うさぎの国を旅しました



英国マップ


〜 北の国・エディンバラへ 〜

現代に続く中世地下迷路の街



 [1.お宿編]


何故か惹かれるのは私だけではないはず『北の国・スコットランド』
英国の首都の中で1番好きなのは?と訊ねられれば、
(イングランド・ロンドン、ウェールズ・カーディフ、北アイルランド・ベルファスト、スコットランド・エディンバラ)
私はきっと迷わず答えるのが・・・ここスコットランドの首都・エディンバラ
(Edinburgh)

でもそれは英国の玄関口・ロンドンではなく、
日本からは最も遠い首都で簡単には伺えない、という・・・そのことも含まれる要因なのかもしれない、と
何度か自分に自問してみたけれど
しかし、1度でもこの街を訪れたことのある旅した人のほとんどはそう答えるかもしれない・・と
私は一つの偏った考えを、実は持ち合わせている

それは英国内に於いてあまりにも有名な悲劇が長い間続き、様々な物語として受け継がれ、
気候のみならず厳しい国であること
他国の私達でも充分心動かされるその厳しい歴史と風景が“こと”を裏付けてくれる

そんなスコットランドを旅する時は決して今の季節ではなく、
是非これから迎える優しい春から美しい夏をお薦めしたいです

それでも・・北というからには寒い季節こそ、その国の素顔が垣間見れそうな・・そんな愉しみもありましょう

美しい寒さを旅で体験したい方はそれなりの覚悟を持ってこの国を訪れていただけますように・・・

この国の人々はそんな旅する人を気候とは裏腹に暖かく迎えてくれることでしょう
 




スコットランド












エディンバラ(Edinburgh)

英国内のエディンバラ エディンバラ市内周辺地図



ロンドンからの行き方


@ 鉄道   ロンドン・キングス・クロス駅からエディンバラ・ウェンブリー駅まで約4時間半 
  寝台夜行列車もあり

A バス   ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからエディンバラ・コーチステーションまで
  約8時間40分

B 航空機   ヒースロー、ガトウィック、スタンテッド空港からエディンバラ空港まで
  約1時間10分


* 日本からロンドンで経由なしに行く場合はヒースロー国際空港、又はガトウィック国際空港にて乗り換え
約1時間10分にてエディンバラ空港へ
空港から市内までシャトルバス・タクシーにて約25分








エディンバラの宿

5つ星のホテルから一般家庭のB&B、ユースホステルととても選択幅が広いです
市内の中心地は鉄道駅のエディンバラ・ウェバリー駅の周辺
この駅を境にして、駅を背にして右がプリンシズ大通りを中心にニュータウン
左前方が崖の上に悠然と建つエディンバラ城のオールド・タウン
どちら側にもそれぞれの宿泊施設は充分あります

しかし、個人旅行として最も需要の多いと思われるB&Bをこのウェバリー駅の周辺で探すことは
初めて街を訪れる旅行者にはちょっと至難の業・・・?でしょうか・・・

(約20年前の某地球の歩き方にはこの街のB&B情報が掲載されていましたが、昨今はトンと見当たりませんしね・・・)

ここでは星の付いているホテルとユースホステルは割愛させていただきます
どのようなガイドブックにもご紹介が多いですから(^.^)



エディンバラ市中心地図


上は市内中心地図
観光客が主に歩くのは手前側の城の前から延びるハイ・ストリートのオールド・タウン
オレンジの幅広い通り、プリンシズ大通りのあるニュータウン
全て徒歩20分から30分圏内の範囲です
しかし、首都という都会、賑わうショッピング街や星付きのホテル中心の場所であることは疑いようもありません


滞在時間の限られた旅の中での滞在先の場所はとても大きな重要性を占めます
出来るだけ観光する目的の多い場所と交通移動の手段方法場所の近くに越した事はありません

上記の地図にある範囲の中で宿泊先を見つけることができたら、
ご自身の足での観光にとても便利な範囲になるかと思います
 

この国ではB&Bのほかにも『ゲスト・ハウス Gest House』という宿泊施設もあり、
B&Bと同じように朝食付きでそのサービスの良さはB&Bとまったく変わりません

ツーリストインフォメーションでの手配可能なB&Bやゲストハウスには
ほとんどホテルと同じように星によってその設備などのランクを明確にしています


もちろん星がなくともサービスやホストのホスピタリティにまったく問題ない宿泊施設もあります
もし、そのような宿泊先をご自身の目で確かめてから・・・という方は
ニュータウンでしたら、カールトンヒル近くの下記周辺に何件かあります
この界隈はバス・コーチ・ステーションやウェバリー駅にも徒歩10分圏内なのでとても便利

約18年前の2月の最も寒い時に初めて訪れた時宿泊したゲストハウスがこの界隈
当時シングルルーム朝食付き1泊£9.00でした(^.^)
憶えている限り最もお安くてホストの暖かさが身に染み入るお宿でした
寒さが厳しい夜になるとホストマザーが各部屋に湯たんぽを入れてくれたのでした
 


<New Town ニュータウン>

カールトンヒル周辺地図





もう一つ観光客が多く足を運ぶのは駅を挟んで反対側のオールドタウン
ご自身にてお宿を探される場合はちょっと範囲が広くなってしまうので、
もしオールドタウン側のお宿(ホテル以外のB&Bやゲストハウス)を御希望の場合は
ご自身の足で探して周るよりはツーリストインフォメーションでの紹介をお薦めします
何故なら『Old Town』という名の通り中世からの街並みで道が入り組んでおり、細い坂道も多くあります
お荷物を持っての宿探しには特に女性にはあまり快適とは言えません


<Old Town オールドタウン>

オールドタウン城裏側周辺.地図


このオールドタウン側の中心はお城の前から延びるハイ・ストリートです
この通りを30分から40分程歩くと突き当たるのがもう一つの宮殿・ホーリールード
そこまでの道すがらにはこの街では最高とされる星クラスのホテルが点在しています
もちろん足場が観光客にとっては最高の場所でもありますが、料金も最高です
(しかし、この街での格式最高ホテルはウェバリー駅の上にそびえるバルモラルホテルでしょう)

私が昨年お城まで歩いていける範囲の四ッ星ゲストハウスで探し、滞在したのが☆印のお宿

Ellesmere House
The Ellesmere Guest House - Edinburgh

11 Glengyle Terrace Edinburgh EH3 9LN
Tel : 0131-229-4823

シングルルームもツイン・ダブルルームも全てお一人の料金になります
お一人が朝食付きで一泊£35.00〜40.00(2008年現)
お部屋の数は全部で6部屋です


典型的なヴィクトリア・タウンハウスの入り口です

Ellesmere House

私達が滞在したのは半地下のルーム番号5
ツインベッドルームのとてもとても広い部屋でした
ベッド2台も一つ分のベッドが広々としていて、窓辺には2つのゆったり椅子
テレビの方向を向いています
全室にそれぞれのトイレ・シャワー・洗面所がついています
お茶のセットも充分すぎるくらい
 

ルームNo.5のツインベッド

ルームNo.5の窓辺

左 : ツインベッドのベッド
右 : 同じ部屋の窓辺コーナー


丁度私達の部屋の真上が朝食ルームで通りに面した1階
毎朝ホストファーザーがこのようにセッティングをして、
その窓辺の反対側にはシリアル・ジュースのコーナーがあり各自好きなように取り分けられるようにしてあります


朝食ルーム  朝食のシリアル・ジュースのコーナー


こちら左はイングランドでもいただける朝食
私はいつもサニーサイドエッグかゆで
卵2個
右はスコットランドの朝食

薄切りトースト・トマト・マッシュルーム・卵料理は同じですが、真ん中の赤いものは燻製のキッパー
黄色のものもあります
見た目よりも味は濃くありません
そして、本来はこちらにポリッジ(おかゆ)がつけばフルコース


そして、シュガーポットの奥にある赤いチェックの丸缶には平たいオーツ麦のビスケットが入っています
このビスケットは自由にいただいて下さい・・というものです

イングリッシュ・ブレックファースト スコティッシュ・ブレックファースト


ほとんどのお部屋は半地下に降りた階ですが、希望により1階(あちらではグランドフロア)のお部屋でも可能です
そして、お子様の滞在もウェルカム  ファミリールームもあるそうです

お部屋の設備はさすがに『4ッ星』だけあって、ドライヤー・アイロンセット・喫煙・禁煙ルームの指定、
嬉しいことに各部屋全てにテレビもありますので、ついつい夜更かしもしてしまう

もちろん、この朝食ルームの他にラウンジもありますので、そちらのご利用もどうぞ!とのこと・・
居心地が良くて3泊もしてしまいました 







さて、街に到着してお宿も決まったら早速観光です

この街の観光ポイントは先ず街を2部している
@ニュータウン
Aオールドタウン

それぞれを行き来しても充分ご自身の足を使って観光可能な街です
もちろん、バスのご利用も行動範囲が広がることでしょう


しかし、何と言ってもこの街で外せない見所は『エディンバラ城』

このお城見ずしてこの街は語れません



この居心地の良いお宿から毎日歩きながらこのお城を目指しました

そして、何度見ても何度行っても新しい発見のあるこの世界遺産指定の要塞エディンバラ城
1日のどんな時刻に眺めても飽きることは決してありません



まだフェスティバルのやぐら立つ城の裏側


次回はそのお城を中心としたちょっぴり『ミステリー』入った観光をご紹介いたしましょう










この街についてのご質問やご意見などございましたら、どうぞ下記メールにてお待ちしています





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