やさしい個人旅行のすすめ【4】





さて、このワン・プレートの中の最も重鎮な・・目立たないけれど、私個人的にはとてもこだわる『お宿』から・・・

今回は最も私達の身近でもありながら、その幅が想像以上にあり、多種多様な要素を含んでいる
『ホテル』です

おそらく私達がパッケージツアーに参加しても、個人での旅でも、
やはり航空券に次いで大きな支出を占める位置にもあります
しかし、それは航空券のように様々な旅人に平等に掛かるものではなく、
ご自身の『お好み』
で選ぶことが出来る・・何て、楽しい作業でしょう 






【ステップ3】

宿




たかが一晩・・されど一晩・・・
旅に出たら、私はお宿に関してはとてもシツコイくらいこだわります
それは日常では在り得ない、大事な1晩だからです
1日沢山歩き回った後にくる疲労感を癒してくれるのは・・・その晩の眠る場所
その寛ぎ感は翌日にまでとても大きく影響します

ホテル(5つ星から1つ星まで)  一般的に宿泊されることが多いのがこのホテル
 しかし5つ星から1つ星までと範囲も広いので、ご自身の旅の
 スタイルに合わせてお選びいただけます

 需要も様々・・・旅の形態も問いません




その2

ホテル





旅する皆様の1番身近で利用頻度が高いのがこの『ホテル』ではないでしょうか・・・?
通常我が国のみならず各国の旅行会社が主催・手配する宿泊場所はおそらく8割がたがこの宿泊施設でしょう

しかし、このホテルと名がつくものにはとても広い幅があることもまたご承知のこと
1つ星から5つ星まで(ここでは「星」で記させてください)と、選択肢の太っ腹なこと・・・
難しいと思えば選ぶ苦労もありますが、それは逆にご自身の希望に合うホテルは必ずある!にも通じます


しばし・・ここは個人旅行でのホテルについてほんの少し!ご案内できれば・・と思います
(パッケージツアーで利用されるホテルに関しては主催する旅行会社さんにわかるまで確認して下さいね!
彼ら社員は必ず把握していなくてはならず、また歯に衣着せずに正直にご質問に答えなければならない義務があります)



ロンドン ハイドパーク近くのホテル

ロンドンのタウンホテル



ホテルの選び方

@ 場所 観光に便利な宿泊先へ到着、出発するにあたって自分にとって足場の良くない宿泊先は
とても時間の無駄になります
個人旅行でしたら、ご自身だけにとって便の良い場所であれば効率よく観光できる・・・
そんなホテルを!


A 設備 : 寝る・・だけの場所ではありません
出来ればその部屋又はホテルから出なくてもいいや・・と思えるような宿泊設備

観光などでたっぷりと疲れた体も気持ちもそこへ戻って喜べる場所であること

B ご予算: 上を見ればキリがありません
自分の身の丈・・・そこに滞在し、寛げることを条件とした場合の自分に合った予算

そして上記の2つを満たすに相応しいと思われる料金


私がホテルを選ぶに当たってのポイントにしている3つです
しかし、ご宿泊される方々のお考えはそれぞれだと思います・・・なるたけ後悔しないように思いっきり迷いましょう!






【ロンドンのホテル】


☆☆☆☆☆

22 Jermyn street
“22 JERMYN STREET”

22 Jermyn Street - St. James's, London, England, luxury hotel, boutique, Togna

ロンドンの中心ピカデリー・サーカスより1本入った細い道ながら、その通りは高級店が並ぶこのジャーミン・ストリート
その通りにひっそりと隠れ家のような入り口のホテル 22 JERMYN STREET
番地がその名になるホテル・・・なんてかっこいいネーミングだろう・・と・・・


以前お客様の御希望に合わせてこのホテルへ何度か問い合わせたことがありました
幾つかのホテルの中でも受け答えが早くて、気持ちの現れるような回答だったことなどがとても印象的でした

ですから何時かは自分がその宿泊先に相応しい時が来たら、是非ゆったりと宿泊してみたい・・・そんな憧れのホテルです








☆☆☆☆

The Leonard のカフェ
“THE LEONARD”

Luxury Hotel London - The Leonard Hotel and Residence Luxury accomodation in Central London

このホテルに何故私が惹かれるか・・・?それは一重にバス用品にあります
私の憧れのペンハリゴン社の一揃えというロンドン多しのホテルの中でもこの心気配りはなかなか・・・

王室ご用達のペンハリゴンと言えば敷居の高さでもお値段の高さでも普段使いは出来ません・・・
宿泊できれば思う存分使用できます
もちろん主役のホテルもオープンして1年目にしてロンドンの『ホテル・オブ・ザ・イヤー』に輝いています
全28室というこじんまりとしてるので、プロ・サービスに長けたスタッフの目が行き届かないはずはありません

Hotel Leonaldの24時間ルーム・サービス







☆☆☆

Number 16
“COVENT GARDEN HOTEL”

Covent Garden Hotel - Home Page

客室のインテリアがナチュラル志向で、オフホワイトを基調にした部屋は私の永遠の憧れです・・・
だって『白』の部屋って非日常的ではありませんか・・?
何よりもベッドリネンが手触りの良いコットンを中心に素朴な刺繍が施され、
それでいて全体の部屋のムードはクラシックな英国調・・・ときたら・・
もうここでしか味わえない過ごし方を考えるだけで嬉しくなります


小サロン兼ライブラリーやエスニックなアンチィーク家具に囲まれての大きなサロン・・
またランチタイムには満員になるというブラッセリーでの朝食は
宿泊客のゆったりとした時間を持てる特権かもしれません・・・


ブラッセリーMAX






上記のご紹介しましたホテルはほんの一例です・・ロンドンだけでなく各街によってそれぞれです
今回は滞在される可能性の大きいロンドンのみ
機会があったら、別の街のホテルもご紹介したいと思いますが・・・

皆様がご自身に合ったホテルを選ぶ時の少しでもご参考になれば嬉しいです

またこのようなホテルは個人旅行の方々の為のホテルに思えます
せっかくのご自身だけのご旅行でしたら、ご料金ではなく・・・・
気持ちのための『贅沢』を・・・・






【日本のホテルとは違うこと・・・

一つ目 予約の時

様々なホテルを捜して、調べて・・そしてこのホテルに宿泊したい!と思われたら、次は予約です
旅行会社さんを通される方は別として、直接ご自身で・・とお考えの皆様へほんの少しのアドバイス
(もうすでにご承知の方々はどうぞ読み飛ばして下さいね)


これはその前のマナーハウスでのご予約にも共通することですが・・・
ご予約の際には必ずと言って良いほど『
クレジット・カード』が必要になります
(もしお持ちでない場合はその旨ホテルにお申し出いただければ、それに変わる方法を教えてくれます)

何故なら・・・??

ご自身でホテルの予約を入れる最も多い方法はメール、またファックスではないでしょうか?

お名前やご宿泊日といったこととは別にて最終的にマナー・ハウス、ホテルのご予約で必要なのは

相手にに取ってみれば、皆様への確認と補償
です

遠い御国の初めてご予約(ほとんどの方々が該当しますよね)をいただくわけですから
万一せっかくお部屋を確保していたのに、当日いらっしゃらない・・・又はご本人の身元確認が取れない・・など
ホテルにとってみれば、様々な
『補償』になります
1番確かな・・見えない、言葉も通じない、お客様への唯一の『お顔』にもなります
予約を一方的にキャンセルされたりした場合はこのクレジット・カードからキャンセル・チャージをいただくこともできます

また、多くのホテルはこのクレジット・カードの詳細を伝えてから正式なご予約を受け、
その御希望のお部屋の確保を補償します


もちろん、旅行代理店を通してのご予約であれば皆様と旅行代理店とのお取引になりますから
クレジット・カードの有無に限らず予約代行をしてくれます
但し・・・その際のデメリットも生じることをご了承下さいませ!!







二つ目 アメニチィ



旅行好きの英国の方々は旅に出る時に必ず忘れない物
其れは・・・・
ご自分の歯磨きセット
ご承知の方やご存知の方も多いと思いますが、
日本国内のホテルには9分9厘ホテルのアメニティとして必ず用意してあります
しかし!!少なくとも英国のホテルでこのセットが用意されている宿泊ホテルに少なくとも私は経験がありません


バス・ソルトやバス・オイルなどの日本ではまだまだめずらしいバス・グッズはあっても・・・・
歯ブラシセットはないのです


以前何かの本で目にしたのですが、
英国の方々はこの歯ブラシというものは全ての方はご自身専用のものでないと使わない・・・
ただ、単に“こだわり”という一言よりもご自身の下着と同様のもの
他人の方に用意されて使用するこのではなく、自分で用意し自分だけの物を持ち歩くもの・・・
という身だしなみのセットだそうです


ですから、是非旅に出られる際はご自身の普段のものを持ち歩きましょう
これだけは最高級のホテルでも・・・と伺いました
(違っていたらごめんなさい・・・・サボィやリッツにあります!というご存知の方は是非ご一報を!お待ちしています)








さて、このページは私の短い業界内で判り得た事柄からまとめてみました
もちろん、異論もご理解に苦しい箇所も多々あるかと思います

どうぞ皆様のご意見・ご質問などございましたら下記までお問い合わせ下さいませ

または目的毎のホテルでのご滞在を・・とお考えの皆様のご相談もお待ちしています












Top New ページのTop やさしい個人講座


ステップ【1】旅行会社 ステップ【2】航空会社その1 ステップ【3】航空会社その2


ステップ【4】宿マナー・ハウス ステップ【4】宿B&B ステップ【4】宿イン