ウェールズの宿

【その1】


~ テレフォレストのB&B ~
Treforest B&B






2016年2月に訪れた旅の大きな目的の二つありました

一つは北半球欧州ラグビー大会の六カ国対抗戦

ウェールズ対スコットランド戦を
カーディフ市内のパブ観戦をする、ということ

ウェールズファンのちびっ子達
毎年2月から行われる六カ国対抗戦は
ちびっ子達も大人に負けず大好き




もう一つはこの町にある
世界でたった一つラグビー選手のクレイドールを作っている
Groggsを訪れること




この2つに今回はカーディフ近郊の2つの町の宿に
それぞれ1泊づつ滞在しました






本来はカーディフ市内で2泊続けて同じお宿での滞在が
楽ではあったのですが、
やはり冬最大のお楽しみ

ラグビー六カ国対抗戦がある週末前後は
この大会スケジュールが発表にあった時点で
すでに宿の料金は2倍になり、
満室状態になります

当初私自身もカーディフ市内のB&Bに
2泊早々に予約を入れておりました

しかし・・通常時期の料金が週末お値段を考えても
ダブルプライス!


山ガール
うなぎ上り!


うーん・・さすがに考えてしまいます・・


それなら、多少移動した近郊の初めての町でもいいんじゃない?・・と

そこで、先ずはせっかく取れているカーディフの宿を
取り消しする前に、
電車移動30分圏内の町のお宿の検索をしてみました
(一つの駅の感覚が長いので・・・)




そして、もう一つの目的の一つ
Groggs Shopへは
今回五郎丸選手のクレイ人形を依頼したため
その進行状況や今回開くショップの仕入のため、
アポイントを取っておりました

丁度、Groggs Shopのある町は
カーディフから電車で約20分ほど行った場所にあります



今まで調べたことのなかったTreforestの町で
検索してみよう!と・・

そして、見つけたのが
この町でたった1軒だというB&B
「Central Guest House」

念のため2泊可能か?どうかを尋ねると
その時はまだ大丈夫でしたが・・
やはりこちらも2泊目がダブルプライスになってしまう、という・・
(2泊目が六カ国対抗戦の行われる晩でした)

山ガール
ダブルでうなぎのぼり・・


本来は1泊だけの滞在はできないけれど
Central Guest Houseは
やはり稼ぎ時、
1泊のみの滞在でも今回は受けてくれる、とのこと

残り1泊目をこの2泊の次はロンドンへ戻るため
ロンドンへ向かう方向での町で
宿を探してみました

するとやはりカーディフから電車で25分ほどの町
Newportというロンドンへ向かう列車の沿線上にあり、
この町でゲストハウスを見つけました

比較的大きめの町らしく
駅から離れた場所の方が宿としてはあったのですが、
試合後夜遅くなることから駅近くで探していたので
予算的にはまずまず・・

カーディフを挟んで
1泊目はカーディフより先の町、Treforest
2泊目はカーディフよりロンドン寄りの町、Newport
今回はその2軒の初めて滞在したお宿をご紹介いたします

初めての町、初めてのお宿

毎回わくわくしますね!








:: セントラル ゲスト ハウス::
CENTRAL GUEST HOUSE


ウェールズの首都
カーディフではホテル、B&B、ゲストハウスと
様々なタイプの宿泊先を見つけることができます

ウェールズは
このカーディフ以降海沿い、内陸部の山々と
風光明媚な場所が非常に多く
そのような町では各宿泊施設が多く揃っています

しかし、カーディフ近郊となると
この大きな首都一つでの範囲も非常に広く
中心部に宿泊施設が非常に多いため
逆に電車20分前後の町は
古くからその地に暮らす人々の静かな町や村で
余り観光客の宿泊施設が多くないことに
気づきました




それは、今回のような毎年行われる大きなイベント
(ラグビー六カ国対抗戦やワールドカップのような
ビックイベント時には・・)の際には
カーディフ市内中心部や
はたまたロンドンからの日帰りをしてしまうケースも出来るので
却って20分から30分圏内近郊の宿が思ったよりも少ない、ということを
今回は実感しました

そうは言っても、
必ずどんな町や村にも1軒くらいは
B&B、ゲストハウスがあるのが
この国の良いところ・・

そうして、本当に町に1軒しかないB&B(及びゲストハウス)だったのが

今回ご紹介するTreforest(テレフォレスト)の町
CENTRAL GUEST HOUSEです


  住所  Stow Hill Treforest Rhondda Cynon CF37 1RZ 
   TEL :  0144-340-9192 


そして、こちらの宿は地図で見る限りでは
目的の一つでもある
GROGGSの真裏に近く
このゲストハウスの滞在は非常にGood!

お宿に近い、ということはありがたい!

その日の朝
ロンドンのパディントン駅から
先ずは乗り換えでもある
カーディフ中央駅までの列車に乗り込みました

カーディフ行きの列車
ロンドン・パディントン駅からウェールズ・スォンジー行きの列車
途中にカーディフ中央駅があります



すでに日本で先行予約した予約表をチケット交換して
自分で購入時に予約した号車へ向かいます


1等車両  2等車両

左はホーム手前側の号車で1等車両で
予約した2等車両のE号車

ここで必ず自分の席を確認してから乗り込みます
特に荷物のある時は車両繋がりにある
荷物置き場で荷を置いてから
席に付きますから・・

暗い内に出てきて、
列車に乗り込んでから陽が徐々に明るくなってきました

しかし、予想通り曇り空の車窓を見ながら
ロンドンーカーディフ間の
約2時間はあっという間に過ぎていきます


ニューポート
2泊目のニューポートを過ぎるところ


今回カーディフ中央駅で旅のご相談のご依頼を受けた
お客様の資料を集めるため
一旦ここカーディフで途中下車をしました


カーディフ中央駅
数年前とは違い正面出入り口方向が変わりました
(そのために駅前にあったバスターミナルも移転しています)


カーディフを訪れたのは
4~5年振りくらいだったと思いましたが
訪れる度に
町の中心が
少しづつカーディフ・ベイへ集結していくようで
以前あった町の中心のツーリストインフォメーションも
ここから路線バスで10分程のカーディフ・ベイへ
お引越しをしておりました

しかし、2016年2月現の時点では
町の案内が以前の場所のままの表示になっていましたから
本当につい最近のお引越しだったのかもしれません


街中の案内
街中の案内
これがあると地図がなくても目的地に行くことができます


※ ロンドンから列車に乗り、
カーディフ中央駅に降りても
ツーリストインフォメーションへは路線バス利用になりますので
ご注意くださいませ



折りしも明日はこの町での最大ビックイベント!
六カ国対抗戦があるので
すでに街中翌日のラグビー決戦でスコットランドからの
応援も沢山訪れています
雨上がりの寒い街中でスコットランドキルト(スカート)で
練り歩く男性陣グループがちらほら・・


出店
通りにはラグビーファン目当ての屋台が
早々に出ていました
翌日に備えて買うお客さんがいるのでしょう

人通りの多いショッピングセンターの並ぶ
Higth Streetでは
明日のラグビー観戦グッズを売る屋台を
いくつも目にしました


この通りを歩いていたのは
街中の案内通り、ツーリストインフォメーションがあったからです
(しかし、結局はこの通りから移転してカーディフ・ベイへ引っ越していたのです)

また、ここを歩きながら
明日の晩ラグビー放映をするパブを
確認しながら歩きながら
きょろきょろしておりました


ラグビー放映をするパブ
パブの窓にはラグビー放映をするポスターが
目立つように張ってあります


そんな翌日のラグビーに活気ついた町を見て、
図書館で尋ねたツーリスト・インフォメーションが移転したことを知り、
ローカルバスに乗りこみ

カーディフ・ベイでの用事を済ませ・・




再びカーディフ中央駅からその先へのローカル線で
Treforest(トレフォレスト)へ向かいました


あいにくとこの日は朝から雨が降ったり
止んだりの繰り返し・





20分ほどローカル線に揺られた頃

Treforest(トレフォレスト)駅に到着

テレフォレスト駅
Treforest駅

雨にけぶる駅・・屋根なし・・



しかし、駅前にはタクシーもなく、
宿泊するのは初めてでもGroggsへは何度も訪れていることから
宿も地図を見れば行けるだろう・・と




そして、今晩のお宿Central Guest Houseへ
チェックインをしてから
Groggsショップへ予め伺う時間に間に合うよう
ランチを食べてから向かう予定でした

しかし・・このお宿への地図が非常に解りづらく、
結局3人の通りすがりの学生さん
(この町にはユニバーシティの大学があり、
世界中からの留学生を受け入れているため
様々なお国の学生さんが闊歩していました)
彼らも地図を見ながら通りの名前を教えてくれ、
結局たどり着いた先は
住所の名の通り
「Stow Hill」の丘の天辺!!


丘の上り口


こんなに急坂は日本では考えられません!

急勾配の上り坂
この勾配は日本では建築許可、下りないでしょう・・


余りの勾配にこの通りに駐車している車は
全て同じ向き、下り坂向きのみ

そして、この丘の天辺が目指すお宿でした

お宿の入り口
一瞬民家の入り口と思ったら、
これが門でクリーム色の家がゲストハウス



さすがに案内をしてくれた3人目の男性は
こちらのゲストハウスを知っていたようで
送ってくれた最後は
”よく駅から歩いてきたね!”でした

そのゲートから登ってきた坂を振り返ると
こんな感じ!!


ストウヒル
この坂で前に躓いたら
絶対に下まで転げ落ちます
坂の最初が見えません!



ゲストハウスの主、
大きな身体と大きな笑顔で出迎えてくれたジョンの
これまた大きな握手から
今晩の部屋と宿の中を案内してくれました



フロントのカウンター
小さいながらも様々な案内をしてくれます

私の部屋は2階の1番手前
NO.1Roomが今晩の部屋でした

Room NO.1

部屋のドアを開けたところ

シングルルームのはずでしたが、
おそらく明日から満室になる都合上
2人部屋になったのでしょう

入って突き当たりにベッドと窓があり、
左手側にもう一つシングルベッドがありました

大きなチェストの奥は
シャワールームになっていて
清潔そうな光が沢山入るスペースで
シャワーとトイレ、洗面台があります
(但し、洗面台の鏡が高くて私の顔は見えません)


もう1台のベッド
もう1台のシングルベッド

ゲストハウスには珍しいツーベッドルームです

この町たった1軒のお宿、ということで
学生さん達が大学を見にきたり、
男性同士でラグビーを観に来たり・・という
需要があるのでしょう


縦長のシャワールーム  シャワー

縦長のシャワールームは突き当たりがトイレ、
手前側の左がシャワーブースで
こちらのシャワーはシャワーヘッドが自由に取ることができ
高さも調節できます

どうしても背の低い、私のような身長では
このシャワーヘッドが固定されているものだと
高さが届かず
充分にお湯に当たれないこともあります

ですから、このシャワーヘッドが固定ではないことは
非常にポイントが高いです


お洒落だけど実用性には欠ける固定式シャワーヘッド


そして、大事なのは特に冬は部屋の暖房

とても暖かく、あっさりとした部屋ではありますが
所々に木を使っているので
それがとても良い感じでぬくもりが感じられる
目にも身体にも温かい部屋となっておりました


シャワールームから見たベッド
シャワールームから見たベッド
右手奥がドアになっています



ただ、一つ気になったのは
部屋にTVがなく、お茶もラウンジルームで・・ということ

ジョンが部屋の次に案内してくれたのは
そのラウンジでした


2階のラウンジ
2階にあるお客全員で使うラウンジへ


2階の私の部屋のお隣のお隣が
その滞在客皆で使う大きな部屋
ラウンジでした


ラウンジ
ラウンジ

角部屋のこの部屋は
大きなソファーセットとTV
木のサイドボードの上には瞬間湯沸かし器と
コーヒーお茶の各種ティーバックがあり
このボードの中には
カップ&ソーサーやマグなど
また、小さな冷蔵庫が入っています


宿泊客はこのラウンジでお茶を作って持っていってね!
又はここで寛いでね!、という
システムになっていて、
自分の部屋の洗面台から
ここにあるウォータージャグに水を入れてきて
沸かして好きな飲み物を作って、という手順になります


ラウンジの入り口
ラウンジの入り口 本やガイドブックもあり、
誰でも寛ぐことができます



冷蔵庫があるゲストハウスは殆どお目にかかれないのは
たまたまこのお宿のお茶のミルクが
この冷蔵庫に入っているから、ということでしょう・・

実はこの宿へ来るまでに
予想時間をはるかに越えていて
Groggsへお邪魔する時間まで昼食を食べにも
買いにも行ける時間がなくなってしまい
非常食を出さざるを得なくなりました・・

もうすでに持ち歩かなくなった
非常食ではありましたが、
今回は忙しくなるかも・・と思い
数十年振りに数個日本から持ってきておりました


非常食
某コンビニの小ぶりのカップそば


まさか、ここで出すとは思わなかったのですが、
あの登り坂を下って、
登って帰ることを想像すると・・
夕方までの腹ペコには耐えられないだろうと・・

ゲストハウス内にはまだ他のお客さんの物音もしないので
このラウンジからの風景と

日本で見ていた馴染みのミステリードラマのTVをお供に
ここでささやかなランチ、完食!


ラウンジの窓からの風景
ラウンジの窓から見る風景は
遥か先の丘まで見えます



美味しゅうございました!
(他のお客さんが入ってきたら如何にして私達日本人は
おはしを上手に使えるか!を見せてあげたのに・・
他のお客さんは誰もまだチェックインしていないようでした・・)

静かな宿にお腹も落ち着き、
早速ジョンにGroggsへの行き方を教えてもらい
坂を半ば転げるようにして下り
目指す目的地
「ラグビーファンの聖地 Groggs」へと向かいました




:: Groggs Shop ::




グロッグス・ショップ

言わずと知れた
世界中のラグビー選手なら
1度はこのショップの名前を聞いたことがあると思います

幣サイトページでも何度かご紹介してまいりました



ウェールズ代表選手 前3人組
左はウェールズ代表大好きなアダム・ジョーンズ


そして、特にウェールズのラグビーファンは
このショップで作られている
世界でただ一つ選手達のクレイ人形に
ここまで足を延ばす人達も少なくありません


グロッグス店内

今回わざわざこのショップへ
アポイントメントを事前に取ってお邪魔したのは
以前購入したラグビー選手のコミカルイラスト
オリジナル・ティータオルを購入したかったことと


オリジナル・ティータオル  デザインはジョン・ヒューズ氏
長年の人気を誇るGroggsオリジナル・ラグビーティータオル
初代リチャードのお父さんのJohn・Hughes氏デザイン
雑貨wilkoにてご紹介しております




加えて、昨年日本人では2人目に作られる
クレイ人形の日本代表選手
五郎丸 歩選手の作成行程を見せてもらいたかったから・・

以前お邪魔した時は
南アフリカのブライアン・ハバナ選手を作っていた
2代目リチャードは
早速ショップ奥の工房へ案内してくれ、
そして、まだ色塗りが出来ていないんだ、と
元になる最初のクレイ人形を見せてくれました


作成途中の五郎丸選手
色塗り前の五郎丸選手とリチャード


後ろ姿 五郎丸選手
台のバックには2015年ラグビーワールドカップと
たたき出した点数が刻み込まれています



リチャードと五郎丸選手
2代目のリチャードと五郎丸選手


2月の時点ではこの五郎丸選手と
ウェールズのヘッドコーチ・ガットランドさん、
髪型の変わったアラウィン・ジョーンズ選手を
平行して作っているんだ、とのこと

でも、やはり地元ヘッドコーチ、ジョーンズ選手の方が
六カ国対抗戦は始まったばかり
受注も多かったそうです

そして、今回彼が見せてくれたのが、
非売品の元ウェールズ代表

歴代のトライ王の日本で数年プレイした
ショーン・ウィリアムス選手の三菱重工
セカンドジャージ姿
初のひげ面ヴァージョン



これは欲しかったーーっ!

でも、リチャードはこれ1体しか作っていないので
シェーン本人も持っていない、とのこと
日本人なら欲しいですねー!!

と、いう訳で最後はこのショップのマネージャーでもある
リチャードの姉 キャサリンに沢山お買い物もしてしまったので
宿まで車で送ってくださることになりました

同じ町に住むとはいえ、
彼女も今回のお宿への坂道にはびっくり!

また、次回の再会を楽しみに
Groggs ショップへの訪問が終わりました




楽しい時間をどうもありがとうございました!
五郎丸選手の完成を
首を長くして待ってますーー!



お宿のゲート内
Stow Hillを登って入るお宿のゲート内からの眺め



さて、すっかりとショップで遊んできた(?)私は
すっかりとくたびれてしまい、
本当はこのお宿のお部屋では
お食事をしてはいけないのですが・・

早朝ロンドンからウェールズまで来て
荷物を持ちながらの調べや移動、
またまた明日は長い1日になりそうな前日

もうこのお宿の坂を再び下りて
夜登って帰るのは辛かったので
キャサリンに送ってもらってから
早々に軽い食事をスーパーマーケットで購入

部屋にTVがないのはちょっと寂しいけれど
ラウンジにあった冷蔵庫に買ってきたビールを冷やして
その間にシャワーを浴び、
持参の本を読みながら食事


ナイトテーブルの上の軽食

ベット脇のナイトテーブルに並べた
左からハムサンド、生野菜サラダ&ドレッシング
そして、缶ビール!
(その後ろには我が家の猫達の写真が並びます)

シャワーの後の暖かい部屋で飲む冷えたビールほど
1日の疲れを癒してくれるものはありません




明日の朝食を楽しみに今日は早めに就寝






そして、お楽しみの朝食!

前日に案内してくれたジョンは
最初に教えてくれたのが
このダイニングルーム

しかし、その時はドアが閉まっていたため
朝食はどんな部屋だろう、と楽しみでした


ダイニングルーム

最初に笑顔で迎えてくれたのは
ジョンの奥さんのデニスでした


ジョンに負けず劣らず体格の良い彼女は
土曜日朝1番の私の朝食に気持ち良く迎えてくれて
オーダーを取ってくれました


4人がけのテーブル

ウェールズのシンボルでもある
レッドドラゴンを意識した赤いテーブルセンターと
ウェールズの風景を描いたランチョンマット

まだ来ていないお客様達のテーブルは
綺麗にセットされています


シリアルとオレンジジュース
先ずはオレンジジュースとシリアルからスタート

各テーブルにはきれいに整えられたバターと
各種ジャム
決しておしゃれではないけれど
気遣いが感じられて
ちょっと気分が良くなります



デニスは調理場でラジオを聴きながら
鼻歌交じりにオーブンの前でじゅうじゅう言っている
私の朝食を作ってくれています


そして、その出来上がった一皿を持ってきてくれたのは
デニスをおそろいのエプロンをつけたジョンでした


朝食
ホワイトブレッドのカリカリトースト、紅茶、メインは卵、ビーンズ、ポテトケーキ、トマト

実はトマトは輪切りの焼いたもの、と思っていたのですが、
おそらく缶詰のトマト?





初めてでした!


しかし、味はトマトなので(当たり前)
ウェルシュ・ブレックファーストのポテトケーキと
一緒にいただくと美味しい

もっとトーストはどうか?
紅茶は足りているか?と大きな身体のジョンと
キッチンからも大丈夫?とデニスの笑顔




他のお客さん達はまだ降りてこない
一人の朝食でしたが、
ジョンとデニスの声掛けが嬉しかったのは言うまでもありませんでした

そして、予約金の残金1泊朝食付き
シングルルーム£44.00のうち
£24.00をお支払いして
ジョンとデニスに手を振り
頼んでおいたタクシーに乗り込み、
ザンザンフル雨の朝、
この高い丘の宿を出発しました




タクシーの運ちゃんが向かってくれたのは
実は下車したTreforest駅ではなく
その先のPONTIPRIDD駅でした

乗っていて“おいおい、方向違うんじゃないの?駅ですが・・”と問うと
こちらの駅の方が今日の天気には良いよ、と言って・・


ポンティプレイド駅


カーディフからTreforest駅より一つ先の
このPONTIPRIDD駅は
ホームへ上がるまでエレベーターもあり、
立派な駅舎や待合室までありました

確かにトレフォレスト駅はホームの屋根もなければ、
改札口もありません

荷物を持っての移動には
雨降るこんな日は一つ先の駅の方が有りがたい!




ウェールズの人達はこんな気持ちの温かくなるような
気遣いをしてくれます





そうして、今晩六カ国対抗戦を観るために
カーディフを越えて
今晩の宿のあるNewport駅へ向かい
チェックインするため
“雨が止むといいな~”と思いながら
車窓のウェールズの谷を見ながら
のんびりと進んだのでした


流れる車窓


次はウェールズで最もイングランドに近い港町
Newportのお宿をご紹介いたします!












こちらのページのご意見、お問い合わせをお待ちしております

どうぞ、宜しくお願い申し上げます





Top New ページのTOPへ 

雑貨wilko
*イギリスのお品物を少しづつですが、販売しております
ご興味を持っていただければ幸いです



ロンドンのお宿【1】 ロンドンのお宿【2】 ロンドンのお宿【3】


カーディフの宿
  湖水地方の宿