僕らはみんな生きている !

言葉はちょっぴり通じないけれど、いろんな表情で話してくれる彼らが大好きです

vol4

旅先で出会える仲間達はたくさんいます
その中でも彼の国英国では『犬』は家族のりっぱな一員・・・

この国の犬達は私達旅する者達へのりっぱな“社交大使”として一役買ってくれます・・

しかし・・ちょっぴりひねくれ者の私はどこのお国でも変わらない・・マイペースの彼らを見かけると・・・
何をおいても追いかけてしまいます・・・


我が家でも永遠のアイドル
【猫】




私が彼に出逢ったのは、英国南西部のこの街でした
同朋の日本人にはまったく出会わず・・地図の上でとても惹かれる名前の街に滞在していた時
そこのお宿のおかみさんに勧められた小さな海べりの保養地『サルコンブ Salcombe』


キングスブリッジ・サルコンブ周辺地図 

【Kingsbridge/Saicombeの位置】
キングスブリッジ・サルコンブ周辺地図
名前に惹かれて訪れたのは、大きな港街英国海軍屈指代名詞の街プリマスを経てたどり着いたのは
キングズブリッジ Kingsbridge
“王様の橋”・・・なんて素敵な名前なんだろう・・・と思います

地図で見ると湾に面しているように見えました
しかし・・・実際にその小さな街は緑の海の中にいるような
美しいこの国のポスターになりそうなグリーンの丘、丘、また丘・・・
どこにあるんだろう・・・・王様の橋とその海は?
お宿の窓から見えるグリーンの丘の海を眺めながら、お宿のおかみさんに尋ねると
そうね〜・・・何でなのかしら・・・・そんな橋はこの街にはないのにね・・・
「え!???そっ・・そうなんですか・・・」・・?? 

戸惑う私にまったく気がつく様子もなく、おかみさんは次の言葉を続けたのです

ここからバスで1時間、とてもお薦めのウォーキング・コースがある海辺の街は
正しく『王様』の名に恥じない美しい眺め 
そして必ずオーバーベックの庭は見ていらっしゃい!

そう聞いたら行かずにはおられません 


その一言がきっかけで勇んで出かけた海辺の街で出会ったのは、
見たこともないような衣装を持った【彼】でした・・・




グリーンの丘のまにまにバスは走り・・・
丘を越えたら・・海っ!という童謡の中に迷い込んだが如く到着したその場所は・・・
紺碧の海とその丘にへばりついたような小さな集落でした・・・


サルコンブ Salcombeの街を眺める

街からすでに誘ってくれているウォーキングコースを迷うことなくトコトコと歩き出します
海と丘と家々の間を縫うようにして・・・


サルコンブのウォーキングコース

まるでこの小道がおいで・・おいで・・と誘ってくれているかのようなウォーキング・コースの入り口でしょう・・・?





歩き出してほどなくすると、小さな看板“Overbecks Museum and Garden”

ゆるやかな坂道を登った到着地にその建物とお庭がありました・・・
春の草や花々が咲き乱れるそのお庭に主のようにちんまりと澄ましていたのが・・・彼です・・・


サルコンブの猫

どんな名前の種類の生まれであろうとなかろうと・・・・
上等の上着を纏った彼は正しくこのイングリッシュ・ガーデンを散歩するに相応しい
この国に於いての新参者、一時の旅人がこの庭を歩くのを大目にみてね・・と
つい金色の大きな瞳にお許しをいただきたくなるような
そんな優美な姿の彼は私の気持ちを知ってか、知らずか・・・
まるでこの庭を案内してくれるかのようにゆっくりとした足取りで私の前を歩き始めました 




サルコンブへ行き方

ロンドンからは列車でトットネス又は
プリマスまで

両街からはキングスブリッジ行きの
バスを利用します
キングスブリッジからは
“タリー・ホーTally Ho! ”
という名前のバスで向かいます
なんとなくお伽の街行きのようでしょう


オーバーベックス博物館と庭 
Overbecks Museum and Gardenは
ナショナルトラスト管理
右の写真も同じくトラスト管理の
ウォーキング・コースの終着点の一つ
スナップス ポイントSnapes Point
街からのウォーキングコースは
いくつかありますのでお試しを!
ここでの滞在客も多くお宿は
多そうです

スナップスポイント

春に訪れる街として・・また花々の多いオーバーベックスの庭を訪ねたら、
是非“お庭番”にもお逢いしていただくことをお薦めします


サルコンブのヨットハーバー
上:サルコンブのヨット・ハーバーから






皆様が出会った動物達の画像とコメントをお送り下さいませ
英国だけではなく、様々な国の動物達との出会いをお待ちしています







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