Sportsの窓


ラグビー ワールド・カップ準々決勝を終えて編

イングランドサポーター

先週の週末でベスト4!出揃いました!

今回は特別に「さよなら・・アイルランド・・キース・ウッド」特集で・・・


と、いうのは少しおいておいて、

結果的には順当とも言える試合結果だったのでしょうか、内容はおそらく当初の予想に
反した見ごたえのある試合でした




       フランスチーム       イングランドチーム       オールブラックス 
     ワラビーズ

         



先ずはニュージーランドVS南アフリカ

SOのスペンサーの為の試合でした・・・
南アフリカは有効なライン攻撃がなく、キック以外は選択肢を見せられませんでした
ニュージーランドのFWのディフェンスも固くウエールズ戦での再度の甘さも修正してきました
やはり、今年のトライネーション通りの試合結果になってしまいました

ランデルくん

前回のWCのキャプテン ランデル君 彼のハカが1番好きでした・・
ちょっぴり懐かしくて・・つい・・今のキャプテンのソーン君より、
どうしてもスペンサーの方が目立っているので・・・
今回だけ、彼を載せてしまいました

2003年のハカ


次にオーストラリアVSスコットランド

ここは唯一波乱がまったくない組み合わせと見ていましたが、
前半のスコットランドの健闘は光りました
ただ、ワラビーズも決定力が欠けている感じで・・・・

スコットランド

健闘していた・・・スコットランドチーム 今年の六カ国対抗戦より


次のニュージーランド戦は相当苦労する?(ここもトライネーションと同じ・・ですかい?)
のではないでしょうか・・・


ただ地元での大会ですから・・きっとそれで私が許しても観客は許してはくれないでしょう・・・

さあ、どんな試合を見せてくれるでしょう


 

                                     


翌日のフランスVSアイルランド

1番楽しみな試合でもありました
きちんとテレビの前に正座して・・・ビールを用意して・・・

が!


アイルランドは予選プールで疲れでの疲れが取れなかったのでしょうか・・?

前半であんなに点差がひらくとは露ほども思っていませんでしたし・・・いくらビールを飲んでも冷めてしまう・・そんな試合運びで・・
それになんであんなに完璧なんだっっ!
おフランスはっっ、と敵ながら天晴れな試合運びでした

アイルランド対フランス

アイルランド対フランス 今年の六カ国対抗戦より・・・
やっぱり、おフランスチームって・・侮れない・・・


オドリスコル選手の2トライはあったものの、それでもおフランスチームの完勝
あの試合内容でしたら、もしかして優勝してもおかしくないゲームプランで、完璧でしたし、気合が入っていました
このチームはいったいなんなんだ・・・理解不可能です・・・

ゲーム終了後のインタビューでキース・ウッドの目が真っ赤だったのが、とても印象的で、
更に彼をもう観ることが出来なくなる寂しさに
ついしんみりしてしまいました・・・

次の楽しみは4年後のブライアン・オドリスコル
27歳の彼がどう変わっていくかを楽しみに・・・
待ちましょう・・・

4年後待ってるよ オドリスコル

私は今晩も“Ireland's call”を歌って応援しています

さよなら・・・キース・ウッド






最後にイングランドVSウェールズ

順当通りならもうイングランドの圧勝でしょう・・・もしかしたら、ジョニー坊やも出ないかも・・・
なんて一瞬思ってしまったくらい

しかし・・しかし・・・

この準決勝4試合の中で1番ワクワクした試合でした
開始直前からウェールズの選手達は良く前に出て、ボールに絡んでいました
イングランドのボール・テリトリー支配率が65%もありながら、前半は10−3
誰がこのような試合結果を思い描いたでしょう・・・
ゲームの流れは完全にウエールズでした
このウェールズの中で気になる選手が一人いました
11番のシェーン・ウィリアムです
かつてのキャンピージ(おっ、懐かしいですね〜)を思わせるようなグース・ステップもどきを使い
相手を抜いていこうとするランニングや、やや無責任にも思えるパス、
そして昔のアマチュア時代の、本職はサラリーマンなんです!実は・・と言うような泥臭さの風貌・・・
なんか観ていて懐かしさを感じました、まったく予選リーグでは気がつきませんでしたのに・・・


もう一つ、とても後々まで不快感が残ったのが、トライ後のウェールズ キャプテンのチャービスのしぐさでした
最近はトライ後の各選手の嬉しさの表現が以前に比べて変わったように思われる典型的な決定的瞬間でした・・・私にとっては・・

サッカーと違って、得点(トライのみ)を導いた選手の「アシスト」が(あまり)公にされないせいか
トライを取った選手の“嬉しさ表現”が各選手・チームによってカラーがあるような気がします
ラグビーにおいてトライを取ることは、それが個人芸の場合もありますが、確率的にはやはり15人が一体となっての結果だと思います
ですから、そこまで行き着くまではいくつもの攻撃の結果によって、生み出されるもの・・・
ですから、どうしても最後の結果としてのトライを取った選手のパフォーマンスには・・私には気になるものもあります
今回のチャービス、彼のしぐさがそれでした・・・
どうもWCの雰囲気と比べると好きになれませんでした・・・・

準決勝で大健闘のウエールズ


さて、肝心の試合は後半出てきたイングランドのマイク・キャットがゲームの流れをイングランドに戻し
PGを積み重ねて、あっと言う間に点差を離しました
この辺がイングランドの強さなのでしょう・・・

キャット君 

イングランドにとったはもう1度自分達のゲーム・プラン(強いFWで前に出て、ウィルキンソンのPGで確実に加点する)を
確認するための良い試合になったのではないでしょうか・・・
またウェールズは世界ランキング1・2位をここまで苦しめたのですから、
まだ若いチームということを考えれば“レッド・ドラゴン”の復活にも期待が持てるでしょう


この試合でもう2つ、注目したのはイングランドのFBのロビンソン
一瞬のあの加速は他のプレイヤーが思わず止まって見えました!
何段階かのスピードを使い分けているのかと・・・我が目を疑いました


最後の一つは応援にきていた、ハリー王子のジーンズ姿
最近はおにいちゃんに近づきつつ、めっきり大人になってきました
ずり下がったジーンズを思わず後ろから上げたくなるような・・・普通のティーン・エイジャーとまったく変わらず
一生懸命ゲームに没頭している姿は微笑ましかったです・・・
大きくなりましたね・・・

熱狂的サポーターの一人 ハリー王子



今週末の準決勝はこれで北半球王者と南半球王者を決める最高のシュチュエーションです
充実してきたフランスに対ウェールズ戦で両目を開けたイングランド、
地元で絶対にニュージーランドだけには負けられないワラビーズ
高速バックス、そして本領を発揮しだしたスペンサー率いるオール・ブラックス

泣いても笑ってもあとの試合はもう4つだけ・・・です



走る!走る!闘魂の主将 キース・ウッド

さよなら・・不屈のアイリッシュ魂の主将 キース・ウッド



次回も、大会の結果と感想を独断と偏見に満ち満ちた・・ページで続けさせていただきたいと思います
(4年に1度の祭典ですので・・・お許し下さい)

南アフリカとニュージーランドのサポーター


注)これはあくまでも私個人の感想になります
皆様それぞれのご感想やご意見をお持ちでいらっしゃることと思います
皆様のご意見などお待ちしています








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