ロンドンのB&B



〜 ビジネスマンの宿泊するB&B 〜





2016年9月のロンドン滞在で
今回は初めてのお宿で過ごしました

場所はロンドンの北西寄りの
North Harrow


ノースハーロー駅
地下鉄North Harrow駅




ロンドンの中心地まで
地下鉄で約30分

駅からは徒歩2分

朝食をいただくダイニングからは電車が走るところが見えます

そして、落ち着いた町並み住宅街のB&B

初めての町での滞在をご紹介いたします












【ロンドンのB&B】


:: 
タラズ ロンドン ベッド&ブレックファースト ::

TARA's London Bed and Breakfast


このお宿を見つけたきっかけは
滞在場所からの検索でした




ロンドンの中心地では
いつものミセス・ハリガン宅での予約はしておりましたが
到着と帰国は出来れば空港寄りの西側が便利

そして、以前から高級住宅街でもある
Harrow近くに宿はないか?と
時折探しておりました



Harrowは西側高級住宅街の一つです


以前よく雑誌などで紹介をしていた
東側のHampstedやIslingtonは
長期滞在で住むには良い地区だと思いますが
ヒースロー空港とは反対側なので
到着、出発時には時間がとてもかかります

ハムステッド
落ち着いた町並みのHampsted

その為以前はこちら側のお宿にも滞在したことはありましたが、
空港からの往復に時間もかかることがあり、
スケジュールに合わせての
滞在場所を考えるようになりました

もちろん、観光、ショッピング、朝早いツアーの出発は
中心地のミセス・ハリガン宅の滞在が1番便利です


ハーロー・オンザ・ヒル駅近くの商店街
Harrow-on-the Hill駅近くのショッピングアーケード



前回はその南西寄りEaling Broadwayの
便利なお宿に滞在したのですが
残念ながらこの4月に閉鎖してしまった、とのこと・・

B&Bは往々にしてこのように突然辞めてしまうので
残念この上なかったのですが・・





それで今回はまたまた新しく
この西側で捜し求めたお宿でトライしてみたのが
Tara's London B&Bでした

タラズ ロンドン B&B
家の外観


名前からして多分アイルランド出身だろうと思ったとおり
Tara(タラ)は陽気でカラカラとよく笑う
おしゃべりが大好きな!!
赤毛を持つ生粋のアイリッシュ





家族を大事にして
その一員であるミニチュア・シュナイザーのアルフ
ィー
黒猫クレオも
お客様を迎えるホストとしても活躍しています


13歳のアルフィー
何時もダイニングに続く居間にいて
玄関まで出てきたり、見送ってくれます



13歳になる、というアルフィーは
お客様が毎朝来る
朝食のダイニング手前の居間にいます

そして、11歳になるという黒猫クレオは
普段はダイニング&キッチンに居ますが
外にも自由に出入りしているので
1度ならず玄関前で一緒に帰宅したこともありました


部屋のベッドで寛ぐクレオ
11歳になるおばあちゃんのクレオ


また、彼女はとても社交的で猫好きは解るのか、
2階の私の部屋まで一緒に来て
部屋を一折チェックしたり、
ベッドの上で寛ぐことも・・・

Tara曰く「彼らはお客様が大好きなのよ!」

逆に動物が苦手な方には彼らの歓迎はお辛いかもしれませんね・・






そんなお宿の場所は下記になります

  住所
 
:  8 Argyle Road North Harrow London HA2 7AJ
 
  電話 :  020-8248-4039 


お宿の案内からヒースロー空港に到着して
こちらまでの経路として幾つか挙げられるうち、
初めてローカルバスでの方法を選んでみました




空港からローカルバスで向かうと
お隣の駅「Harrow-on-the Hill」までそのまま行き、
その駅のお隣が最寄駅
North Harrow駅

この行き方は便利かも!と思ったのでした





先ずは到着したヒースロー空港のターミナルは
英国航空利用の場合はターミナル5
(日本航空、全日空などアジア系の航空会社は
ターミナル3になります)

その為ローカルバスや行き先によっては
長距離バス(コーチ)の発着ターミナルは
このターミナル3にあります

セントラル・バス・ステーション
ターミナル3にあるCentral Bus Station


もし、ターミナル5に到着して
ローカルバス、又は行き先によっては長距離バス(コーチ)を
御利用の場合は
ターミナル5の地下鉄でターミナル2&3下車、
そこからバス・スターションへ進んでください

*ターミナル5からターミナル3のバスステーションまでは
所要時間20分くらいかかります
あとは地下鉄の発時間や歩く早さもご考慮くださいね


地下鉄駅ターミナル2&3
地下鉄駅Heathrow Tarminals2&3


ターミナル5から一駅のこの駅下車の場合までは
地下鉄料金はかかりません
(但し、Oyster Card利用の場合)


そして、このバス・ステーションから
宿へ向かい為のバスは
140番バスになります

バスステーションのスタッフへ乗り場スタンドの番号を確認します


ローカルバス乗り場へ
ローカルバスとコーチの乗り場が混在しています
必ず乗り場を確認してから進んでくださいね
(2016年9月現19番スタンド)



そして、その番号のスタンドへ向かいます


19番スタンドに140番バス  140番バス
バススタンドの下にこのスタンドに来るバス番号の表記があります


スタンドに来るバス番号を御確認ください
140番バスの主な停車場所もあります


そして、このスタンドには6種類のバスが来ます
必ずバスの正面行き先と番号を見てからご乗車ください

大事なことはローカルバスは現在現金でのご乗車はできません

予め空港ターミナル内にある地下鉄の自動販売機
(日本語表記のないものもあります)
または地下鉄窓口、日本ご出発前に
Oytaer Card
またはその日1日御使えになれる
トラベルカード
ご用意ください


140番バス  140番バスに乗り込む
140番バスが来るところ そして、乗り込みます


5分ほど待ってから乗車する140番バスが来ました

ところがこのバス路線的に良いのか・・?
殆どの人が乗り込み、
もうここだけで座る座席がなくなりました・・

これからどのくらい人が降りるのか・・?
または乗ってくるのか・・・?




実は2個のトランクを持つ私はちょっと心配になりました・・

ずーーーっと立ちっ放し・・・

・・結果・・

実はこのバスだけが非常に混み合っていました

途中、ちょっとしたアクシデントがあり
(これは後にミセス・ハリガンが大笑いしたことなのですが・・)
このバスを途中下車して、
次ぎのバスに乗り換えざるをえなくなった時、
乗り換えた場所も良かったのか、
あっさりと座って無事にHarrow-Bus Stationで下車しました




バスの下車場所Harrow-Bus stationは
Harrow-on-the Hill駅のお隣です

その時、根性なしの私は12時間のフライトと
思った以上のロンドンの気温の高さに霹靂となり、
あっさりこの駅前からタクシーに乗ってしまいました




Harrow-on-the hill駅からタクシーでお宿まで約10分
£7.00也(Tip込み)

そして、到着したのが
ここTARA's London B&B


タラズB&B
イギリスならではのダッチドハウス


笑顔で迎えてくれたタラの家は
その玄関には沢山の家族写真
(三世代の家族写真がずらり!
さすがに家族の鉄則が固いアイリッシュファミリー)


玄関
入り口ドアの美しいステンドグラスと家族写真


ドアのステンドグラスと
沢山の家族写真は見ていても興味深いです

そして、向かい側の壁にはトリップアドバイザーの評価や
イングランドB&Bの3つ星看板がかかっていました

このローズのマークは安心できます


宿泊の3つ星B&B
トリップアドバイザーなどの評価


そして、案内してくれたのが
玄関を入ってすぐの階段で上る
2階の一部屋でした

伸びる階段
じゅうたん敷きの階段
壁には家族写真と猫の可愛い壁飾り




一人のシングル部屋をリクエストしたのですが、
通してくれた部屋は
家の正面に面した2階の大きな部屋

トリプル部屋という贅沢な滞在となりました


トリプル部屋
トリプル・ルーム

手前が大きなダブルベッド、窓側にはシングルベッドル

この窓も大きくて朝夕と明るく陽の入る部屋でした


水色のチェック模様のベッドカバーとおそろいのクッション、
そして、ユニオンジャックの同じくクッションと
枕と合わせると三段重ね


そして、ラウンド型の大きな窓からの眺めは
通りの対面の家が
こんな風に眺められました

窓からの風景
通りを挟んだ真向かいの家並みも似ています



その窓側を背にして見た部屋の入り口はこんな感じ


窓側から見た部屋
入り口ドア近くには猫のイラストフレーム
ベッドの上にはロンドンの風景写真が飾られています




ドアの前には小さなテーブルと椅子2客
其のテーブルにはこのお宿についての案内と
この町North Harrowの駅周辺のお薦めショップMapもあり
夕食などにはとても便利


そして、何よりも嬉しかったのは
この部屋の大きなチェストにはアイロンと冷蔵庫がありました


このチェストの中に冷蔵庫とアイロン お茶セット
左はその大きなチェスト、
中には冷蔵庫とアイロン&アイロン台もあり
重宝しました



右はテーブルの上におかれたお茶セットと宿の案内ファイル


また、お茶セットはコーヒー、イングリッシュ・ティー、ホットチョコレート
毎朝新しいクッキー2種が置かれていました

このクッキーも種類豊富で美味しかった!

ただ、一つ困ったのは
部屋続きの洗面台、トイレ、シャワーのうちの2つ

洗面台とトイレでした




実は元々イギリスの家の配管は
年季が入っている場合もあり、
特に2階の水周りについては
余り水が上がってこないことが多いです

そのため一般家庭では
日本では当たり前のその水周りにおいて
しばしば驚くことがあります

特にダッチドハウスは
2軒で使う水の量が決まっていて
一定量を消費してしまうと
今度は水が溜まるまでシャワーなどが使用できないこともあります

これは新しく工事を施さないと、という場合があり
その点ミセス・ハリガン宅は
その基礎工事を済ませているため
日本と同様な水周りが完備されています

朝夕どんな時間でもたっぷりのお湯、水が
心配なく使えます




特にトイレにおいては
大体5回くらいレバーを押してあげると
タイミングによって
勢いのあるフラッシュになりますが・・

続けての使用だと其の回数では流れないこともありました
(夜中に1回目を覚ましてからのトイレは辛かった・・

洗面台の蛇口も水とお湯があり、
何故かお湯はたっぷりと出るのですが
最初に使おうと思った水の蛇口からは
一滴も水が出ず、
試しのお湯で出たのでこちらを使っていました

しかし、シャワーについては夜の使用は
まったく問題なく使用できたので
ある意味良かったと思っています

トイレと洗面台
洗面台、トイレ&シャワールーム


“ 困ったちゃん ”の洗面台とトイレ
このトイレの向かいはシャワーブースになっています

でも、だんだんタイミングやレバーを押した際の音などで
あ、流れそう!と解ってくるので
これもまた「楽し!」になってきました

日本では当たり前のことが
久しぶりに「イギリスのB&Bだな〜」と


さて、もう一つのお楽しみの朝食は
1階奥のダイニングルームで基本は8時からスタートになります


1階のダイニングルーム
1つの大きなテーブル席でいただく



コーンフレークとフルーツは横の別のテーブルから
自由にいただけます

オレンジジュースは各自、自由にピッチャーから

コーヒーか、お茶かは注文で
ジャム3種類くらいバターもテーブル中央

トーストもラックに4枚続けて出てきます

そして、メインのホット・ミールは
いただきたいものをタラに注文します



この日の私のホットミール
目玉焼き2個とトマト


この日私は目玉焼きとトマトを!

滞在中子のテーブルで一緒に朝食をいただいたのは
2組のビジネスマンのおじさん達

早朝の出勤もある、とのこと

ですから、事前に早朝出勤の場合は
(私もそんな日がありました)
前日タラに伝えておくと
コースレーク、パン、果物はセットしておいてくれます


コーンフレークとフルーツ
自由にいただけるコーンフレークとフルーツ



この2つは常に出してくれています
ミルクも自由に冷蔵庫から・・


テーブルの様子
テーブルの真ん中にはチョコパンがあります


テーブル中央には
トーストと別にチョコパンが用意してくれていますので
早朝にもこのパンを
いただけるようにしておいてくれます

このチョコパンが以外と美味しい!


勿論、部屋のテーブルではお茶もコーヒーもいただけるし
お湯も使えるので
ダイニングではなく、
チョコパンを持ってお部屋でもいただくこともできます


お部屋にテーブルがあるのも
夜帰宅してからのPC作業にも
この早朝の食事にもとても便利でした




そんなちょっとした気遣いに
ビジネスマンのおじさん達が滞在する要因かもしれません

アイロンも確かに出勤には必要です





さて、このテーブルに乗っていた
お宿の案内ファイルから
近くのフィッシュ&チップス屋さんへ行ってみました

ノースハーロー駅の高架
North Harrow駅の高架


宿から駅に向かってこのNorth Harrow駅の高架を通り過ぎます

こちらの通り沿いをそのまま歩いて
約100mほど


ゴールデン・キッチン
Golden Kitchen


GOLDEN KITCHENという
フィッシュ・レストランがあります


このお店は行った翌日に撮ったものですが
行った時は夜もくらい時間で
写真にうまく写りませんでした

この日はあいにくとお休みの日だったので
ひっそりとしていますが
営業時間帯は人でぎっしり!!


テーブル席も奥行き深くあり、
おばあちゃんグループから
親父グループ、カップルと
老若男女がわいわいと食事をしていました

勿論、入り口手前のカウンターには
ずらっと注文を待つお客さんの列が・・・

本当に特大のフィッシュで
その大きさに注文出来ず・・
四分の一のチキン&チップスを持ち帰りました
(ごめんなさい、何故かその写真が失念してしまいました)

営業時間
月曜と日曜日が休日です


宿の冷蔵庫で冷えたビールでいただく、
熱々のチップスは本当に美味しかったです










初めてのNorth Harrow駅近くの
TARA'S B&Bは
地下鉄ゾーン5という
ロンドンの中心地からは少し外れますが
居心地の良い、便利なお宿でした

帰国の際、家からヒースロー空港ターミナル5までは約30分
£25.00(TIPは別)


ノースハーロー駅
North Harrow駅


North Harrow駅はロンドンの中心地Baker Street駅まで約30分

最寄駅から非常に近かったので
夜遅くなっても足早に帰ることが出来ました

料金は1泊朝食付きシングルルームにて£40.00也

旅のスタイルにより
お薦めできるお宿として
次回の滞在で良く笑うTataに会えるのを楽しみにしています










旅の中でお宿は重要だと思います

そして、ロンドンの中でも
お薦めできるお宿も少なくなり
ホテルとB&Bの差は安心感もあると思います

誰でも出入り出来、
どの人がスタッフさんか、解らないホテルが
年々辛くなってきました

御自身にとって良いお宿が見つかりますよう、
少しでもご参考になれば嬉しいです






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