やさしい個人旅行のすすめ【4】




お子様ランチの中で1番好きなのは、なんといっても私は『エビフライ』です 
そして大好きなものだから、最後に取っておいて(このことは人類永遠のお好み・・好きなもの最後派と最初派)

食べようと思ったときは他の食べ物でおなかが一杯になって・・・
今まで何度もそんな悲しい目に合っています 


しかし・・この『エビフライ』こと『航空会社』に於いては何よりも先におかんがえいただくことをお薦めします
何故ならば限られた座席数と料金
この2つがある限り、早いもの順です

しかし昨今は航空券購入を早く決めてしまったが為に、
その航空券をお願いした旅行会社によっては様々な後味の悪い思いをすることもあります
例えば・・・せっかく早く予約したのに、同じ日の出発・帰国日なのに料金がお安くなってしまって、
すでにその料金を支払い済み・・で変更するのには、チャージがかかりますよ・・とか・・
1番腹立つ行為ですよね!!


そうならない最大の努力がもちろん!必要なのは言うまでもありません

が・・実際はそのような信用ならない旅行会社に当たってしまったら、
しかるべきところへのご相談も否めません・・・

ほんの少しではありますが、私自身の経験や、お客様からご相談を受けたことをご案内いたします

ご自分の旅のスタイルに合った航空会社の座席の選択・確保にほんの少しでもお役に立てば幸いです






【ステップ2】

航空会社

    
その航空機の座席が得られなければ・・・旅は始まりません・・・
またその座席に座っている時間も日本からなら少なくとも約12時間・・・侮れない時間の長さです

日本から・・(ここでは申し訳ありませんが、“成田国際空港”からのお話ですすめさせていただきます)
先ず英国へ初めて足を踏み入れる先はほとんどが、一口にロンドンと称される
ヒースロー国際空港、またはガトウィック国際空港のいづれかになります

現在運行している日本からロンドンへの直行便と言われる、・・・航空会社をご案内いたします

(但し、下記の案内は04年2月の調べで3月末までの予定になります
また、航空会社の都合により発着時間の変更は多々ありますので、あくまでも目安でお考え下さいませ)

航空会社名及び便名 出発時間
(成田)
到着時間
(ヒースロー)
運行曜日
日本航空(JL) 401便 12:00 15:40 月・火・水・木・金・土・日
日本航空(JL) 403便 10:10 13:50 火・水・金
11:20 14:40
14:15 17:55
14:25 18:05 土・日
全日空空輸(NH) 201便 11:35 15:05 月・火・水・木・金・土・日
英国航空(BA) 6便 11:00 14:40 月・火・水・木・金・土・日
英国航空(BA) 8便 12:55 16:25 月・火・水・木・金・土・日
ヴァージンアトランティック航空(VS)
901便
12:00 16:00 月・火・水・木・金・土・日
アエロフロート航空(SU) 582便
*モスクワにて途中降機あり
13:00 19:45 月・土

航空会社名及び便名 出発時間
(ヒースロー)
到着時間
(成田)
運行曜日
日本航空(JL) 402便 19:00 15:50+1 月・火・水・木・金・土・日
日本航空(JL) 404便 21:00 17:50+1 月・火・水・木・金・土・日
全日空空輸(NH) 202便 19:00 15:40+1 月・火・水・木・金・土・日
英国航空(BA) 5便 12:25 09:01+1 月・火・水・木・金・土・日
英国航空(BA) 7便 14:30 11:05+1 月・火・水・木・金・土・日
ヴァージンアトランティック航空(VS)
901便
13:00 10:00+1 月・火・水・木・金・土・日
アエロフロート航空(SU) 582便
*モスクワにて途中降機あり
10:55 10:55+1 金・日






上記の通りロンドン往復の直行便航空会社は5社さん
その内日本航空・全日空空輸・英国航空は毎日運航しています
しかし毎日同じ時間で運行している便もあれば、時間が変わる便もあります

各航空会社さんともに様々な違いがあり、私はこの比較が毎回楽しみでもあります 

そうなのです・・・
毎日これだけ多くのフライトが成田〜ロンドン間を往復しているのですから
おのずとこの12時間という長いフライト時間を過ごすことに、やはり納得して航空会社は選びたい・・・
その航空会社を選択する基準を改めて見直してみました
(但し、その比較は平均的な・・そして個人旅行ですから航空券のみ購入する場合に私が感じたことになります
また、下記の比較はエコノミークラスのみに限定させていただいております・・ご了承の程・・
・・・悲しいことにヨーロッパ線ではそのクラス以外に乗ったことがないのです・・


価格 日本航空 やはり高価、と言わざるを得ないでしょう・・
我が国の・・同胞の航空会社が高価、というのが
時々とても悲しくなります・・・
しかし・・早期早割りでの割り引きがあります
全日空空輸 JLさんの次に高価な我が国の第2の航空会社
但し、JLさんよりもグッとお安くなる時もありますので、そこを逃さずに!

こちらも早期早割りでの割り引きがあります
*しかしこの早期割引制度は厳しい規定があります・・
ご注意を
!!
英国航空 上記2社さんに比べると彼の国の代表航空会社
上記2社よりも若干お安くなります
また自国の強みもあり、混み合うわずかなシーズンを外せば
価格的には納得のいく料金だと思います
ヴァージンアトランティック航空 エコノミークラスを2段階に分けたせいか、格安航空券用のものは
通年通してお安いイメージがあります

しかし・・その分人気が高く、シーズン・年によっては変動します
アエロフロート航空 モスクワ途中降機ということもあり、たまに見かける「航空券指定なし 直行便」という格安航空券に登場します
この5社の中では1番お安いでしょう・・その訳は・・
言わずもがな・・・・でしょう・・・
*ご注意ですが、週末の行き・帰りにかかる日でのご搭乗は各社エキストラチャージがつきます
機内サービス 日本航空 乗務員さんはやはり天下のJL・・と言いたいのですが・・・
残念ながら約20年前とここ最近では違った印象を受けます
とても事務的、というか・・これも時代の流れでしょうか・・
しかし、機内乗務員さんに於いて言葉の壁はありません
機内食も日本人好みの和食も取り揃え、又映画・音楽なども
私達にお馴染みのもの、そして映画も吹き替えが多く、安心して
12時間過ごせます
全日空空輸 乗務員さんはチェックインカウンターだけでなく誘導係の方、
もちろん機上乗務員さんに至るまで「これぞ!価格に比例」と素直に
感じます
またこちらも乗務員の皆さんには同朋同士としての安心感があります
機内食は適度な量で、少ないと感じる方には申し出により軽食用意も
あり、気軽に利用できるような気配りがありました
音楽や映画などの充実度はJLさん同様、寝る間もなく過ごせます
英国航空 乗務員さんはベテラン!と思わせるような豪快なおじさん!
頼もしかったです
そして、常にフレンドリーというサービスには堅苦しい英国人の
イメージはありません
お食事は・・まあ・・『英国』ですから・・それなりに・・英国的です
映画などのサービスはやはり欧米系が多かったように思います
でも、ラグビー六カ国対抗戦で優勝が決まった時の機長さんからの
直接嬉しいその報告にはちょっと驚きました 
 
ヴァージンアトランティック航空 ご存知!レコード会社さんの航空機ですから、機内での音楽・
ゲーム・映画はとても充実しています
しかし、座席によってはこの大事な機械(?何と言う名前でしょう?)が
壊れている座席に当たってしまったら・・12時間恨み言を呟く羽目に
なります・・
座席が空いていたら、即変わっていただきましょう・・
機内食もこちらの“和食”は定評があります 
1番先に売り切れてしまいます
確実にいただきたい方は前の方の座席をお選び下さい
一つ気になることは・・・悲しいかな・・ 座席が狭いんです・・・
アエロフロート航空 実はこちらの航空会社だけ機上する機会がまだなくて・・・
ごめんなさい・・・
ご経験あられる方からのご意見がいただければ、
こちらの欄を埋めさせていただきたいと思います
・・・
*最近感じるのは各社の機内食が少なくなりつつあること・・そして各社お客側の選択権が増えてきたことです
到着・出発
時間
日本航空 毎日2便運行していることもあり、発着・到着時間は多彩です
冬はロンドンではご承知の通り日が短いですから、なるたけ早い時間に
ロンドン到着時間をお薦めします
逆に夏はどんなに遅くなっても明るいですから、お宿さえ決まって
いればどの便に乗られても宜しいかと思います
全日空空輸 この時間帯でしたら通年通して安心できる時間だと思います
ロンドンからの発着時間は上記のJLさん同様遅い時間なので荷物は
お宿に置かせてもらって
もう1日遊んでしまいましょう!
但し、これもJLさん同様成田到着も当然遅い時刻ですから
翌日お仕事の方にはちょっぴり体がきついかもしれません
・・・
英国航空 5便と7便とのお時間の違いは歴然です
その為にこの2便の違いで航空運賃を違えている旅行会社さんも
あります
たかが2時間・・されど2時間なのです・・・

ご自身のご予定に合わせて選ぶ事が可能です
ヴァージンアトランティック航空 毎回このフライトを使う度に思うこと・・
ロンドンからの帰る日って、帰るための空港に向かうだけなのね・・・と
悲しくなります・・・
お宿でゆっくりと最後のイングリッシュ・ブレックファーストをいただいたら
・・もう空港へ向かう時間になってしまうのです・・・
それって贅沢な気持ちでしょうか・・・?私だけでしょうか・・・?
アエロフロート航空 ロンドンへの到着は夏なら問題ありませんが、冬は到着日は
必ずお宿をご予約していくことをお薦めします
そして、お帰り便に関してもその日は朝早く起きて、お宿によっては
最後の日の朝食もあきらめて・・・空港での朝食を頭に描きながら、
ひたすら荷物を抱えて空港へ直行です

何も考えず(空港の免税店も全てオープンしていない可能性もあり)、
ひたすら帰国の最終目的地成田へ辿りつくことだけを頭におきましょう・・


   



先ずはご自身が航空会社を選ぶ時に何を1番重視されるか・・・?
こればかりはご自身にしかわかりません


価格か・・?
サービスか・・・?
はたまた・・・到着・発着時間でしょうか・・・?



様々な要素から選ぶことの出来る昨今・・・この選択を思いっきり愉しみましょう!!

そして、前述した・・・もし・・ご自身が極めかねるようであれば、
依頼する旅行会社さんに納得されるまでご相談しましょう・・・

または、どうぞご遠慮なくこちらまでご相談下さい
(航空券の取得は出来ませんが、ご相談にほんの少しでもお力になれるかもしれません)












さて、このページは私の短い業界内で判り得た事柄からまとめてみました
もちろん、異論もご理解に苦しい箇所も多々あるかと思います

どうぞ皆様のご意見・ご質問などございましたら下記までお問い合わせ下さいませ

率直なお声をお待ちしています












Top New ページのTop やさしい旅行講座

ステップ【1】旅行会社 ステップ【3】航空会社その2 

ステップ【4】宿マナーハウス ステップ【4】宿ホテル ステップ【4】宿B&B ステップ【4】宿イン