懐かしむ回顧主義はまったく変わらず
年追う毎に懐かしくなります


最年少代表選手なりたてのジョニ
最年少代表になった頃のジョニ
とにかくいつも見ても袖長だった・・・



そんな気持ちをよそに各国の昨今のユニフォームはこれでもか、というほどに
ピタピタにしてきたユニフォーム製作と
多くの国で多額のスポンサーになった、このナイキ

まるでスタジアム内にあるとは思えないほどの広さの部屋と

ファンなら涎ものの選手達のサイン入りの品々を
飾っている様子のこの部屋は
何となく“田舎くさい成り上がり会社”のように感じたのは
きっと私だけかもしれませんが・・・


壁一面を飾るイングランド代表選手
壁一面を飾るイングランド代表選手
中央はその時の主将 マーチィン・コリー

ナイキの特別室
会議室にも使用できる広い部屋
選手達のサインつき写真など展示されています
ナイキのラグビーボール 選手のサイン入り
代表選手サイン入り
ナイキのボール
ジョシュ・ルーシーのサイン入りスパイク
代表フルバック
Josh Lewseyのスパイク
そして、下の風景がこの部屋から眺められるスタジアムの風景です

ナイキの部屋から見えるスタジアム
中心ではないけれど抜群の眺望です

て、見学者が感嘆の声を上げることを期待して作られたようなこの部屋の次ぎは
RIBのメンバーのためのバーになります
この美しいマホガニーのバーカウンターから飲み物をいただきながら
ゆったりとスタンドを眺めることができます

メンバーのバー&会議室
IRBメンバーのための部屋
美しいマホガニーのバーカウンター
壁一面の写真
壁一面に張られた歴代のイングランドチームの印象的な写真
ファンは吸いつけられるように熱心に眺めます
イングランドチームの写真
1枚1枚をじっくりと見たくなるような写真が並びます
全てにそれぞれの時代を思い出させるような
懐かしいものが沢山あります
1991年第2回WC決勝戦前のセレモニーの写真
最も印象深い第2回大会決勝イングランド対オーストラリア戦前
イングランド主将カーリングが女王に選手紹介しています
当時の15番ジョナサン・ウエッブ

このバーのじゅうたんが
イングランドチームの紋章薔薇が織られているいることに
気がついた時・・


バーの薔薇模様のじゅうたん  IRBの部屋  IRBの部屋のラグビーボール柄のじゅうたん

写真を見入る私達を先へ進めようとガイドのおっちゃんが紹介した次ぎの部屋は
そのIRBの
その名もプレジデントルームへ

この部屋のじゅうたんはラグビーボールが織り込まれて
ついついこの部屋の長い歴史を持つ重厚さを
ちょっぴり和らげてくれているように思いました


しかし、やはりラグビー発祥国でもある1番長い歴史を持つ、ということを
目の辺りにしたのは壁一面のお歴々の会長写真


IRBの歴代会長写真
壁一面を覆う歴代の会長写真
当たり前だけど全てがイングランドのトップの顔というおじいちゃんたち


見るべきものが沢山あり、驚くことに次々と部屋を回っていると
ここがスタジアムとあることを忘れそうになった頃
次ぎに案内してくれたのは
やはりこの会議室に続く小会議室

小さな会議室へ続く廊下
大会議室から小会議室へ
小さな会議室
古いラグビーに関する絵が飾られた部屋

この部屋には絵画的にも興味深いラグビーに関する絵が飾られ
しばしばここで様々協議を醸し出す経部屋として最も利用される・・との説明

そして、様々な部屋を巡ってきた次ぎは
実際には座ることやこの風景を見ることはできない場所からの眺め


長い歴史を背負ってきたこのスタジアムの貴賓席
この国のお歴々がご覧になる場所、シートになります


スタジアム

さすがにど真ん中
眺め抜群の席です

シートに埋め込まれたプレート
シートに埋め込まれたプレート
ツアー客に説明するガイドのおっちゃん
貴賓席で熱心にガイドさんの説明を聞くツアー客

その席に座らせてくれてのガイドのおっちゃんの説明は
実は私にとっては単なる異国語のバックグラウンドミュージックにもなり
この陽の射してきたグラウンドの眺めにひたすら見入ってしまったのでした




そして、やっぱりここが1番行きたかった場所かもしれません
一気に1階までエレベーターで降りてきたこの場所
にわかにツアーメンバーが心なしか際立った感じ・・・


そうです!選手通用口です!

1階の選手通用口
グラウンドに飛び出す前の選手達が必ず通る通用口

ここから左右にイングランドチームと招待チームのロッカーなどに分かれます
早速イングランドチームのロッカー室へ進みます

テレビや映画で時折見ることができる選手のロッカー室へ向かう手前にある治療室を通り抜け・・

けが人治療室
イングランドチームドアを抜けてすぐある治療室

一瞬広い空間になったと思ったら
その車座になったロッカールームが現れました

その時の代表選手のネームプレートがはめこまれていて
思ったよりもベンチも浅く、あっさり、清潔感溢れた空間でした

ロッカー
区切られたそれぞれの空間
当時の主将・マーティン・コリーのプレート
当時の主将・マーティン・コリーの場所と
ネームプレート

15番フルバックのジョシュ・ルーシーのプレート
15番フルバック・ジョシュ・ルーシーの場所と
ネームプレート

そして、次ぎはそれに続く部屋
並ぶバスタブ、バスタブ・・・一つのタブに選手が一人・・という状況になるのでしょうね・・・
そして、お隣のシャワールームは
懐かしい学校のプールサイドにあったものを思い出させるような風情

バスタブルーム
バスタブルーム
シャワールーム
そのお隣のシャワールーム

治療室、ロッカールーム、バスタブルーム、シャワールームと見て周り
最後はまたまた治療室を通り抜け
最もジョニがお世話になったというその怪我後運び込まれたストレッチャーを見て・・・

別名『ジョニのストレッチャー』
別名『ジョニのストレッチャー』

いよいよツアーの最後は選手と同様にこの空間を抜けて本番へ・・・

ロッカールームへ続くドア
イングランドチームロッカールームの扉
グラウンドへ続くドア
グラウンドへ続く扉

私達ツアー参加メンバーもこの扉の先を知っているだけに
うきうきした顔になってしまうのは不思議ではありません


その扉が開けばその先に待っているのはイングランド1のラグビーグラウンドです

選手通用口からのグラウンド
選手が飛び出す通用口からグラウンドを背に・・

一人参加の私を慮って同じツアーのおじさんたちがここで写真を撮ってくれました

折りしも朝から激しい小雨と風の吹きまくっていた空がツアー始まりから止み
陽が射したこのグラウンドは本当に美しかった

ツアーメンバーとグランドに
試合のない日にはグラウンドを整える
グラウンドから見たスタンド
グラウンドから見上げたスタンド

この年初めての試合に備えてグラウンドコンディションを整える工事が始められ、
そして、決して普段私達には見ることが出来ないグラウンドからのスタンド


2時間以上にも及ぶ長いスタジアムツアーは
このグラウンドを四分の一周を回り、
私の初のスタジアムツアーは幕を閉じました

グラウンドの最後を振り返った風景
グラウンドを出るときに見た最後の風景


そして、どうしても写しておきたかった“本物の芝”

トゥッケナム・スタジアムの芝
トゥッケナム・スタジアム・グラウンドの芝

私達の国では育つことのできないこの青い芝の上で
また今年も多くの選手達が素晴しい試合を魅せてくれるだろう






03年イングランド代表チーム
このグラウンド本拠地のイングランド代表チーム
2003年の世界1となったメンバー



    





さて、このスタジアムツアーはたっぷりと盛りだくさんのツアーですが、
じつはそれだけでは終わらない、
ミュージアムの入場券も料金に含まれています


最初の受付をしたスタジアム併設のショップの2階は
ラグビーミュージアムになっています

以前にもここは訪れたことはあったのですが、
その時よりも充実した内容になったように思いました

時間がこの時は余りなくじっくりと見学が出来なかったのですが、
それでもショップ共々このミュージアムは絶対にはずせません

ラグビーミュージアム館内
静かな館内
03年ワールドカップのレプリカカップ
ワールドカップのレプリカ
六カ国対抗戦についてのコーナー
六カ国対抗戦について

私としては懐かしい昔のジャージが各国でのカラーで特徴を出していた、ということや
『キャップ』の由来とかの説明もあります


昔のジャージとキャップについて

時間があったら本当にゆっくりと浸っていたい場所でもあります

そして、1階のショップでは
イングランドチームファンなら涎ものの代表メンバーの関係グッズが盛りだくさん

優勝チーム代表選手のサインジャージ
03年優勝代表メンバーの
サインジャージ
ジョニのサイン
ジョニのサイン
ジョニのラグビー本
子供用に書かれた
ジョニのラグビーハウツー本

おいらったらラグビーもしないのについつい右のジョニの子供対象に書かれた
“How to Play Rugby”本を購入してしまいました
厚くて重たかったです・・・


しかし、お子様向けにジョニが懇切丁寧にキックやパスなどを解説して、
そして4歳から始めたラグビーを子供のときからどう練習してきたか、なども書かれています

実際にラグビーというスポーツを楽しく、トレーニングして、
うまくなろうね!という気持ちが伝わってくるような1冊です


私はどうしてもジョニの本を選んでしまいますが、
他の選手のグッズも並べられ
ツアーの中で一緒だった男の子兄弟はショップ内のスクリーンに映し出されている
試合を見入っていました


つくづく私達の国の中のラグビーとは長年積み上げてきたものが違うのだな〜ということ、
それでも、自国の応援は自分自身のアイデンティティにつながっているのだから
どうしても、自国を応援せざるを得ないことに
ちょっぴりそれが素直にできない自分が悲しくなりました






    



さて、第6回ワールドカップまで2週間前を切りました

各国最後の調整に入っています

そして、ジョニと同じように代表に戻ったダラーリオの活躍も実はとても楽しみなのです

代表に戻ったダラーリオ
期待が大きいローレンス・ダラーリオ
BBCニュースより



彼が居てこそジョニがのびのびと自由に動け
イングランドの持ち味フォワードを後ろからしっかりと押し上げて
決して相手に押し負けない強さを発揮してくれるでしょう・・・

加えてこの大会が最後となるロビンソン
彼の走りを1本1本脳裏に刻み付けておけるように・・

ウェールズ戦のロビンソン
8月4日 対ウェールズ戦にて
ジェイソン・ロビンソン BBCニュースより





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