うさぎの国を旅しました


英国地図

〜急いては事を仕損じる・実践編〜



先ずはお詫びから・・・


先月から今日まで本当にページ更新もせず、
また私の『旅』の報告のサイトではない『英国探訪』・・・にも関わらず・・

敢えて今回は私のドタバタ旅の反省点から始めさせていただくことをお許し下さい

こんなことも思いつかなかったんかいっっ!?という少しでも皆様の参考(にもならないかも・・ )になれば、と思い
慌てて出発すれば・・どうなるか・・?を披露させていただきます








久々の私の今回の旅は、旅程が決まったのは出発予定の約一週間前
それには一つは航空会社のスケジュールが中々決まらなかった・・ということや
更に
そして何よりも荷物の予想以上の重さ・・・・
大きなこの2つ

確かに航空会社のスケジュールはこの時期はピークシーズンに当たるので
どの航空会社でもほぼ週末に絡む出発便や帰国便は満席に近い状態です

航空会社を責める言われは何もなく、
むしろそのために出発日がずれた為に機内はほぼ半分にも満たない状態で
出発前夜ほとんどなかった睡眠時間を補ってくれた航空会社に感謝こそすれ、
怨む原因は何もなかったのです

・・しかし・・

例え、ボロボロで到着した成田空港からすでに出発時間2時間遅れ、
何もすることなく空港内を無意味に彷徨う羽目になっても
その為のちゃんと一人づつ千円券のお食事券を出してくれたし、
その遅れの為にヨーロッパ1広いと言われる
フランクフルト空港でのJRの乗り継ぎのようなトランジットを強いられても、
(ロンドン行きの機内に乗り込んだ時は搭乗出発時間3分前・・当然乗客最後での着席でした・・)
やっと到着したロンドン・ヒースロー空港ではやはり予想したくなかったけれど、
奇しくも当たってしまったその予感・・・

私達は3分前に飛び乗っても大きな荷物は置き去り、
本日遅いどの便で到着するかわからない・・と空港事務所で言い放たれても、
その日はお陰様で身軽にお世話になるお宅へ行くことは出来たけれど、
その夜に使う生活用品は己の歯ブラシのみ・・

こんなことは初めてじゃああないさっ・・と慰めても、
その晩のお仕事相手の方との初めての打ち合わせには着替えもなく、
むさ苦しい格好でお邪魔した息苦しさは私だけが知っている・・・

乗り接ぎ便を利用しての場合は
往々にして荷物が届かない場合が多くあるということを
すっかり頭から欠如していたこと
其の事を想定して機内持ち込み荷物に1泊分くらいの最低限の荷を用意すること


久しぶりに大事な事を身を持って思い出しました

そんなスタートから今回の旅は始まったのでした・・・






荷物の悲劇




日本は記録的な暑さだけど、
今年のヨーロッパーは涼しいぞーーっ、と言う予想を
出発1週間前に確認をしていました

しかし!!ここに落とし穴・・
信用してはいけない!英国のBBC天気予報と日本の政治家のおじさん達・・と
昔から(?)言われているように
何時の季節もかの国のお天気は
1日で『四季』があると言われているその理由を忘れてはなりません

一つの季節アイテムを1枚づつ持参、
そのときの季節物は念の為2枚か3枚

それも重ね着できるもの

15年以上の会社勤務でお客様からの質問にそのように答えて幾星霜

例えば薄手のカーディガン(春)、
Tシャツ・半袖シャツ(夏)、
長袖シャツ(秋)、
薄手のセーター(冬)
今は夏だから(夏)物を2〜3枚持参すれば充分

今回の私の荷物は、
厚手のセーター(冬)・カシミヤのハイネック半袖セーター2枚(冬・秋用)・
Tシャツ2枚(夏)・冬用ジャケット、と
本当に何も考えていない衣類に他なりません

ロンドンは到着した日からうだるような暑さと日差し、
エディンバラも昼間風のない時も同じような強い日差しが照りかえり
朝夜はヒーター無しではいられず、
風が吹いた昼間は冬用ジャケットが手放せない気温




考えなしの私は
今回到着した日のロンドンの暑さに驚き、
日本で調べていた最低気温10度以下とは其の国なんだっーーと
怒りに任せて次の北の国・エディンバラへは出発するにあたり、
冬用ジャケット・Tシャツ1枚・
カシミヤのハイネック半袖セーター1枚を惜しげもなく置き去りにして行ったのです

ご想像するまでもなく、
朝晩と風の強い北の街では震え上がり、
昼間の日差しの強い街では汗だくで・・


つくづく衣類の選択を誤ると結構旅に響くものだなあ・・と
今更ながら身を持って思い知ったのでした


『重ね着』できるものを選ぶことは簡単のようでとても難しいし、重要です





見簡単そうで難しい、持ち物衣類の選択

それぞれに旅のスタイルによって持参するものをいろいろと迷いますが、
もう一つ今回私はやはりロンドンでのミュージカル観劇を決めていましたので、
其の時の服装にワンピースと靴・バックを詰めていたのです


また今回はどうしても今まで観られなかった『レ・ミゼラブル』か『オペラ座の怪人』
出来るだけ良い席で・・と

しかし、以前に比べてミュージカル観劇に於いて服装が大分ラフになってきていました

もちろん演目にもよるでしょうが・・・
人気のロングラン劇は観光客が圧倒的に多いし、
彼らもあまり服装に関しては以前に比べて緩やかになり
今回そのことを改めて強く感じました

何年か前には想像できなかったくらい・・と言ってもいいかもしれません


ですから、逆にこのことは荷物を最小限に止めたい私達旅人には有り難い、と思います
だって、演目が終わる時間はどうしても11時近くに成りがち
そのような時間に宿へ戻る心配の種を少しでも減らしたいと考えれば、
自ずと服装は地味目に抑えたい・・と思うのです

その事により私は少しでも気軽に楽しい気分にさせてくれる
ロンドンのミュージカルへ行く回数が増えることが何よりも嬉しいです 

もちろん演目と座席位置によりますから、
予め大体の予定を立てられてからご用意することをお薦めします


又はどうしても現地へ行ってからの演目・お席の決定でしたら、
良い席でも女性ならジャケット1枚よりもちょっぴり上等のスカープ1枚、
男性ならせめてGパンだけでも避けられたらいかがでしょうか?

(もちろん、夏なら最低限襟付きのシャツでも大丈夫かと思います)







と、言うわけで私の今回の旅の荷物の重さには
全て衣類の選択間違いが大きな原因になりました
身に付けたものよりも袖を通さなかったものが如何に多かったか・・
ご想像できますでしょう・・・

それにより行動範囲が如いては狭まれてしまうこともありうるのです


何度も旅に出ていると『もう慣れているもんね!』という気持ちと
時間の無さに『最低限のチェック』を怠った今回の私の失敗は
『大事なこと』は常に忘れてはいけないよ・・という教訓と
慌てて出かけるとどこかでしわ寄せがくるよ・・ということに
旅に出始めてから約20年経って、久しぶりに考えさせられた事柄でした


どうぞ皆様にはこのような失敗は犯す事のないよう・・・心から願っております・・

(何故なら一つ一つの旅で同じ旅は二度とないのですから・・・)






またこちらはあくまでも私個人的に感じた事になります
どうぞ、 このページに関しての皆様のご意見・ご質問をお待ちしております






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