Foot Pathsの賢い使い道 



The walking of Britain






の季節で英国を訪れることができれば、
何がしたい?という問いに間髪入れずに答えるとしたら・・・

“I will go to a walk!”


英国の夏は午後10時近くまで明るいこともあり、
早めの夕食を取り
まだ明るい内に腹ごなしに・・ちょっと歩きに行くかいっ?というのは
この季節ならではの特権でもあります



外のテラス
22時近くまで陽が落ちない 外のテラス


カントリーサイドに滞在されていらっしゃったら
是非その街や村にある
フットパスを歩いてみてください

歩くコースはどんな街や村にも
必ずと言ってといってよいほどあります

そして、小さな村ほど広い長いフットパスが存在します
羊や牛達の横を通り、緑の丘を望み、
どこまでも続く風景が目の前に広がるはずです


但し、時たま“ぬかるんだ”小道や草原もありますので
カントリーサイドでのウォーキングには
汚れてもよい靴や歩きやすいシューズをご利用ください


ウォーキングコースの小道
カントリーサイドの大きめの街でのウォーキングコース
その小道に出てきた野うさぎ
この季節にはよく見ることができます




また、ロンドンのような都会でも
“London walking”として幾つものコースが紹介されています


テームズ河沿いのルートや
ジュビリー・ルートという
街の中心を歩く距離別になった様々なコースが用意されています

英国は真夏でも
我が国のように南から北まで気温30度以上、
朝も晩も気温が下がりません・・ということはないので
慣れた歩きやすい靴と
終了した際に体が冷えるのを防ぐための軽い上着1枚があれば大丈夫!
特別なものは必要ありません

気軽に楽しめ、自分の目の高さで観光でき、尚且つ“無料”!!
そんなウォーキングを愉しみに!
この夏の旅に一コマ敢えて加えてみてはいかがでしょう










【 ロンドン・アート・ウォーク 】



元々東京と比べてロンドンの中心地になればなるほど
地下鉄の一つ一つ駅の感覚が短く、
又バスの停留場の数も多いこの国1番の都会でも
まだ公共交通手段が上手に使えなかった時は
地図片手に歩き回っていました




そんな時につくづく感じたのは
“全ての道はどこかに続いている”



当たり前のことですが、
車窓がまったく解らない地下鉄よりも
無類の方向音痴の私がダブルデッカーに乗っても
その場所や自分の今居る位置がどこだか解らない・・という危険を犯すよりも
自分の足で目的地へ向かう・・という
もっとも原始的な方法で目的地を目指していました

しかし、次第に地下鉄が使えるようになり、
バスもダブルデッカーの2席の利用法も解るようになると
その公共交通手段をふんだんに利用するようになりました



しかし、ふと気づいたら
最近はただ目的地を目指すのではなく
周りの風景や人々を自分の目船で見ることの面白さに気づいたら
少しづつ・・また、“歩く”ことの楽しさを思い出しました



もう思っていた矢先に見つけたのが、
数年前に発行されていた英国観光庁からの
“BRITAIN NEWS”の中に
この「ロンドン・アート・ウォーク」の記事を見つけた時は
1日こんなウォーキングも面白いな〜と・・
何よりも健康的!と改めて飛びついてしまいました!


正しく陽が長く、開館時間が延びる夏ならでは!の過ごし方

そして、誰のペースでもなく
自分のペースで進めるのなら・・どこでリタイヤしても良いんだ・・という安心感
(近くには地下鉄駅やバスもあるし)


是非、この夏にトライしてみてはいかがでしょう!

ロンドン・アート・ウォーキング
*赤点線は歩く通りです
*The photographer's galleryは移転いたしました

@ トラファルガー・スクエア @ チャリング・クロス駅
A ナショナル・ギャラリー A ピカデリー・サーカス駅
B ナショナル・ポートレート・ギャラリー

B レスター・スクエア駅
C ブリティッシュ・ミュージアム C トッテナム・コートロード
D サー・ジョン・ソーン・ミュージアム D
ホルボーン

赤番号はロンドンの主要ミュージアム&ギャラリーです
青番号は地下鉄駅の名前です

もし、歩きつかれても・・身近に地下鉄駅があるので
そんなときは迷うことなく利用することができます

観光庁でのコースは@トラファルガースクエアからスタートしています

トラファルガースクエア
工事中だったトラファルガースクエアと
聳え立つホレイショ・ネルソン提督の像


の広場に面してAナショナル・ギャラリーと
その裏手方向に当たる場所に
Bナショナルポートレート・ギャラリーがあります

ナショナル・ギャラリー
@ナショナル・ギャラリー
ナショナルポートレート・ギャラリー
Aナショナルポートレート・ギャラリー

チャリングクロス・ロードを上の地図のようにてくてく歩くこと
約10分くらいで賑やかな劇場が集まったり、
中華街へも行けるレスタースクエアに着きます


いにくとレスタースクエアを過ぎた場所にあった
フォトグラファーズ・ギャラリーは現在移転のためこちらにはありません

ここではそのレスタースクエアをそのまま通り過ぎ、
古本屋さん&音楽関係のショップも多く、
興味の在る方にはこの通りだけ歩くのも面白い!
そのチャリングクロス・ロードを進んでいます

そして、同じくこの通りは24番バスも走っていますので
ちょっとずるをして24番バス乗車、
Cトッテナム・コート・ロード駅で下車して徒歩7〜8分で大英博物館こと
Cブリティッシュ・ミュージアムに到着します
*マップを少し下へずらしていただけるとトッテナム・コート・ロード駅が
左下に出てきますので、ご確認くださいませ

大英博物館
ブリティッシュ・ミュージアム正面 
british museum saitより


こちらのミュージアムについては語ること多し・・
ロンドン1、2を争う見所としても
是非まだ足をお運びでない方々はこの機会に訪れていただければ・・・


グレートコートの屋根
大英博物館グレートコートの屋根
wikipediaより

この広い建物の中で効率良く
何を見たら解らない場合は日本語版のオーディオガイドがありますので
そちらをお借りになって、
その中でピックアップしても宜しいかと思います

貸し出しになる場合は
パスポート、国発行の身分証明書、運転免許証、クレジットカードなどの
身分証明書の提出が必要です
料金:大人 £4.50


また、曜日により遅くまで開館しておりますので
どうぞ、ごゆっくりとご覧になることも可能です

木曜と金曜の開館時間は午後8時半まで)

大英図書館
ミュージアムに隣接している大英図書館 
こちらの蔵書も見る価値があります
 british museum saitより


それからまだ余力がお有りでいらっしゃれば
ちょっと大英博物館の迫力を歩きながら反復しつつ・・・

今度は個人コレクター(大英博物館も元はそうですが・・)でも異色なミュージアム
サー・ジョン・ソーン・ミュージアムへ進みます



現在でも普通の住居に並ぶサー・ジョン・ソーン・ミュージアム



17〜18世紀に活躍した建築家の
サー・ジョン・ソーンは希代のコレクターでした


このミュージアムはそのソーン氏が自宅に集めた
様々な種類の貴重品を展示しています

大英博物館のように品数も多いのですが、
何しろまとまりなく(・・?多分分類はされているのでしょう・・・が・・)
如何にもとにかく“集めてみましたーーーっ”という感も否めませんが、
しかし、英国画家のホガース「放蕩息子一代記シリーズ」は一見の価値あり!です

ウィリアム・ホガースの肖像
18世紀に活躍した、その時代の風刺画を描き続けた
異色の画家 ウィリアム・ホガース 肖像画



個人所有のコレクトされた品々は
得てしてその時代背景も覗えて、
当時の様子が屋敷の部屋部屋から垣間見ることができます

絵画のみならず彫刻、建築(自宅の部屋、天井など)、
ローマやエジプトからの歴史ある工芸品や遺跡が何しろ処狭しと
ぎっしりと収められています

サー・ジョン・ソーン・ミュージアム
とにかくぎゅっと詰まった展示物


そんな中身濃いミュージアムを最後に見終わった後は
目の前のリンカーンズ・イン・フィールドで
ちょっと一休み

リンカーンズ・イン・フィールズの入り口
リンカーンズ・イン・フィールズの入り口
中央のおっさんは何故か知らないうちに入っていました
さりげなく・・ポーズ・・?


法曹界の事務所が多いとされているこの場所は
何となくアカデミックな雰囲気もあり、
最後の憩いの場所としてもお薦めです







今までご紹介してきたギャラリー&ミュージアムではありましたが、
1日朝からウォーキングも兼ねて
目一杯楽しむことができることに驚きました

正しくロンドンならでは!のウォーキング!

皆様も是非限られた旅の時間の中で
ちょっと頑張ってみてはいかがでしょう!







Enjoy!Walking!


1パイントビール

歩いた後のビールは格別です!

この1杯のために私は今日も歩きます









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