My favorite Foot Path 


〜私のお気に入りのフットパス〜

Step1



フットパス(Foot Paths)は
正式名称はパブリックフットパス(Public footpaths)
ウォーキング(Walking)するコースのこと

一説にはトレッキングコースとも言われているそうですが・・・
山の少ないこの国ではそう呼ばれても、
海沿いのちょっとした崖に近いような狭い空間を歩くとか・・・
ちょっと急勾配の坂道程度、
丘のようなコースですからご心配なさることはありません

『運動神経・運動センス』と言ったものは全て母のおなかの中に置いてきて、
姉として弟にその分を全て譲った私が愉しめたコースばかりのご紹介です



        


ご用意いただくものは歩きやすい、
長時間歩ける『靴』とその靴に合う服装だけ


街の喧騒にちょっぴり離れたくなった時に・・
このコースを思い出して頂ければ、とても嬉しいです


    






≪セヴン・シスターズ≫




“以前よくロンドンから日帰りのできるウォーキングコースを教えていただけますか?”
と、いうお問い合わせに必ず上げていた地名が
このセヴン・シスターズ

ご承知の方も多いこの景勝地はドーヴァー海峡近くと間違えられることもありますが、
何年か前にタバコのCMで流されいた
とても美しい白亜の壁は実はこの場所

確かに『白亜の絶壁』はドーヴァーもそうなのですが、
フットパスとしてのウォーキングコースは
この『7人姉妹』の方が有名でもあります

かのナショナル・トラストが管理するこの景勝地は様々なコースを持ち、
ご自身のお好みに合わせてロンドンからの日帰りコースとしてもお楽しみいただけます






セヴンシスターズの位置 セブンシスターズ周辺地図


〜ロンドンからの行き方〜



<鉄道> @ロンドン・ヴィクトリア駅からイーストボーン駅まで約1時間25分
Aロンドン・ヴィクトリア駅からシーフォード駅まで約1時間30分 (ルイス乗り換え)
<コーチ> ロンドン・ヴィクトリア・コーチ・ステーションからコーチにて約2時間
 
*イーストボーン駅近くの路線バス・721番にて(ブライトン行き)、
約25分から30分でエクシート・パーク・センター(Exceat Park Center)下車
目の前にビジターセンターがあります

* 上記の地図で真下に当たるビーチーヘッド(Beachy Head)から左右に赤い点線部分がコースになります


このビジターセンターでご自身にあったコースを良く検討して、最後のお水などを補充してからお出かけ下さい
ナショナル・トラスト・ビジターセンター

    



ビジターセンターから幾つものコースが分かれています
そのコースは距離だったり、歩くパスの行程が草地・牧草地を歩くもの、
はたまたお隣のゴルフコースの迂回するもの

しかし、スタート地点は下記の写真の小川付近から様々な方向へとスタート地点があります

子供たちのカヌー教室
お天気の良い日曜日には子供たちを集めてカヌー教室や自然博物史講座など
生きた実習兼ねたコースをボランティア指導員が、様々な指導にあたっています


  


幾つかのコースを歩きましたが、
このようにゴルフ場の横をすれすれに作ってあるので、
一応ボールが飛んできたら危ないので
ここからは注意してね・・という看板が
幾つか立っていました・・

しかし・・こんなに風の強いゴルフ場は
はやりこの国のコースにはリンクスが一般的なのが
とても納得できてしまいます


そして誰でもが気軽に楽しめるので、
父ちゃんはゴルフ、マミーと犬はウォーキング
子供はカヌースクールと
家族それぞれが別々にも楽しめるんだなあ・・と
思いました

コース上に隣接しているゴルフ場


    
セヴンシスターズの白い壁



ビジターセンターから徒歩50分
だんだん見えてくる『セヴンシスターズ』



数えると“7つ”あるの、
お分かりですか?



     


この風景はコマーシャルにもおなじみの・・・
ぽっかりと建つあの家は普通の方が住む普通の住宅です

約4世帯のこじんまりとした集落

冬の景色はどんなにか寒々としたことでしょう・・・
しかし、この見事なパノラマ風景を見ながら日々の生活に
ちょっぴり羨ましいと思うのは私だけでしょうか・・?


ホープ岬より


セヴンシスターズ

そして、マジかに見る白い壁

波頭も高く・・白く・・・風も強く・・フランスから見た時にこの白い壁が脅威に見えたことは想像するに安易なこと
さぞかし古来から変わらないこの風景を維持していくには、正しくナショナル・トラストの今日の在り方あってこと
『変わらないこと・変えないこと』の偉業さを感じられずにはいられません

そして、そのような風景を歩いて見ることの出来る幸運さを喜ばずにはいられないのは
ここまで辿りついたスタートからの賜物です 

HOPE GAP


そして、このコースには終点はなくさらに進みたい方のために・・
又は英国本土の『島の縁』を実感してみたい方のために下へ降りる階段は用意されています

このようにお天気の良い日にはマジかに『壁』を見上げてみる事もお薦めしたいです
しかし・・くれぐれも冬になさる方はそれなりの心の準備と服装の準備を・・
ここが英国であること、北海道と
ほぼ同じ緯度であること・・・・どうぞお忘れなきようお願いします






 

私個人的にはロンドンの人の中に紛れてフラフラするのがとても好きです 

日本でも人ごみが苦手ではありますが、
どうにも目を開けているだけでおもちゃ箱のようなロンドン
1日中地下鉄やバスに乗りっぱなしでも良いな〜なんて思ってしまいます

しかし・・一度ロンドンを出て
カントリーサイドの風と羊達に出会ってから戻るこの街では
そのリズムに慣れるまで心と体から綺麗な空気をもとめてしまうことが多々あります・・・

そうするとお天気の良い日を選んで、
博物館やショッピングに出るよりも
1日の日帰りウォーキングを決行することがあります

逆にロンドンから日帰りで出かける・・・ということが楽でもあり、
1日ハイキングのようで妙にウキウキしてしまうのです・・

旅行者なんだけど、
「今日1日はロンドンに住んでいて休暇でちょっと歩きに行ってきたの」・・という感じ・・・

その晩お宿に戻ってぐっすり眠ったら、
翌朝の朝食の時に宿のホストファミリーに昨日の成果をつい話したくなってしまうのです
 


そして・・ホストから『昨日は素晴らしい1日だったのね!』という答えが返ってきたら・・・
その日1日のスタートとしてこんなに気持ちの良いものはありません・・






もし、フットパスについてご希望の地域がございましたら、そちらのお問合せもお待ちしています 



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