ロンドンのお薦めB&B


誠に残念ながら2018年1月末にて閉館となります
長い間皆様に御滞在していただき、
誠にありがとうございました



ロンドン中心地ゾーン1の人気格安のB&B
閑静な住宅街のお宿


観光・ミュージカル観戦に便利なB&Bをご紹介
いたします




ロンドンほどあらゆる宿泊施設の揃った都市はありません
しかし、その星の数からたった1つを見つけることの難しさ・・・

年々物価の上がる、景気の良い英国内での宿泊先を見つけるには
個人旅行の中でも見つけることは至難の業といつも思います

そんな私自身の拙い経験から
安心して、女性一人でも滞在でき、
いつでも“どうぞ”と言っていただける、心休まるお宿をご紹介できたら・・

また、年々物価の上昇が著しいロンドンにおいて
場所、設備、安心感、ホスピタリティーのどれを取っても
超お薦めできるB&B

少しでも旅する方々の力になれますことを祈って
こちらにご紹介いたします




B&Bは英国の誇る宿泊施設の中でも1番お薦めできるお宿です

英国も昨今は行く度に感じるのが
アメリカ式のホテルチェーンが増えたこと
特にロンドンに於いては
その傾向が2012年のオリンピック開催に拍車をかけて感じます

この街のB&Bとは単なる名の通り、朝食とベット・・だけのリーズナブルなホテル・・?
ランドファミリーとはお互いに名前で呼び合う宿こそ、この国の本来のB&Bのはず

ヒースロー空港からやっとこさ、ロンドンの中心地まで出て、さあ!宿探し!って!?
私はもう“よる年波”に押されて・・・・・・・すでに出来ません

普通のお宅で気持ちよく迎えてくださるB&Bを私はもう何年も
予め日本から予約して行きます
朝食のテーブル

ミセス・ハリガン宅の朝食
ホテルとは違ってB&Bはとても部屋数が少ないことや
(一般家庭のお部屋なので)
飛び込みや空港到着後に連絡をしても
その日がご家族の都合により
満室だったり、不在で連絡がつかなかったり・・と多々あります

今回ご紹介のお宿は空港からは約1時間半
しかし、ロンドンのほぼ中心地・地下鉄地域ゾーン1の静かなお宿


ダイニングルームの窓からの庭の眺め

ミセス・ハリガン宅のお庭の様子
ダイニングルームの大きな窓から・・
つるバラの大きなアーチの奥がテームズ河


そして、限られたお時間の中でのロンドン中心地での観光や
特に夜のミュージカル観戦には
24時間運行している22階建てバスの停留場前
深夜でも女性にとっても
比較的安全な方法で帰宅できるB&Bをご紹介いたします
                      





 
ミセス・ハリガン宅の庭



上:通りから入るガーデンスペース
ヴィクトリア駅から24番の赤バスに
 乗って約15分

バス停前

 テームズ河沿いのピムリコ地区に
 あります
 
地下鉄のエリアもゾーン1

家の目の前はテームズ河沿いの通りですが
 静かな高級住宅街です




 24番バスに乗っての
 ウェスト・ミンスターや
 大英博物館などへの観光にも便利

 お部屋はダブルにもなる
ツインのお部屋(もちろん2ベッドタイプ)を含む3室
 全て専用のバスルーム・又はシャワー
ティーセット・ドライヤー・テレビ付きのお部屋です

2階のバックヤードのツインルーム Room B

3階のツインベッド・ルーム
バックヤードのお部屋
B
(ダブルのように2台のベッドをつけています)
最上階人気のテームズ河に面した部屋 Room A

もう一つのツーベッドルーム
テームズ河に面したお部屋A
(ダブルのように2台のベッドをつけています)

3階のツインベッドルームはお部屋の中にも洗面台がついています
そして、左はドアを開けた隣のお部屋がバスルーム(シャワー付き)、
そのお隣がトイレですが、
バス・ルームもトイレもこのお部屋ご滞在のお客様用です

3階のバックヤードのお部屋
こちらのお部屋にはお子様用にエキストラベットを入れることができますB



右はその向かいのツーベッドルーム
テームズ河に面しているお部屋でこちらのお部屋はシャワーのみになります
しかし!この窓からの眺望は何者にも代えがたい・・・

テームズ河を見下ろせる大きな窓
1日中眺めていても飽きないテームズ河を見下ろせる
大きな窓の部屋
A



そして、もう一つが次ぎの2階のお部屋
ダブルベッドルームで部屋続きのバスルームがある
こちらも一人旅、カップルに人気のお部屋です
2階のダブルベッドルーム Room C

ダブルベッドルーム
バックヤードの
部屋に続いたバスルーム付きのお部屋
C
ダブルベッドルーム専用のバスルームの一角

ダブルベッドルーム専用のバスルームの一角
バスタブ&シャワー、ガウン、洗面台、トイレ C

2階はこちらのダブルベッドルームと
向かい側はシッティング・ルームのみになります


2階のシッティング・ルームからの眺め
2階のシッティング・ルームから眺めるテームズ河
この部屋はまだお部屋に入れない午前中ご到着のお客様へお通しする部屋




何よりもこちらのお宅での安心感は
冬でもこの家はセントラルヒーティングで常に充分暖かかいこと
(何と!ダイニングルームは床暖房付き!)

正直イギリスは日本より緯度が高く
寒い季節はホテル、お宅により暖房が行き届かない時間帯があります

その点ミセス・ハリガンは御自宅では常に薄着
どんな時間帯でも暖かくしています

バスルームのタオルかけは暖房設備の一つ
バスルームにあるタオルかけは
暖房・乾燥も兼ねたもの
お洗濯も干すことも可能です


細々した洗濯物が
翌日の朝には充分乾く程度の暖かさを保ってくれているので
深夜は乾燥し過ぎることもなく・・・

本当にこんな気遣いがホテルとは違うことに
しみじみ嬉しくなります



各部屋のティーセット 
各部屋にセットされたティーセット
美味しいビスケットは彼女の気持ちが伝わります



各お部屋はミセス・ハリガンのセンス溢れる
  全て違った広さとインテリア、時折変わる内装にも毎回驚かされます


最上階の吹き抜け部分
最上階の部屋への吹き抜け部分
素敵なインテリアでまとめています



世界中を飛び回る彼女のセンスを見る機会は
私にとってもとても楽しみです



イングリッシュ・ブレックファーストは
  滞在客が全て同じテーブルにつきますが、
  今まで日本人とはあまりお目にかかれないので、
  会話に自信がない私は早めに席につくか、
  腹をくくって会話参加への努力を限りなく尽くすか・・・


しかし、自然と他の国々のお客様との会話や
お料理をして下さるミセス・ハリガンのさりげないフォローで
いつしかお食事も会話も楽しんでいる自分に
驚いてしまいます 

*朝食のお時間は
08:00からスタートです


早朝ご出発のお客様は大変申し訳ございませんが、
ご自身にてご用意していただくよう
お願い申し上げます


朝食のダイニングルーム

上:朝食ルーム
大きな窓は庭を見られるよう明るい部屋になっています

そして、このお宿のもうひとつの魅力はなんと言っても家の対岸の眺め※

テームズ河沿いなので私はまだ残念ながら試したことはないのですが
今までご滞在したお客様からこの河沿いの朝早くのお散歩は
とても気持ちの良いものだそうです 
是非、朝早く起きてしまったら対岸のバタシー発電所や
時折行き交う河の船や静かな川面を愉しんでください

冬のバタシー発電所跡
ピンクフロイドのアルバム『アニマルズ』のジャケットでも有名なバタシー発電所跡
2016年2月以降取り壊しが始まり
残念ながらこの風景はもう見ることができません



2016年2月に訪れた際に上記ロンドンでも名所のひとつだった
「元バタシー発電所」は煙突が古く建物としても危険、
尚且つロンドンの再開発として
壊されることとなりました・・

とても残念です

2016年2月の眺め(元バタシー発電所)
徐々に撤去され、再開発の進むテームズ河対岸



下の写真のこのお部屋は
2階のテームズ河のお茶やゆっくりくつろげるスペースとしての
シッティングルームとしてご用意してくれています

どなたでもご利用できるお部屋して、
時折ミセス・ハリガンもいらっしゃって
訪れるお客様の様々なご相談に応じてくれます

ミセス・ハリガンのシッティングルーム
2階にあるシッティング・ルーム
こちらで対岸の眺めを楽しんだり、ミセス・ハリガンとお茶をいただきながら

会話を楽しむこともできます
右はシッティング・ルームの窓からの眺め
テームズ河の流れと対岸のバタシー発電所が眺められました







ホスト・マザーのミセス・ハリガン

ミセス・ハリガン
2016年2月 御自宅にて

  ホスピタリティー溢れるミセス・ハリガンのお宿は
         ヨーロッパのみならず・・
       遠く米国からも常連さんが集まります


少なからず彼女のお人柄に惹かれ、
常連さん達でにぎやかな食卓にはいつも納得してしまいます



*尚、ミセス・ハリガンがお仕事で不在中、
又は休暇をとられる際は
別のスタッフさん(マリオ、マイケル、デヴィッド、お孫さんのジュリア)が
迎えてくれます

どうぞ、御安心してご滞在くださいませ



   



〜Special News〜
HOME特別編集No.1
【HOME特別編集No.1】
ル・コルビジェ パリ、白の時代 発行元 エクスナレッジ
定価¥2,520(税込み)

4月10日発売
パリの建築家 ル・コルビジェ特集号
パリへいらっしゃるご予定の方は必読です


今月からのHOME特別編集号にて下記の連載ページので掲載になり、
日本からわざわざ彼女のお宿での『眠り空間』を体験するべく、
芥川賞作家の藤原氏が飛び立ちました

さて・・藤原氏の今回のイギリスでの眠りはいかがでしたでしょうか
・・?
どうぞご興味の在られる方は是非とも本書を!

藤原智美氏:1955年生まれ 作家
1992年『運転士』で第107回芥川賞受賞
ノンフィクションで住まいの空間構造と家族の社会関係を考察し
話題を呼ぶ「家を作るということ」などの著作多数


*そして、この度は『HOME』に連載された藤原先生とカメラマンの塩田氏の
“眠りのテーマ”がまとめられ1冊に刊行されました

僕が眠って考えたこと

『ぼくが眠って考えたこと』
現在我が街の図書館にも新刊本紹介コーナーにもお目見えしています 
書店、図書館で見かけた方が巻頭グラビア写真にミセス・ハリガン宅が載っていますので
どうぞ、ご覧になってみて下さいませ 

    


藤原氏は毎号こちらの『眠り』をテーマに
様々な宿泊先にて、又は眠りが出来る空間などを実体験し、
この連載を続けていらっしゃいます
この号では“イギリスでの眠り”・・すなわちB&Bでの滞在
ということで、こちらのサイトから
お宿を見つけて下さいました



藤原氏の体験された
テームズ河を眺めながらの極上の眠りを
体験されてみては・・いかがでしょうか・・・?


きっと心地よい旅の疲れを癒してくれることでしょう 


『眠りの空間』

文:藤原 智美氏 撮影:塩田 正幸氏













こちらのページについてのお問い合わせを
下記にてお待ちしております







 







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