ロンドンのB&B



〜 いろいろなお宿 〜




  


夏休みが近づいてくると
やっぱり旅に出たくなります

徐々に夏のお問い合わせをいただくようになり
お宿についていただくことが増えてまいりました

英国では地方はどんなにピークシーズンでも
まったくお宿が取れない、ということはほぼ皆無
(大きなイベント時を除く・・・そして午前中の宿探しは必須です
サマーシーズンは
各所そのイベントがさかんに開かれる時期になりますので
特にその時間帯は重要です )





それでも時間の限られた旅であったら
事前にそのお宿が決まっていることが
どれほど心休まるか・・
(しかし、決まっていなくても
どんなお宿に当たるのか?!も
換え難い旅の楽しみでもありますが!)






しかし、お宿の良し悪しは自分にとっても「当たり」「??」も
終わってしまった旅においては
それも良い想い出です


今までロンドンに於いて
お馴染みのミセス・ハリガン宅、アン宅以外で滞在してみた
お宿を2軒ご紹介いたします

今、思い出せは(苦)笑えることばかり・・・

そんなお宿達があったからこそ
彼女達の家の有難さが身に染みる






今!だから愉しめる!
そんな体験した2軒のロンドンのB&Bをご紹介いたします

お宿探しの少しでもご参考になれば幸いです









【ロンドンのB&B事情】


:: その2 ::


今回も懲りず(?)にロンドンB&Bを中心に紹介している
サイトから@場所A価格を中心に
様々なお宅を検証しながら
先ずは2年前に滞在したB&Bからご紹介いたします





<クオリティマーク付きの宿>


英国内宿探しの一つの基準として
ホテルでもB&Bでも
“クオリティマーク”があります


まったく知らない土地で
初めての宿探しの一つの目安として
このマークがついているお宿については問題ない、と
長い間思っていました


クオリティー・マーク


このマークが付いているお宿は
国が設けた一定の基準を満たしている、ということなので
未知の土地での宿基準を満たす、と言う意味に於いて
疑う余地もありませんでした



 

部屋の清潔感、朝食についてなど
料金と見合うものでの基準についてはクリアーしている・・・と・・・

“郷に入れば郷に従え”

良く言ったことわざです!

その国を訪れたなら
その国の「生活」の1部を垣間見る機会も兼ねて選んでいる(・・私の場合は・・・)
B&Bについては
この信頼に足りるクオリティー・マークを持ってしても
“入ってみない”と解らないな〜・・・が、
今更ながらあることに
毎回驚き、焦り、楽しんでいます



その時は「楽しむ」余裕はありませんが・・・


その2年前に選んだお宅は
場所はロンドンほぼ中心地のゾーン2

ヒースロー空港からも行きやすい
地下鉄ディストリクト線

空港からの地下鉄ピカデリー線で
一つ乗り換えるだけでもあり、
またゾーン1へ出るにも乗り換えなしで行ける
とても交通の便が良い高級住宅地の一軒家でした

しかも、最寄駅から徒歩5から7分、と言ったお宅

今後ご紹介できれば良いな〜と
期待がふくらみ、わくわくしながらその家を訪ねました



B&Bへの道
穏やかな住宅が続く道


ホストは60歳代半ばの
とても活力のあるマダムで
もともとは彼女が運営するロンドンB&B紹介サイトの主催者さん宅でした

そういう意味もあり、
彼女自身の家がB&Bとしても
しっかりとクオリティー・マークの付いた宿泊宅としても心強い!

場所も料金も納得の行くお宿に見えました・・・

クオリティー・マークのついたB&B
家の前には大きな花をつけた木がとても印象的でした


にこやかに出迎えてくれた彼女の唯一お客を受け入れている1室は
玄関を入るとすぐに上がる階段で案内してくれたゲストルーム

部屋の施設 ダブルベッド

2階で通りに面した明るい部屋で
白と木の色を基調とした広すぎず、狭すぎず、と言った
こざっぱりとした清潔感溢れる1室でした

私自身はこの部屋を一目で気に入ってしまい、
特に窓から見る対岸?の家が眺められる窓辺に暖かいものを感じました

部屋の窓からの風景
瀟洒な住宅街の趣きです


そして、プライベートバスルームが付いている、という
バスルームもシャワー、タブ付き、という、
有難いもの


プライベートバスルーム
縦長ながら充分な広さのバスルーム

チリ一つ落ちていないバスルームは
シャワーもタブも清潔そのもの

おかげさまで気持ち良く利用できました


期待が膨らむ朝食も温かみのあるダイニングで・・・
ただ、一人でいただくにはちょっと寂しい気もしましたが、
オープンキッチンでくるくる手際よく出してくれる朝食は
ロンドンの中心地B&Bにありがちなコンチネンタル・ブレックファースト
(但し、私はフルは食べられなかったので卵のみいただきました)

まだ陽の昇らない早朝のダイニング
まだ陽の昇らないダイニング

オープンキッチン
木のぬくもりのするオープンキッチン

セットされた朝食前
用意された朝食セット

リクエストした卵
頼んだ卵 2つ


さあ、これから外出!と言った時に
マダムから渡された家の鍵は2つ&この家の出入り講座?!

部屋の鍵(これは問題なし)、
そして、玄関の鍵・・・これが・・・問題でした




玄関の鍵は一つ

しかし・・・この鍵はもしマダムが在宅していらっしゃらければ
その鍵のみならず、
別室でのセキリュティ・システムを解除、設置しなければ外出、帰宅ができない・・・

1)  現在玄関のドアに掛けられているセキュリティ・システムを解除
2)  鍵を内側から開ける
3)  玄関を完全に閉めるためのセキュリティ・システムをセット

4)  玄関を出て鍵を閉める

この4つの手順を踏まないと
家から出ること、
そして、戻ってきた際も逆の手順を踏まなければならない・・・

その手順がきちんとできないと
家人も慌てる?けたたましいサイレンの音が鳴り響く!

当然セキュリティ・システムは家中に張り巡らされていて
実は部屋の窓、バスルームの窓も
全てシステムを解除しないと
耳を劈く恐ろしいサイレンの音が響き渡ります





その朝初めて家から外出する際に
セキュリティの番号のみならず
ダイアル回しの回数、
鍵の回し方(これも出る時、入る時と違います)

マダムが見ている前で数回練習しましたが、
少しでも間違うと甲高いサイレンの音・・・・




まるで“どろぼう”にでもなった如く
慌てまくる私・・・・



焦って踊りそうになりました

マダムが在宅して下さる間は
ピンポンして開けていただく事にしましたが、
途中どうしても荷物を置きに戻った際の私の焦りようがご想像つくでしょうか・・・?



もうどうにでもして・・・


おまけに機械は正解な答えしか
受け付けてくれません


何とかそれでもパトカー?(警備会社?)が来る前に
サイレン音が消えた時は
ぐったりとしてしまった、私でした・・・

B&Bの庭 ランチ

やっとのことでセットし終わった私は
気持ちの良い庭でランチを広げながら・・・
こんなに厳重な
セキュリティが必要な地域ってことかしら・・・

なんて・・思いながら家の出入りにこれだけ疲れるのは、
ちょっと初めてだな〜・・と
心地良い庭に居ながらにして残念に思っていました


庭への出口
ダイニングを通り越した庭への出口


“居心地良く感じる”ということを
何について思うかはそれぞれだと思います

防犯がしっかりとしているお宅は
全てに於いてきちんとした家庭だと思いますが・・・

どうしても最後まで会得できなかった
この家の防犯設備に考えさせられました





きっと長く滞在してこのセキュリチィ・システムが会得できたら
このお宅での滞在は気持ち良く過ごせるのかもしれません

しかし・・・あのサイレンを1度でも聞いてしまったら
次回の滞在に歯止めがかかってしまったのは言うまでもありませんでした




その後残念ながらこちらのお宅への滞在をする機会がなくなってしまいました・・・








<グリーンツーリズムの宿>


最近宿のマークでもしばしば目にしていた
このマーク




“グリーンツーリズム”
日本での意味は例えば農業体験、又は漁業体験など
中々自然に触れることがない方々が
自然豊かな地域に滞在して行うこと・・・と、言われています



手作りパン体験とか・・・・



では、英国の場合はどうか?というと
「環境施設に優しい=エコ」に協力しながら
ゲストに提供するサービスに実践している、という宿のことでそうです





日常的に使われるエネルギーを
如何にして軽減しながら
ゲストへのサービスを提供するか・・?ということを目指している宿が
主にそのようなマークをいただくことが可能だそうです

ですから、日本のように必ずしも
自然溢れる場所でのお宿、とは限らず
ロンドンの中心地でのお宿でも
そのような取り組みをしているお宿には
このグリーンマークがつきます




そんなことから1度は体験してみたいと思っていた
グルーンツーリズムのお宿

ロンドン中心地に居ながらにして
どんなエコを実践しているのか・・・?

期待半分、「冬」の滞在エコ・・・?ちょっと嫌な予感・・・も
ちょっぴり頭を過ぎりましたが、
“マーク”付きの推薦宿にそんな悪いはずはないっ!・・と
思ったのが甘かった・・・

果たしてロンドン宿の“エコ”とは?






そのお宿は旅行者にとっては
とても交通の便も良く、観光地も多く、ホテルも多い
高級住宅街でもある“グロースター ロード”が最寄駅、という
絶好のロケーション


グロースターの仕立て屋
これはポターさんの“グロースターの仕立て屋”


先のクオリティー・マークと一緒に掲げられた
こちらのB&Bも
ゲストに提供しているお部屋はわずか1室

それも珍しいツーベッドルームのみ
(ダブルベッドルームではなく、シングルベッドが2つ、というお部屋)
お客様へ提供していました

そのツーベッドルームを一人滞在でも対応可、とのことで
早速2泊(連泊条件のお宿でした)を予約しました



グロースターロード


丁度この日はエディンバラを早朝5時に出発して
12時(正午)までにチェックインしてほしい、というホストマダムのご要望で
(それを過ぎると17時まで家に入れない、と申し渡されていました)
暗く寒い北の国を出発して
久々のロンドンに到着した私



B&Bの通り
瀟洒な建物が連なる地区

案内としていただいたホストマダムのメールを見ながら
賑やかな地下鉄駅から僅か5分歩いただけで
こうも静かな地区に入る、とは思ってもみなかった・・・
そんな第一印象は良いものでした

以前はこの地区のホテルに滞在した憶えは遥か彼方の渡英であったけれど
1本道を入っただけで
このような静かな住宅街になるとは記憶にもありませんでした



建物の柱 番地

この朝寒い北から来た身にとっては
ロンドンはかなり南

荷物を背負った私は汗かきながら
到着した番地を見て・・・本当にここで良いのか・・・?


この建物の2階


見上げた私の目には柱についた番号で間違っていない・・・
一瞬途惑ったセキュリティ厳しいお宅と同等か・・・?・・・


また、あの面倒くさい(すっかりと“安全性”よりも先に立ってしまう“面倒”)玄関かよ・・・


アパートメント、又はマンション式のこのような住宅は
様々な家族が住んでいるので
建物の外扉すら住人に告げないと開けてもらえない



簡単には入れない


半ば諦めてホストマダムの名前をプレートで探し、
ベルを押しました

インターフォンで確認され、
“入って頂戴、2階よ!”という声に後押しされて大きなドアを開けると、

天井の高い暗い階段を上がり、
一つしかない扉の玄関から見透かしたように開けていただき
案内された家の中は
外からみると同様に天井が高く・・・しかし、とても機能的な間取りのように思いました

お一人暮らしの白髪で品の良さそうなマダムは
とてもはきはきとした方で
案内されたお部屋は天井まで明るく、本が多くある広々とした部屋でした


部屋のベッド
シングルベッドが2つあります
液晶テレビ
テレビと持ってくれたお水
部屋の入り口スペース
部屋の入り口スペース
窓辺
部屋には3つの窓と椅子&チェスト

バスルームはマダムと共同で利用します

広々としたお部屋とは正反対にバスルームは
確かに“綺麗”でした

しかし、住んでいらっしゃるマダムの小物やタオルなどが
ところ狭しと並んでいる洗面台は
どうみても「共同」で使えるような雰囲気がありません・・・・





多分まだこれからお掃除されるのだろうな・・・と思いながら
お部屋にはセットされてなかったので
お茶をいただきに外出しました




その日の夜は急に冷え込んだ晩になりました

広い部屋には入り口とベッド脇、
窓辺の3箇所にヒーターが付いていたので
2泊の1泊目ですから
小物の洗濯をバスルームでして
そのヒーターにかけようとしたら・・・・
思いもよらない事態になっていました

通常は暖かいはずのヒーターが
ただの冷たい金属?と化しているのです





もうこれは早くベッドに入るしかないっっ!とばかりに
片方のシングルベッドへ潜り込みました

また・・・そのベッドが・・・
身長155cmにも満たなく、横幅もそう“普通”くらい、と思っていた私が
このベッドへ入れない・・・

びしっと折りたたまれたベッドカバーがびくともしない・・・・

やっとわずかに持ち上げたカバーの中に体を滑り込ませると
息が詰まりそうなくらいの圧迫感


後にアンへ語った言葉が・・・
「オイルサーディン」になったみたい・・・


オイルサーディン
ぎゅうぎゅうの缶詰状態


その晩は寝返りを打つことも出来ず、
寒さに震えながら翌朝目覚めたのは言うまでもありませんでした


翌朝、昨日教えてもらったダイニングへ行こうとしたら
その手前のキッチンでホストマダムに
“昨晩バスルームでなんであんなに時間かかったの?”と訊ねられ、
余り考えもせずに
“洗濯をしていたの”と答えた途端に
マダムのお顔がにこやかな笑顔が急変してしまいました

・・・どうやら・・洗濯は駄目だったらしい・・・



 


謝る私に気を取り直して
朝食へ行きなさい、とダイニングへ施してくれた1室は
これまた大きなダイニング兼リビング兼書斎だった

卵は目玉焼きは好きなのだけど、
“私のスクランブルは美味しいのよ!”と言ってくださるので
そちらを御願いしました






お部屋でお茶がいただけなかったので
とにかく朝のお茶が楽しみでした


お茶の銘柄を訊ねてくれたので
ダージリン、と答えたら
何がどうしたのか?“アールグレイで良いわね?”

・・・ ・・・
もう、何でも良いです

ダイニング
ダイニングルーム兼書斎兼リビングルーム

朝食セット
ロイヤルコペンハーゲンの食器

トーストラック
トーストも冷めないよう保温

スランブルエッグ
ご自慢のスクランブルエッグ

見事な絵に描いたような
本物の食器と心配りの朝食は・・・私にとっては
慣れない見本のようなお食事でした

ポットに入れてくださった
アールグレイはミルクを入れたら“真っ白”・・・
私の目も真っ白になってしまいました
(今までこの国でいただいてきたお茶が“薄い”と思ったことはありませんでした)





美味しいスクランブルエッグをいただきながら、
夜はヒーターを20時までしかつけないこと
お茶は薄いものの方が体に良いこと・
・などのお話を
マダムから伺いながら
もしかしたら“
グリーンツーリズム=エコ”って
そういうこと・・・?


 


実はこの朝食をいただきながらも
当然ヒーターはなく、
マダムは肩から大きなウールのキルトブランケットを被りながら
私の朝食を作って、お給仕してくださいました


して、2晩目に於いては
風邪を引いたので、
(北からの旅の疲れも出たと思うけれど前晩の寒さも堪えたので・・・)
電気毛布を使わせてほしい、ことを
しっかりと伝えてました

快く貸して下さいましたが、
その晩は廊下を通じて聞こえた
マダムの咳に、まだヒーターを切るのは早いと思う・・と
1月のロンドンの夜にしみじみ
冬の英国での“グリーンツーリズム”のお宿には私はちょっと弱気かも・・・





こうして、私のグリーンツーリズムという看板を掲げた
B&B体験はいろんな意味でも知って良かったな!


確かに地球にとっては無駄なものは省いた方が良いことは解っています、・・が
日本よりも寒い国を旅する季節を考えると
暖かいお部屋バスルーム

そして、
何時でも好きにいただけるお茶(薄くないもの)は
何にも勝るな〜と思えたのでした








グリーンツーリズム宿への目印
環境は抜群のお宿でした









:: 自分にとってのお宿のポイント ::







今回の2軒のお宿を体験してみて
自分なりに今までのお宿評価について
とても明確になった気がしました


1) 滞在している間は自分の家のように思えること
(家の出入りが難しくて毎回どきどきものは・・ちょっと不便)

2) 何かを御願いするにしても、気がねなく伝えられること
(にこやかなホストでも話をきちんとお互いに返せること)

3) お部屋でお茶がいただけること、
又はお茶セットが部屋になくとも、気軽にいただける場を
提供していただけること
(それはホストが気遣っていただけると良いな〜と思いました)

4) バスルームでお洗濯ができること
(旅の間の小さな洗濯物は日々のお勤め、
共同バスルームでも多少は許してほしい・・・・)

5) 自分なりの寝心地の良いベッド
(さすがにカバーの中にきゅうきゅうに押し込むベッドは
血が止まるかと思いました・・・大げさだけど・・・)

6) 冬のみならず、暖かいお部屋であること
(エコは大事だけれど・・でも、やっぱり家のみならず
暖かいお部屋に戻る、ということに嬉しさを感じます・・・)


ほんの小さなことだけれど
自分に中でのこだわりは一つ一つ違うので
全ての皆様には当てはまらないことは承知しております

こちらはあくまでも私自身で感じたことですから
賛否両論はもちろん、おありだと思っております

しかし、もし様々なお宿に当たったら
先ずは「楽しんで」しまいましょう!

そして、そんな“冒険”をした後は
いつも暖かく迎えてくれるロンドンの2軒のお宅が私にとっては
最高の居場所です

そんなお宅を見つけられたことは私にとっては
正しく値千金

鍵でどきどきしたことも、
止められたヒーターも“オイルサーディン”のベッドも
話せば“うちにいらっしゃい!”と言ってくださるお宅があるから
安心して初めて未知のお宅への挑戦ができます!

いろんなお宿の体験は旅の一つのスパイスです!

様々なご体験が後に御自身にとっては
本当の宝が見えてくる・・・
良い機会だと思っています











ロンドンでは本当に安心して寛げる宿を
探すことが徐々に難しくなってきたことを実感しました

それでも、お宿は旅の楽しさの要素にはかかせません

今後も本当に安心して過ごせるお宿と
素敵なランドレディーやホストファミリーが迎えてくれる
ご家族をご紹介できたら・・・と思っています






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