〜ゴルフを観に行こう〜
ゴルフ観戦

この国へ何度目か訪れる機会があれば
是非
“スポーツ”を愉しむことを
おすすめします
それはプレイすることをだったり
観戦だったり
縁の街を訪ねたり、
愉しみ方は沢山あります
そしてそのスポーツに
またまたすっかり夢中になってしまいます
例えば私はいつもこの2つの種類(絞り込むのは厳しいけど・・)の
スポーツは
この国でははずせない!と
思ってます
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観る専門の私ですが、この頃になると
そわそわして待つことが楽しみにできるスポーツがあります
そう・・・この国が発祥の地であり
また且つ我が国でも絶大の人気のある・・
折りしも先日連日の深夜の放映が終わったばかり・・
まだあの無名だった26歳の選手に、
“もう今までの人生には戻れない・・”
と言わしめた、
あの大会が終わったばかり・・・
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1年に1度きりのビックトーナメント
毎年どこのゴルフ場で行われるのかも
愉しみなのが、The Open
せっかく観戦するなら・・The Open
世界中のトッププレイヤーが集まり、
私のように日本のゴルフプレイヤーもろくろく知らない輩でさえ
ここような大会は観ていてワクワクする
そして同じスポーツでありながら
いかに我が国との違いにまた驚く・・・
今年もまた時差との関係で眠い目をこすりながらの
TV観戦だーーーっ!
では、なく!
せっかくそのシーズンに旅することが出来たら・・・
本番の生のThe Open観戦をおすすめします
下:セント・アンドリュース オールドコース “Swilken Bridge”(2000年 The Open 開催コース)
| ● | 先ず今年の大会がどこで行われるか、事前に調べる 方法としては、旅行会社や政府観光局でわかります |
| ● | 場所と日程が正確にわかったら、そこへ行くまでの“足”の準備 ほとんどのゴルフ場は列車の駅やバス・ステーションの近くにはありません レンタカーでいらっしゃることが一番のおすすめですが・・・ やはりそこは旅行者、簡単には車・・という訳にはいきません・・・ しかし・・人が集まるのです・・世界中から・・・ 車以外にも行きかたはあります! |
| ● | 先ず、ゴルフ場に1番近い駅・又はバス・ステーションを調べます そこから大会中はゴルフ場までの臨時バスが出ます 実際、車での来場は駐車場の確保が大変で、かなり離れた場所に臨時駐車場が出来て、 そこからはやはり送迎バスになるのです さあ、これで大会場所までは行けます |
| ● | 次は大事な入場が果たして出来るのか・・・?実は出来ます! 確かに来場数は半端な数ではない!しかし!忘れちゃいけない! ゴルフ場って広いのです・・・ 確かに決勝日は入場制限がある(かもしれない)・・・ しかし!おもしろくなってくる木・金曜日が狙い目 先ず入場券売り場で当日券をトライしてみましょう ・・・その結果によっては・・・・手段を選ばない・・とこもあるでしょう・・ 券を手に入れたらあとは入場するだけです |
![]() 上:98年 The Open入場券 予選2日目 £25,00也 |
入り口付近にはビックイベントにつきものの “ダフ屋”さんが出ます 日本人ってあまりいないので声かけられることが多いかも・・ でも・・おまわりさんもたくさん出動してますので くれぐれもひっからないよう。ご注意を!! |
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ゴルフ観戦記 In Royal Birkdale
連日テレビでのスポーツニュースのトップは
この世界1の大会と呼ばれるThe Openで占められていました
前日まで私はウェールズにいたので
B&Bで観ていたこの大会の場所が次の目的地へ行く、
ほんのちょっぴり遠回りの位置にあることがわかり、
丁度その時は車での移動中だったので
観られなくても、近くまで行ってみよう!という事になりました
これまた、行き当たりばったりの・・・
急遽、近くの街サウスポート(Southport)をとにかく目指すことになりました
![]() 上:サウスポート周辺地図 |
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このサウスポートは“Shall we dance?”で有名になった
ブラックプール(Blackpool)より少し南の海岸線の街
この街に近づくにつれて車の渋滞が目に見えてわかってくるが
不思議とのろのろと進んでいて歩道には係員らしい人達が
“The Open”と色抜きされた小旗を持ち
誘導しているのです
どうやら駐車場の係員らしく、
前の車に習い、臨時駐車場へ車を入れたは良いけれど
どう回りを見渡しても住宅街・・・?ハテ?
人々が進む方向へ目的もわからず付いていくと
これまた臨時バス停
しっかり“The Open”と表示されているではありませんか!
このほぼ満員バスに揺られて
到着した場所はまさしく!目的地
The Royal Birkdale Golf Club
ザ・ロイヤル バークデール ゴルフクラブ
チャンピオンシップ・リンクス・コース
sss73・6711ヤード
ミニマムハンディキャップ28
グリーンフィー:平日£18,00 週末£25,00
予約方法は電話か手紙で
下:ロイヤル・バークデイル大会会場入り口とチケット売り場

| チケット売り場で恐る恐る“今日は入場できるの?”と質問 ブースに入っている係員は“はああ〜?” ・・何聞いてんだ?こいつ・・とばかりに・・・ “・・もちろん・・・1人£25,00・・・” まさか本当にチケットを買うだけで |
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と、言う訳で 但し、これは土・日の最終戦になったら |
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会場内へ入ると先ず目に付くのが巨大なテント?
なんだろうと近づくと
しっかりとビック・エッグの中の展示会のようにギフトショップがぎっしり!
やっぱり最初にお買い物でしょう・・・と
ここばかりは日本の観光地を笑えない・・
そんな商魂たくましい世界がありました
いずこのお国の観光客の目指すものは
同じかも・・・しれません・・・
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下:左手億の白い屋根の巨大テントの中は
全てゴルフに関するギフトショップ

そしてちょっぴりここでしか手に入らないギフトを見つけられて
満足した後に目が向くのは・・・当然現在の成績・・
いったい観ていない間に誰がトップに出ているか・・・
観ているうちにスコアが変わっていく
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ウッズは逃げ切れるのか?!!
テレビで見られる限り見てきたけれど
それでも刻々と変わる順位
日本勢選手はどこにいるのか?
ボードに見慣れた名前を探します
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人の緩やかな流れに乗って1番ホールを
目指していると、
今度はプレーしている全選手のスコアボード
いました!
尾崎弟!すごーーい!
まだこの時は6位!
そして、丸山も頑張っています!
右:このスコアボードは現在出場選手の成績が
全て記されていく
巨大ボード


上:前方奥は当然予約のスタンド席
めっちゃ〜寒いでえ〜
ただでさえコースは海風が強い リンクスであることを否応なしに教えてくれます
本当に寒かった・・・
そして風で私の尻尾はなびいているのお分かりですか?
後悔しないために・・・観戦時はどんなお天気でもジャケット要です!
リンクスは海が見えなくても“Links”なのよ〜
右上:世界中へこのプレイが放送されるカニ足のようなテレビカメラ
プレイ観戦のマナーは世界共通同じだとは思うけど、
やっぱり生ウッズだったらカメラを向けてみたい・・・ ![]()
これも世界共通・・ウッズが構えだすと、やっぱりカメラのシャッターの音
彼はそうなると当然構えをはずす
係員が音のする方へ眼(ガン)を飛ばす・・ ・![]()
これだけ広いと日本人らしき人はちらほら・・・
ここで係員に睨まれでもしたら
“けっ、これだから日本人は・・・”と言われるのが怖くて
選手の写真が1枚もないなんて・・・・やっぱし・・
サミシイ・・・
と、下:言う訳で誰もいない・・コースとポット・バンカー ![]()

寒さに震えてもなんとか18コールまで辿りつき、夏のはずなのに鼻たらし・・・。
そして帰路は駐車場までやはり送迎バスに乗り込んで、
サウスポートの街を出るのに入る以上の渋滞に巻き込まれ・・・
結局は深夜に湖水地方へ・・・・それでも一生の思い出創りに後悔は決してありません
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今年は10年振りのイングランドでのコースが会場ということで、
いつもの年以上に風と丘、芝生と各選手は翻弄されたようです
全員が18番ホールに帰ってこないと誰が優勝してもおかしくない!という
誠におもしろい大会になりました
“Royal St.George's Golf Course”のジンクスは今回も破ることが出来ず、
私達異国観戦者の寝不足を誘ったのには・・・さすが!The Open!

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