Sportsの窓

ラグビー ワールド・カップ前哨編

いよいよ来る10月10日より第5回目のラグビー ワールド・カップが
オーストラリアのシドニー・ブリスベン・メルボルン・パースを中心として、
第1戦目オーストラリアVSアルゼンチン戦を皮切りに開催されます

・・・・但し、昨今はラグビー人気も下火でメディアへの露出も少ないですから、
関心のない方も多いかも知れません

しかし、ご存知の方はご存知の約20年前はサッカーよりも国立競技場での試合動員数は
ラグビーの方が上回っていた時があったのです・・・

もちろん、その時代は国内ラグビーの戦国時代・・まだまだ世界は遠い憧れでしたけれど・・・
そして、このラグビー・フットボールの生まれは英国
やはり、彼の国はラグビーファンにとってはずっと【聖地】でした


本場英国はサッカーと同じようにラグビーも、各国に分かれての四カ国参加
ご承知の通り国を挙げての大きな大会で連合国と言えども、本来は国の集まりあい
しっかり自国それぞれに分かれて戦います

そして、今回の大会に於いては下記の四カ国を重点的に観戦させていただきたいと思います


イングランド スコットランド ウェールズ アイルランド共和国

           *本来ならば北アイルランドチームなのですが、
出場していない為毎年の六カ国対抗戦の中でのチームにさせていただきました・・・
                 ご想像の通り、私はアイルランド共和国チームに肩入れしているのです・・・
 
不公平でごめんなさい・・・





予選リーグから優勝戦までの日程はA〜Dのグループに各5チームずつが別れ、各グループの上位2チームが
決勝リーグに進み、後は勝ち抜きとなります
さて、その気になる組み合わせですが・・・

A組 オーストラリア アルゼンチン アイルランド共和国 ナミビア ルーマニア
B組 フランス スコットランド フィジー 日本 アメリカ
C組 イングランド 南アフリカ サモア グルジア ウルグアイ
D組 ニュージーランド ウェールズ イタリア カナダ トンガ




ラグビーというのは番狂わせが少ないゲームだと聞いていますので
(元ラグビー選手は語る)、
おそらくベスト8にくるチームは
オーストラリア・アイルランド・フランス・スコットランド
(ここはフィジーの可能性あり)・イングランド・南アフリカ・ニュージーランド・
ウエールズ(ここに今年六カ国対抗戦で勝ったイタリアがくる可能性もあり)ではないでしょうか・・・


決勝は・・・イングランドVSニュージーランド・・・?が大方の予想だそうです・
・・



私個人的にはこれからの大会での四カ国のチームの試合に注目なのはもちろんのこと・・・

この2つにも大いに目がはずせません 

1) イングランドのSOウィルキンソン選手とアイルランドのCTBオドリスコル選手の活躍
2) イングランドとフランスのジャージの行方は?

イングランドのウィルキンソン選手とは
前回のワールド・カップに初お目見えし、
今や世界ではNo.1と言われているSOです

キレのあるステップ、正確なキック、
裏に出てのパスに加えてそのお猿さんのような構えから繰る出す正確なプレース・キックで
多くの得点をイングランドにもたらす選手です
でも私が最も好きな点は今のラグビー界において180cmにも満たない小柄な体で、
大きなFWの突進をことごとく受け止め続けるタフさと、
闘志溢れる面構えにあります
・・・
(チームの中でもジャージの袖がいつも長くて
もうワンサイズ小さいジャージでもいいんじゃあないかい・・?と、
言いたくなるような・・・そんな彼の見分け方もあります・・・私だけですか・・?)

もう一人のアイルランドのオドリスコル選手、
彼もある面ウィルキンソン選手と同じような目の離せない選手です
ぶつかり合う選手が多い中をスピードと技で相手をすり抜けようとする姿勢は、
思わず私達を興奮させてくれると思います

             

イングランド ウィルキンソン選手 アイルランド オドリスコル選手
イングランド ウィルキンソン選手 アイルランド オドリスコル選手


もう一つの注目点、
それは各国の特にイングランドとフランスのジャージです
(試合となんら関係のないことで申し訳ありません・・・)
先月ワールド・カップ直前にその両国がテストマッチをしました
試合の結果はイングランドの圧勝でしたが、その試合の選手達が登場した時の衝撃は
今までのラグビーシーンを見慣れている私にはとても違和感が・・・・何でしょう・・・


うです・・・両チームともナイキ社をスポンサーとしているのですが、
そのジャージには今まで伝統?とさえ思っていた襟もなく、
おまけに必要以上に体にフィットしていて・・・
せめてもの救いはその試合に“袖長ウィルキンソン選手”が出場していなかった・・・
良かった・・とさえ思いました・・・

(次の試合には出場してたようですが、あいにくと私はその試合を見られませんでした・・・)

その新しいジャージには問題点も多々あるように見受けられましたし、
(とにかくよく破けているんです・・・)
やはりたっぷりとし、簡単には裂けそうにもないジャージ姿が目に焼きついている20年来のファンとしては
「ダサくてもいいんです・・・元のままでいて・・・」という、
祈りにも似た想いが募るばかりです・・・

そういえばこのときの試合の解説者さん達も
最初は絶句・・その後もこの新しいジャージについては
一言二言のコメントでは済まなかったように記憶しています
果たして本番ではこの試合を見た各チームがどんなジャージで登場してくるのか?・・・
私の不安と期待は高まるばかりです・・・



日本チームマーク

さて・・やはり最後に我が国の代表も参加している・・という事実に目をそらすわけにはいきません・・・

私達の日本チームもアジア代表として5回連続の出場をします
過去の戦績はあまり語りたくはないのですが・・・1勝11敗・・これもワースト記録だそうです・・・
今回はそんな過去をしょってどんな試合を見せてくれるのでしょうか・・・?
今までのような胃が痛くなるような・・・思わずテレビを蹴飛ばしたくなるような試合は・・・

今回の「Number」というスポーツ雑誌にはその特集が載っていますが、そのタイトルは・・ずばり・・・

“神様、日本ラグビーに奇跡を”

泣いてしまう うさぎ

是非、世界中のラグビーファンが見ている・・ことを忘れない試合になってくれますように・・・

そして、もうひとつ・・日本代表のジャージから「リポビタンD」の文字が消えてほしい・・・
そんなことも少し興味あるこの頃です・・・




次回からは、大会の結果と感想を独断と偏見に満ちたページで続けさせていただきたいと思います
(4年に1度の祭典ですので・・・お許し下さい)

注)これはあくまでも私個人の感想になります
皆様それぞれのご感想やご意見をお持ちでいらっしゃることと思います
皆様のご意見などお待ちしています





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第1週目を終えて
 第2週を終えて 第3・4週目を終えて 準々決勝を終えて 準決勝を終えて


決勝を終えて 本国 イングランドより 
WC後のオールブラックスへ


ワールドカップその後EPISODE 1 2004年シーズン EPISODE 2 

2005年六カ国対抗戦 EPISODE 3 【1】〜【3はこちらからお進み下さい