Sportsの窓

EPISODE 5




〜 2006年度 六カ国対抗戦 〜


“民族の戦い”


【1】



六カ国トロフィー

それぞれのお国の応援団はこの言葉を必ずと言ってよいほどよく口にします


英国ではすでにおなじみの4つの国の連合国
同じ陸続きでありながら
現在でも文化もさることながら言葉や議会、通貨も異なる
ウェールズ、スコットランド

但し、この大会では4つ目の国・北アイルランドは参戦しておらず
その代わりと言っては申し訳ありませんが
歴史的にも英国と深い関わりを持たざるを得なかった
「アイルアンド共和国」が参加しています

そして、同じ民族を分かち合う古い古い昔からの永遠のライバルでもある
おフランス

これまたおフランスと同じくらいに英国にとっては関わりのある
ローマ軍の末裔・イタリアが参戦してから
現在の『六カ国』となり
試合数も増え、それぞれの国同士の対抗戦になりました


         



今年も長い冬が終わりそうになる時期から
早春にかけて私達ラグビーファンには
最も嬉しくなる期間が始まりました

すでに終盤盛り上がり、とうとう最終戦も今日になりました
改めて試合スケジュールをご案内いたします

今年の開幕も2月の第一週目から熱い戦いが繰り広げられてきました



日 時 試合開始時間 対 抗 戦 開 催 地

一節
2月4日(土) 13:30 アイルランド      VS イタリア ランズダウン ロード
15:30 イングランド   VS ウェールズ トゥイッケナム
2月5日(日) 15:00 スコットランド      VS フランス マレーフィールド

二節
2月11日(土) 13:30 フランス    VS アイルランド スタジアム・フランス
16:00 イタリア   VS イングランド スタジアム・フラミニア
2月12日(日) 15:00 ウェールズ  VS スコットランド ミレニアム・スタジアム


2月25日(土) 14:00 フランス    VS イタリア スタジアム・フランス
17:30 スコットランド  VS イングランド マレーフィールド
2月26日(日) 15:00 アイルランド   VS ウェールズ ランズダウン ロード


3月11日(土) 13:30 ウェールズ   VS イタリア ミレニアム・スタジアム
16:00 アイルランド   VS スコットランド ランズダウン ロード
3月12日(日) 15:00 フランス VS イングランド スタジアム・フランス

五節
3月18日(土) 13:30 イタリア   VS スコットランド スタジアム・フラミニア
15:30 ウェールズ   VS フランス ミレニアム・スタジアム
18:00 イングランド   VS アイルランド トゥイッケナム



すでに3月18日をもって今年の六カ国対抗戦は幕を閉じますが
私達は嬉しいことにスカパーさんはこれからも一挙放映が決定しています


J SPORTS - RUGBY

上記サイトから『シックネーションズ2006』へお進み下さい
今後の番組スケジュールなどラグビー番組情報が満載です


結果が判っていてもラグビーというスポーツの真剣勝負には
その結末よりも試合の内容にいつも感動させられます

1年かけてこの期間の代表になるために調整をしてきた彼らの雄姿は
本当に眠い目をしっかり開く力をいつも持っています

ラグビー発祥の地、北半球での熱戦です


その大勝負は来年4年に1度のワールドカップ世界大会へもつながっているのです 



昔の五カ国対抗戦
1980年代の五カ国対抗戦時代 アームズパークでのウェールズ対イングランド










【 74,128分の1 

その1



2006年2月12日

ウェールズ対スコットランド戦


於:ミレニアム・スタジアム 観客動員数 74,128名
(観客収容人数72,000人)



ミレニアム・スタジアム
ミレニアム・スタジアム


この大会が始まったばかりの先月前半
昨年グランドスラムを達成したウェールズが
今年もこの大会において大きな波を起こしてくれるだろう、という期待は
ウェールズの応援団でなくとも、そう感じていたラグビーファンは多かったことでしょう

何故なら昨年の主要メンバーの多くが残り
そして、其のグランドスラム後の4年に1度の大勝負の年の昨年の夏
南半球遠征隊のライオンズメンバーでも負傷したアイルランドのオドリスコルの後
主将を務めたガレス・トーマス率いるこのチームは
ベテランと若手がうまくかみ合う、まとまったチームであることは
疑いようもなかったからです



ウェールズ主将 ガレス・トーマス
ウェールズ主将 ガレス・トーマス

しかし、現在は第4節を終え、
昨年の王者だったウェールズは第5位

チームの大黒柱でもあり、
主将でもあるガレス・トーマスの欠場、ベテラン・チャービスの代表から途中退く、ヘンソンの謹慎やら
様々な難題が課せられたスタートになってしまいました

最終戦の第5節でおフランスに勝利しない限りは
上位には食い込めない・・という崖っぷちという状況のなか
どのような最後の試合を見せてくれるのかが非常に楽しみです 



1999年六カ国対抗戦イングランド対ウェールズ
1999年 六カ国対抗戦 イングランド対ウェールズ 
代表戦デビューの翌年のジョニー・ウィルキンソン 当時のウェールズ主将・ハウリーが低いタックルで止めようとして・・







この日のために・・この一戦を観たいために・・・この旅を計画した、
と言ってもよい今年始めての渡英
観戦せずして日本へ帰ることなど考えられない気持ちでミセス・ハリガンの家を出た早朝
2月12日はロンドン到着3日目にして初めて雨が絶え間なく降る朝でした

ロンドンから1番列車に乗り込み
第2節に当たるウェールズ対スコットランド戦が行われるカーディフへ向かうため
24時間走る6時バスに乗り込みヴィクトリア駅を目指しました


しかし、まったく無謀なことにその一戦を観戦するための肝心なチケットは
私の手にあるはずもなく、
いえ・・・チケットマスターからならプレミアム価格付きのお値段にて希望が叶ったかもしれません
でも、私はその定価以上にお支払いするのは最後の手段、と決めているので
とにかく現地へ行こう、としか頭にはありませんでした・・


当初日本で考えていたのは、
ここ数年スコットランドはあまりよい成績を残していなかったので
(スコットランドの応援の方々、ごめんなさい)
この組み合わせの試合なら、
もしかしたら当日券の1枚でも残っているかも・・・という、
まったく根拠のない希望的観測の元
今回の日程を計画していました

しかし、その前の週の第1戦目に大きな予測を覆し、
プライドの国・おフランスチームを4点という僅差で
彼のチームにしたら眠れないくらいの悔しさを与え、
鼻一つの差で勝利したスコットランドチーム
まったく大方の予想をひっくり返す(ごめんなさい・・・)大健闘


おフランスに勝利したスコットランド
2006年2月6日 マレーフィールドにておフランスに勝利したスコットランドチーム

当然ウェールズの国中が先週イングランドに破れた悔しさも加わり
予想以上の盛り上がりを見せるであろう、この第2戦



2006年2月5日 トゥッケナムでの第1戦 
粉砕してしまったウェールズ いぶし銀・ダラーリオのトライ





前夜から心配で心配でそこそこ眠れずに4時には目が冴えてしまった無計画の小心者の私・・・
(だから本当はチケットマスターからの入手が確実なのにーーっ)
・・・いざという時はほとんどまぬけな旅行者の見本のような
この伝統大会2度目の観戦ツアーの模様をお伝えしてまいります











雨の日曜日朝1番列車と言っても
ロンドンから乗り換えなしの列車は
パディントン駅08時57分発、カーディフ中央駅11時51分着

止むことない雨のために薄暗い外の光がぼんやりと入るドームのこの終着駅でもある
南に向かう駅としてもおなじみのパディントン駅


ロンドンであっても日曜日の列車、地下鉄は極端に少なく
始発が7時40分(ヴィクトリア駅到着)という東京では考えれない時間帯

ですから、当然駅に訪れる旅行者も数が少ない・・・・と思いきや



パディントン駅


始発でもあるから10分前に乗り込めば楽勝に席は確保できるだろう・・・と思ったら、
とんでもない事態が車内で起きていたのです


このまばらな駅構内にいる旅行者全てがこの列車に乗り込んでいるのではないか・・?と
思ってしまうほどの盛況ぶり


私はホームの先っぽの方
一等車両に近い二等車両にやっと予約席ではない一席を確保できたのでした
・・


それからは目的地ウエールズの首都カーディフへ到着するまでの約3時間
座席の間を行き交う人々、
私の席のお隣、真向かい(4人掛けの座席)と
ほとんどの観客の人々がコートを脱ぐと
赤、または青のものを身につけているのです

お隣の60歳台と思しきおじさん2人連れは
お互いに違うヴァージョンの青のジャージ、胸にはあざみの花の刺繍
真向かいの同年代を思われる同じくおじさんは真っ赤なマフラーを誇らしげに首に巻きつけている
ドラゴンのワンポイントの刺繍が正面に見えるように・・・・


ドラゴン     あざみ


列車の通路をビールを腕に何本も抱え仲間と談笑しながらの若い男性達は
それぞれ違うチェック柄のキルトをばさばさ羽ばたかせながら大またに通り過ぎていく

そして、何と上着の下には真っ赤なジャージを着込んでいる乗客のこれまた多いこと




カーディフへ到着するまでの乗客の方々の嬉しそうな顔や
新聞を真剣に覗き込み今日の試合の予想に真剣に論じ合っている老若男女のグループ
ブルーのマフラーにキルト柄の
ハンチングを意気に被るだんな様の横で
あざみの刺繍のセーターとキルトのスカートのお洒落な白髪のおばあ様
どこを見渡しても遠足にでも行くようにわくわくした顔々



一緒に乗り込んだ一人の私もついつられてうきうきしてしまう、
そして、年齢層の幅が広いファンを持つ“ラグビー”というスポーツに改めて、
自分も好きになって良かった・・と思える3時間でした





<ウェールズ>

カーディフ



ウェールズは英国の中にあって、
イングランドとはまったく異なる国として
1998年にウェールズ議会設立と自治化が決まりました

この国には元々ケルト語(ゲール語)を語源とするウェールズ語を話す人々の国
たったの約20年前に初めて訪れた時は
この国のご年配の方々はほとんど英語を話さなかった、ゲール語のみの会話
その印象がとても深く
北の国・スコットランドとはまったく違う文化を今に継承してきた事を強く感じました

その後徐々に若い年代が英語を中心としなくてはならない生活のためか
このゲール語を日常話す人々の減少が目だってきました

しかし、“国の文化”として同胞の言語を伝え、残す重要性から
母国語として1967年に正式に公用語として認められ
小学校から授業で習得が義務づけられました

イングランドからこの国に入ると
英語の表記と一緒にゲール語表記は必ず並んでいることに
最初はとても新鮮で
その文字表記が英語とはまったく異なることにビックリしたものです

しかし、その言葉はとても素朴な意味を沢山含んでいることが判ってくると・・
この国に住む人々にほんのちょっぴり近づけたような
やさしい想いがわきあがってきます

スコットランドやアイルランドと同じくケルトの人々がこのウェールズの元ととなる
ゲール語で『ウェールズ』は
『カムリ Cymru/同胞の住む国』

ロンドンからほんのちょっと足を延ばして
この国の文化に触れてみることをお薦めします 


英国内ウェールズ地図 カーディフ周辺地図



行き方 : 鉄道 :



 ロンドン・パヂィントン駅よりカーディフ中央駅まで乗り換えなしで
 約3時間 1時間に2本運行、または曜日、季節によっては1時間に1本
 乗り換えの場合はブリストル駅にて 時間的には10分ほど長くなるだけ

 
コーチ:


ヴィクトリア・コーチステーションからカーディフコーチステーションまで
約3時間半
2時間に約1本運行、または曜日や季節によっては多くなります

*コーチステーションは鉄道のカーディフ中央駅の真向かいにあり、とても足周りが便利な場所です







そして、到着したカーディフ駅前はすでに列車ばかりではなく、
大型バスからも吐き出される両国応援団、
それに混じっての屋台の応援グッズを売る人々の掛け声、
誘導に回ったり、取り締まりをしたりと忙しそうな多くの老若男女の警官、
そして、その合間にチケット交渉を始める観戦客と
およそ怪しいとは言いがたい明るいダフ屋さん達・・という混沌状態



カーディフ駅前
雨の上がったカーディフ駅前 すでにラグビー試合のための日


どんな国でもどんな試合でもダフ屋さんは居て
警官の前で簡単に交渉している男性陣を眺めつつ・・・
(本当はとても危険なこと、ダフ屋行為については現行犯でつかまっちゃいます)

ダフ屋のおっちゃん達も
まさか日本人の女性1人がわざわざこんな大試合を観に来たなんて思わないから・・
私には声もかけてくれない・・ことが安心なようで・・ちょっぴり寂しい・・・


カーディフ中央駅前周辺
カーディフ中央駅  ミレニアム・スタジアム ウエストゲイト・ストリートミレニアム・チケット・センター
カーディフ城 ショッピングモール セント・デイヴィットショッピングモール


中央駅を降り、人の流れに乗って進むと左手方向へはミレニアム・スタジアムへ
右手方向へ進み、通りに出たら左手方向を望むと前方突き当たりにお城が見えてきます


今回の私の1番大切なことは、
この街に着いたらしなくてはならないのが
“本日のチケット入手”
どうしても、どうしても手に入れなければならないものです

そして、今回は虫の知らせか?動物の勘か?
私が進んだのは本拠地のミレニアム・スタジアムではなく
右手方向の目抜き通り、ウエストゲイト・ストリートでした

この街のシンボルは何と言っても、このタフ河沿いのスタジアムとお城
その一つであるカーディフ城を目指して
大通りのウエストゲイト・ストリートの中程にまさに偶然見つけたのが


ミレニアム・スタジアム チケットオフィス

降って沸いたようなチケット・オフィスでした


入り口の人だかりを抜けると3つある窓口の一つで対応している様子
そこだけが人々が列を作っているので早速私も最後尾に並んでみました

私の後ろに並んだおじさんがお決まりの“どこから来たんだ?”
“日本から、今日の試合が見たくて・・”
“今日の試合はもうチケットがないだろう、でも、ちょっと待ってて”と言って列を外れ、
入り口付近の一つのグループのところで何やら話している様子
列に戻ってきた彼は、“一人だったらチケットがあるそうだ
彼らはグループなのでチケットが手に入らないらしい”

降って沸いたようなおっちゃんの心強い言葉とにこにこ顔 
しかし、窓口に辿り着くまでは判らない・・・・私の英語理解力はこの程度、ぬか喜びはできない

どきどき、どきどきしながら窓口のお兄さんに
“今日の試合のチケット1枚下さい”
“はいよ、£45.00”


  



念願のチケット


シートなどを選ぶことができない、とか席がどこになるのか、とかよりも
このチケットが正規の料金で安全に合法的に手に入った・・ということが何よりも嬉しくて!
“涙が出そう”とはこのことかもしれない・・・もうこの先の旅の運が全て良くなくても構いません
と、天に向かって拝んだのは言うまでもないことでした  


約20年前の五カ国対抗戦のチケットとはずいぶん違って何と高級感溢れていることでしょう
このときの私の足は地上からほとんど舞い上がっていて、
道行く人々にこのチケットを見せびらかしたいくらいの気持ちでした
(良い子決して真似しないで下さい)




さて、喜びの舞が終わった私はまだ試合開始までの残り時間で
是非とも行きたい場所がありました

それはこの街に初めて訪れてから幾度となく訪れた場所でした
今日は先ず“彼”に会ってからスタジアムへ向かいたかったのです


クイーンアーケード

このようなショッピングセンターはお城の並び側にいくつかあります
以前初めて訪れた時はまだこのようなモールはありませんでした

しかし、90年代前半から始まった街の整備でこのようなショッピング・モールがいくつかつながったのです
しかし、まだまだ古くからの商店モールも健在

とにもかくにもここへの目的はショッピングではなく
この偉大なウェールズの伝説的なプレイヤーに会いたかったから・・・



ガレス・エドワーズ

1967年から1976年までの間ウェールズのスクラムハーフとして活躍し、
そして、代表選手としても南半球の様々な国や来日したこともあり
1971年にウェールズが最も最強の時代にその一角を成していた
『現代ラグビーで最も完璧と言われたプレイヤー』
ガレス・エドワーズ

元々ラグビーはアマチュアスポーツとしては長く、
プロ化されたのはここ10数年ほど前から
彼もそうでしたが
チームの選手の中でも他のスポーツの代表選手になっているプレイヤーも数多くいました

ガレス・エドワーズはラグビー選手の中でも大型選手ではなく
むしろ小柄に近い彼は陸上のハードル選手としてもイングランド代表の名に連ねられています


彼の銅像は数年前に訪れたモールとはまた別の場所に移されていましたが
どこにいてもその姿は数多くの人々に見ることができるように
常に人の集まる場所に置かれています


彼を見るたびにこの国では本当に“ラグビー”というスポーツが
多くの人々にとても愛されているなあ・・と感じます

この写真を撮っていたら、ベンチで休んでいたおっちゃんが
“彼を知っているのか?日本からわざわざ来たのかい?
今日は本当にラッキーデーだ!ウェールズが勝つんだからな!”

ガレス・エドワーズもラグビーも今に伝わり、この国の人々のヒーローです

ガレス・トーマスと私
そのおっちゃんが撮ってくれたガレス・エドワーズと私
新しく出来上がったベナムズデパートが後ろに見えます
彼を探す目安はこのデパートです





そして、相変わらずの昔ながらのモールでは選手のお人形が並んでいました
しかし、残念ながら日曜日のこの日はこちらのモール・ショップはお休みです


カーディフのラグビー人形 カーディフのラグビー人形

前面に出ているのはこの国では“スーパー・ブーツ”と言われた
ニール・ジェンキンズ
そして、今回は現在の若手注目株ギャビン・ヘンソンもしっかりいました






まだ試合時間までは充分時間がありましたので
ラグビー熱盛り上がる街を歩いてみました



ミレニアム・スタジアム

ミレニアム・スタジアム
まだ入場できない
しかし、スタッフは準備万端
数時間後の混雑を予想

ミレニアム・スタジアムに併設されているクラブ

スタジアムに併設されている
地元クラブのグラウンド
以前のアームズパークの名が残る
グランドにはスタンドもあり



城の前のパブ

お城の真向かいのパブ
中ではすでにテレビ放送され
店の前まで人が溢れる
店の表には選手の垂れ幕



カーディフ城に掛かる試合の垂れ幕

街のシンボル
カーディフ城
お城の壁には試合のスポンサーの
垂れ幕が下がる



ショッピングモールへ

お城周辺のショッピングエリア
すでに観戦客を目当てに
様々な屋台が出ている
両応援団でにぎわう



キルトをはいたスコットランドの応援団

そここで見られるスコットランドの応援団
様々なブルー主体のキルト姿は
見ているだけで楽しい
皆さんお似合いです



セント・ジョン教会へ続く小道

街のほぼ中心にあるセント・ジョン教会
塔の正面の小道はラグビーショップや
パブで賑わい、歩くもの容易ではない
ビール片手の人の多いこと!



スタジアム近くのホットドック屋

ビックホットドック屋さんの屋台
ハンバーガーも作ってくれます
お昼時で試合観戦の前の腹ごしらえ
でも、なぜか男性ばかり・・・





そして、何よりも街中至るところで呼び声が高かった
フェイス・ペインティング
大人も子供もみんな大好き


フェイス・ペンティング屋さん 出来上がり

左は丁度お父さんに連れられて来ていた地元の男の子
フェイス・ペインティング屋さんは本日応援チームの型を持っています
この大きさの型で£2.00也
彼は当然ウェールズファンなので真っ赤なドラゴンを

右は照れながらもキリっとして、これから魂の応援だ、という顔で・・・・
隣のお父さんは息子が写真に、ということでデレデレでした


料金もお安いので本当に大人の皆さんも1番多かった応援スタイル
フェイス・ペインティングでした







スタジアムに入る前にどこかで食事、と思いながら
ついつい私がふらふら入ってしまったラグビーショップでの戦利品や
やっぱり道行く人々が素敵に着こなしているのを見るとほしくなる・・・


そんな品々を次回はご紹介していきながら
今回はロンドンからウェールズのカーディフでのチケット入手まで

いよいよスタジアムへ乗り込みます




ミニ・レッドドラゴン

スタジアムへ向かう道すがら
雨が上がったとはいえ、気温が上がらない日に
このミニ・レッド・ドラゴンは一石二鳥の応援スタイル
あまりの可愛らしさについつい撮らせていただきました

お父さんと手をつないでの観戦が1番楽しい
そんな子供達の顔や自分の尊敬するチームを応援するんだ、という
真剣な眼差しの子供達
こうして代々受け継がれていくラグビーが
普段の生活の中でも溶け込んでいることをつくづく実感してしまいました

そして、そんな環境で育っていく子供達の中から
未来の大プレイヤーがきっと何人もいることでしょう・・・









本来ならば1ページの観戦模様がついつい続くページになってしまいました

次回も是非お付き合いいただけますよう・・
お願いいたします






どうぞ、ラグビー観戦にご興味がおありになる皆様からのご意見・ご質問をお待ちしております





注)これはあくまでも私個人の感想になります
皆様それぞれのご感想やご意見をお持ちでいらっしゃることと思います
皆様のご意見などお待ちしています











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2003年ワールド・カップ 前哨戦 (こちらから2003年WCページへへお進み下さい)


  ワールドカップその後 EPISODE 1


2004年シーズン後 EPISODE 2


2005年六カ国対抗戦  EPISODE3 【1】〜【3】はこちらからお進み下さい



トゥッケナムスタジアムへの道 EPISODE4 【その1】



2005年〜2006度英国ラグビー、その前にやっぱりライオンズツアーEPISODE4【その2】



2006年六カ国対抗戦EPISODE5 【2】 2006年六カ国対抗戦EPISODE5【3】


Road of The WC 2007 EPISODE6 【1】


2007 プレミアシップラグビー観戦記 その1


2007年六カ国対抗戦 WC開催年 EPISODE7【1】 【2】はこちらからお進み下さい