![]()
~ Gloucester B&B ~
2015年ラグビーワールドカップ開催地の宿

2015年9月18日から4年間待ちに待った
ラグビーワールドカップがここイングランドで開催されます
![]()
・・・しかし、悲しいかな・・![]()
![]()
4年間待っても、日本からは遠い彼の国
その時期に合わせて訪れることが中々できません・・![]()
そのため早々と諦め半分、期待半分
(もしかしたら、運の神様が日ごろの行いからチャンスを下さるかもしれません・・)
我が国の代表チームが戦う“戦場”へ
いち早く赴き、同じ空気に触れてみたい、と
スタジアムのある町を訪れました

その中でも2戦を戦うスタジアムのある町グロースターは
北部コッツウォルズ地方の町としても紹介され、
また、ピーターラビットのお話の一つ
「グロースターの仕立て屋さん」というお話の舞台、
またまた「ハリーポッター」第1話、2話で登場する魔法学校の回廊として
グロースター大聖堂の回廊が撮影に使われる、としてなど
日本でもおなじみの町です![]()

グロースターの駅にて
しかし、今まで何故か”何時でも行けるわ―”などど
敢えて避けていた気がしないでも、ない・・私にとっては
そんな天邪鬼的な気持ちを持たせてくれる町でもありました

町中のアンチィークショップのウィンドーから
スペイン・リャドロの天使像![]()
今回2泊したこのグロースターは
今までなんでもっと早く訪れていなかったの・・?・・
と後悔したくらい
見どころ満載!
![]()
そして、今回滞在したB&Bの中でも1,2を争うハイレベルなお宿でした![]()
これから、グロースターを訪れる方々へ
是非ご紹介したい
素敵なB&Bをご紹介いたします![]()
![]()

:: グロースターのB&B::
The Mulberry House
その日はロンドン・パディントン駅を朝早く出発し、
途中下車して5時間余りをコッツウォルズで散策
(お茶しただけかもしれませんが・・・
)
その後は途中下車した駅、Morton-in-marshの駅窓口で
鉄道スケジュールを確認し
グロースターGloucesterへと鉄道でのんびり向かいました
陶器の町ウースターWorcesterで乗り換え
約1時間45分という列車の旅となりました

”ウスターソース”発祥の町、
そして、陶器のロイヤル・ウースターの町でもあります
約20分の乗り換え時間は丁度良い長さの時間
列車の到着が多少遅れても、焦らない程度の乗り継ぎ時間です![]()

ウースター駅ホームの向かい側に入ってきた列車
ウースター駅での乗り換えはそんな心配はよそに
「On-Time」定刻通りに到着、出発しました
このウースターから40分ほど列車に揺られると本日、明日の宿泊地
グロースターに到着!

グロースター駅ホーム
このグロースター駅のホームはイギリスで1番長いプラットホームだそうです
そんな駅舎を背にして、宿へ向かうべく歩を進めました
折りしも季節は最も雨の多くなる真冬![]()
駅を出たら、ちょっぴり雨粒が落ちてきたので地図は片手に
先ずは駅を背にして線路に平行に伸びる大通り
Bruton Wayを道なりに300m程足早に進みます
すると一つ目の信号機のある四つ角に大きな教会
「Saint Peter's Catholic 教会」が見えてきます

Saint Peter's Catholic 教会
この教会を目印に先ず信号を渡り右に曲がります
その通りの名前は「London Rd」

London Rd.,をそのまま、まっすぐ進みます
通りあるガソリンスタンド「JET」が下の写真です
コンビニとSUBWAYを併設しています
(ここで缶ビールがお買い求めできます)

目印にもなり、コンビニもありますガソリンスタンド
このLondon通り沿いは
ファーストフードのお店もぽちぽちと立ち並んでいますので
小腹が空いた時は便利です

左は通り沿いのファーストフード店、右は向かい側の通り沿いのTESCO
そして、この通りを約500m程進みます
(約10分くらい)
![]()
通りの目印としてはバス停、BBCラジオ、
そしてStagecoachというローカルバスの配車場がありますので
ここまで進んでくださいませ
それを通り過ぎてから次に左へ曲がる通り
Heathville Rd.,へ曲がります

すると、お宿の「The Mulberry House」が見えてきます

The Mulberry House
赤い看板とSUZUKIのSwiftが止まっている時もあります
グロースター駅から徒歩約15分くらいでしょうか・・
距離としては800m、との案内がありました![]()
途中のLondon Rd.,ではバス停もあったのですが、
比較的解りやすい道順なので
お店などチェックしながら歩くのも宜しいかと思います
この焦げ茶屋根に赤茶色煉瓦、赤い壁が目印![]()
大きな一軒家です
お宿の名前が外壁に描かれているので、
とても解りやすい![]()
このB&Bのホスト
奥様のジーンが明るく玄関で向かい入れてくれました![]()
案内されたのは、2階の1番奥の部屋
階段を上がると踊り場のような部屋と部屋との共有空間には
バスケットにきちんと並べられた
ティーパックの各種お茶とコーヒーなど一口サイズのビスケットとチョコレート!

部屋の前にはちょっとしたスペースがあります
その場所に置かれた小さなテーブルと椅子
ゲスト達に対して、非常に細かい配慮がされていることに嬉しくなりました![]()

部屋のお茶が足りなくなった時などゲスト達は何時でも
こちらからいただくことができます
(様々なハーブティー、チョコレートドリンクやたばこも!)
そして、2泊お世話になる今回私の部屋はオフシーズンだったこともあり
ダブルベッドルームの一人使用
とても広々とした部屋で10畳近くあったでしょうか・・

ダブルベッドルームの一人使用
白を基調にゴールドが所々花柄が入り、とても豪華なベッドルームです![]()
ベッドの向かって右側はガラス戸棚のクローゼット

中には予備の毛布と小さな暖房器具が入っています
荷物も入る大きなクローゼットです
反対側は家の正面のガレージの上になるのでしょうか?
その窓に向かって小さな鏡とお茶セット、
足元は括り付けのチェストになっていますので収納場所が沢山あります

木のブラインドがとても暖かい雰囲気を出している窓辺からは
住宅街であるためか
とても静かな界隈であることが解ります

部屋のお茶セットにもコーヒー、紅茶、
チョコレートとビスケットが置かれていました
そして、エンスィート(en-suit)と呼ばれるお部屋に括り付けのバスルーム

ここも充分に広く、バスソープ、シャンプーなどのアメニティも揃っています
大きなタオル達もとてもふかふかで温かそうです![]()


冬場は特に冷え込むここイギリスで断然活躍してくれるのが
バスルームの暖房です
このバスルームではタオル類をかけられるような暖房機でしたので
細かいお洗濯は毎晩ここに干すことができます![]()
![]()
これは雨と湿気の多い冬にはとても有難いことです![]()
そして、この日の午後はコッツウォルズへも立ち寄ったし、
居心地の良い部屋でゆっくりしてから
ホストのジーンのお薦めの夕食場所へ行こう!・・と思ってのんびりしていたら
部屋のドアのノックの音が・・
何と、この家のご主人であるキースが立っていました
“ジーンに聞いたけど、君は明日ラグビーに行くんだって?
そのラグビーの試合は今晩やるよ!”
いやいや・・キース、
試合は明日の晩でしょう?日本でスケジュール確認したよー
キース曰く、
そのスケジュール今年に入って変更したよ!
![]()

![]()
また、やっちまったか・・![]()
時刻はまだ15時
試合開始は19:45だと言う
キースはこれからスタジアムへ行こう、
チケットさえ買っておけば、まだのんびりできるよ!と
わざわざ車を出してスタジアムまで連れて行ってくれました![]()
![]()
ラグビーの試合スケジュールは往々にして変更になります
必ず出発前の確認は必要です
元々こちらの宿を選んだ理由の一つは
ラグビーワールドカップの我が日本チームの決選場所となるスタジアムに近いこと
キースが車を出してくれて連れて行ってくれたスタジアムまで
所要時間はわずか5分とかからない場所にありました![]()
![]()
今晩の試合なので、チケット売り場は空いていましたので
程なくちょっぴり良い席が手に入りました![]()

19:15 キックオフ
シルバー席 £35.00也
グロースター対サラセンズの試合です
この日の換算レート185円くらいの計算だと約6500円ですから、
日本の試合比べると割高感は拭えません
しかし、プレミアシップの試合は代表選手がそこここに居るチーム同士なのと
地元の応援も活発で非常に見どころがあります![]()

グロースター・ラグビーチームのホームスタジアム
「KINGSHOLM スタジアム」
北半球の冬の御愉しみの一つです![]()
そして、その晩は非常に面白い試合を堪能し、
翌日はお宿のある程度の評価にもなる朝食です
1階のダイニングルームでいただきます

左は最大6名まで座れる大きなテーブル
右側は小さ目のテーブルですが、一人用用意がありましたので
こちらが私の席、とこちらに座りました
ダイニングルームを見渡すと
突き当りの窓の下、丁度壁が直角になった部分に何かが見えます

壁に可愛らしいネズミが2匹!
壁に貼られた2匹のねずみは・・?

そして、座ったテーブルの背中越しにはセルフでいただける
ジュース、シリアル、フルーツが並んでいました

左手前側にはジーンお手製のジャムも!
昨年の秋に作ったそうです
私に気が付いたジーンがキッチンから出てきて
この背中越しのカウンターでいただくものの説明をしてくれ、
ここには置けないけどヨーグルトもあるわよ、と薦めてくれました![]()
そして、ホットプレートの一皿とトーストの種類(ブラウンか、ホワイトか)
お茶かコーヒーか・・

オレンジジュース、シリアル&ミューズリー、フルーツ、ヨーグルト
一通り注文が済んでカウンターでいただいたものを手に
テーブルに落ち着いた時に
エプロンをしたキースがキッチンから出てきて
話のお相手をしてくれました
早速壁のネズミたちのことをキースに尋ねたら、
「ここはグロースター、家の中には仕立て屋のネズミ達がいるんだよ!」と
笑って説明してくれました![]()
確かにポターさんのお話
「グロースターの仕立て屋さん」はこの町にはなくてはならないネズミ達です!
入ったドアを見るとドアストッパーには
そのネズミよけのキツネもいます![]()

ドアストッパーとしてちんまりといたキツネ
何て愉しいお宅でしょう!
キースとその後昨晩のラグビーマッチの話で盛り上がっているところに
ジーンが熱いから気を付けて、と
テーブルに注文したイングリッシュ・ブレックファーストが揃いました

ふわふわのスクランブルエッグはお宅毎にレジピが違います
ホットプレートでお願いしたのは、
スクランブルエッグ、トマト、マッシュルームにブラウンブレッドです
そして、ジーンお手製のマーマレード&ジンジャージャムと地元産の蜂蜜です
![]()
そして、翌日2回目の朝食は目玉焼きにしていただきました![]()

フライドエッグは本来はベーコンの油で焼きます
こちらに通常はベーコン、ソーセージを付けられますが、
苦手な私はこの量でも充分すぎるくらいです
実は最初に薦められたヨーグルトは
おなか一杯になってしまい、いただくことができませんでした![]()
2度目の朝食ではシリアルを少なくして
ヨーグルトまでいただくことができました![]()
![]()
2日目の朝はホストのジーンとキースが一緒にテーブルについて
お茶をいただきながら、
彼らの日本への興味の質問に幾つか答えていました
何とジーンは町の古本屋さんで『日本ガイドブック」を見つけて
お風呂屋さんのことや富士山のこと・・
楽しい会話も進みました![]()
![]()
お寿司も大好き!だそうです!
このお宅の朝食にすっかりと魅了され、
その日一日を気持ち良く過ごすため
暖かいダイニングを後にし
グロースターの町へと飛び出すことができました![]()

町中に見受けられる案内
また、是非お世話になりたいな~と去るのが惜しかったです・・
是非グロースターへいらっしゃる際には
ジーン&キースのお宅へ・・お薦めいたします![]()
![]()

こちらのページのご意見、お問い合わせをお待ちしております
どうぞ、宜しくお願い申し上げます![]()
![]()
Top
New
ページのTOPへ
ロンドンのお宿【1】
ロンドンのお宿【2】
ロンドンのお宿【3】
カーディフの宿
湖水地方の宿