エディンバラのB&B



  




2013年真冬

今回の大きな目的は兼ねてより1度観戦してみたかった
欧州クラブチーム決定戦ハイネケンカップ
ラグビー観戦でした

地元エディンバラとアイルランドの強豪チームマンスターとの一戦

特にアイルランドのクラブチームを観戦する機会は余りなく
このような大会でしか観ることができません

しかも、強豪であるこの大会でも優勝経験のあるマンスターには
あの!10番 アイルランド歴代スタンドオフとしても
すでにそのポジションの顔にもなっている
ローナン・オガーラ

10番 オガーラ
私にとっては“まぼろしの試合”となった エディンバラ対マンスターの一戦
オガーラのキック冴える一場面



結果この試合を観ることはできませんでしたが・・・

エディンバラで1晩滞在した小さなホテルは
非常に居心地の良いお宿でした

実はこのホテル近くのB&Bを最初に問い合わせたところ
すでに満室だったため
そのB&Bのマダムが紹介してくれたお宿です

夜遅い到着にも嫌な顔一つせず出迎えてくれ
部屋も清潔で暖かく、
とても気持ちの良い朝を迎えられました

そんなお宿の朝食も期待通り

残念ながらたった1晩しか滞在できませんでしたが、
そんなお薦めのお宿をご紹介いたします



Go to Edinburgh!






 【 テラス ホテル 

THE TERRACE HOTEL


毎回この街での宿選びはとても愉しみな作業の一つになります

たった1晩と言えども、やはり気に入ったお宿に滞在したい!

かといって、できるなら新しい宿に出会えたら・・・と思い、
今までお世話になったお宅であれば安心なんだよな〜と
頭の隅にそんな思いも過ぎります




しかし、訪れる度に新しい出会いもあるならば・・と・・

出来るだけ気の済む(ここが何時も分かれ目になります)まで
捜してもご縁がなければ
懐かしいお宿のホストさん達へ連絡してみよう!

あとは「1泊のみ」でも受けてもらえるか?どうかが問題でした
(通常は“2泊以上”から、という宿が多いので)




今回の条件もやはり

@街の中心地まで徒歩可能なこと

これが第一条件で、加えて
A予算的に£50.00まで

特に@は1泊のみ、ということも加えるとかなり絞られてきます

そして、予算的に£50.00、というのも冬のオフシーズンとは言え
場所を考えると・・結構厳しい・・中々見つけるのは難しい・・

結局は場所を優先するか?料金を優先するか・・?により
この街での宿探しは大きく変わります

もし、車での旅であれば
多少中心地とされるニュータウンだったらプリンセシィズ大通りから離れても良いし、
オールドタウンだったらロイヤルマイルから離れても
沢山の素敵なB&Bがあります




しかし、車利用はなく、全て自分の足と公共交通利用の場合は
どうしても中心地の方が便利

そして、古今東西“便”が良い、ということは
料金が上がることは必須なのです・・

あとはどこまで自分の足を信じて
どのくらいまでの移動が可能なのか・・??




そんなことから、
今回も先ずは新しいお宿、今まで見過ごしてはいないか・・?と、
そのお宿探しに力が入るのです


テラスホテルの地図

昨年滞在した一部屋のみのゲストハウス 
今年初めて滞在したゲストハウス
レストランなどの店が立ち並ぶ場所

実は前回のゲストハウスが場所的には
ここ数年では
Best1の宿でした


DENE ゲストハウス
DENEGuest Houseの朝食ルーム
シッティングルームも兼ねています



今回調べるにあたっては、
比較的New Townに的を絞らず
Old Townでも良いかな〜とおもっていました

しかし、実際に夜の暗い時間に1人で到着するので、
気持ち的には土地勘に明るい方が、と考えたら
自然にNew Town側になっていました



何となしに地下都市があるので・・・
暗くなってからの1人歩きは・・




いろいろなサイトからお宿を調べた結果
3軒の宿に問い合わせをしたところ
1泊のみの滞在のせいか・・
なかなかOKの返事にありつけませんでした





また、1泊OK!と言ってくれるお宿もありましたが・・
大きく予算オーバー・・

そんな中を前出の宿からご紹介を受けた
今回のテラス ホテル


The Terrace Hotel
The Terrace Hotelの入り口


場所も想定範囲内、予算も枠内に収まりました

もちろん、メールの受け答えも非常に敏速丁寧で
こんな対応は非常にポイント!が高く!!
もう1軒エディンバラでのお宿が増えました




:: テラス ホテル 案内 ::

住所 37 Royal Terrace Edinburgh EH7 5AH
Map
お手数ですが、上記Mapにアドレスを入力して御利用くださいませ
TEL: 0131-556-3423(Office)
Fax:  0131-556-2520

料金 シングルベッドルーム£45.00〜(共同バスルーム)
*但し、シーズンにより料金は変動します

**シェア・バスルーム又はプライベート・バスルームかの
   ご希望は必ず明記くださいませ

**
尚、サイトから直接Bookingするより、
   先ずはメールからの問い合わせの方が
   料金面などご相談にのっていただけます


行き方 ウェバリー駅より徒歩15分

または駅からタクシーで約5分(2013年1月現料金£7.50)


部屋タイプ お1人様部屋(シェア・バスルームもしくはプライベートバスルーム)
お二人様部屋( 同上条件あり)
ファミリールーム可能、またはお子様向けの簡易ベットを入れるとこも可能


部屋のファシリティ ティー&コーヒーセット、テレビ、ドライヤー、タオルセット、目覚まし時計有


特別な手配 ベジタリアンミール可能
また、スコティッシュ・ブレックファーストも可能
WIFIインターネット環境あり


先ずは入り口がとても明るくて、
まっくらな時間で尚且つ篠降る雨の中タクシーを1人降り立った身としては
とても暖かく感じられるエントランスでした


外から見た入り口   玄関ホール
左は外から見た入り口  左:2つ目のドアを入ったところ

古い建物でジョージアンスタイルの玄関ドアが
とても美しいカーブを描いています

夜もまっくら、雨も止まない中で出てきてくれたMr.Mannは
如何にもスコットランド人、という大きな体を屈めて
出迎えてくれました


レセプション
ホテルの入り口近くのレセプション

ジョージアンスタイルの中扉です

そして、早速荷物を持っていただき、
美しい階段の細工がされた階段を登りました

ホテルの階段  天井
左は赤の絨毯、白の細工と壁、手すりの木目
品の良い小ぶりのシャンデリア
おそらく4階くらいあるのでしょう


右は天井の明り取りがまたお洒落です


案内された部屋のドアを開けると突き当たりにもう一つドアがあり、
そこはバスルーム(シャワーオンリーです)、
左手側のドアは部屋


THE TERRACE HOTEL   

シングルベッドルーム

清潔そうなベッドカバーがなんとも言えず・・・嬉しくなりました

バスルーム
バス(シャワー)ルーム



案内してくれた部屋はシングルベッド、机、テレビ、安楽椅子と
広すぎず、狭すぎず、
大きなスーツケースを広々と開けてもまだまだ余裕のある
久しぶりに身の丈に合った丁度良い部屋でした

また、シャワールームも白に統一された
とても清潔感溢れ、タオルはふかふか
また暖かい部屋でもありました

部屋のTVとお茶セットはあるとないでは大違いです!

TVと小机   お茶セットとエディンバラ街中ガイド
 
壁に備え付けられたTVとたっぷりのお茶セット

部屋を見渡し、さて夕飯の買出しへ出かけました

移動もありましたし、たっぷりと歩いた日でしたので
ゆっくりと休みたいこともあり
何かテイクアウェイのできるもの

Mr.Mannへお薦めの店を伺ったところ
歩いて5分くらいに沢山の店があるよ!とのこと

早速傘を手にホテルを後にしました

ホテルを背にして左方向へ進み
T字路にぶち当たると・・賑やかな通りGreendside Pliceに出ます

その界隈は本当に沢山のテイクアウェイのお店
ピザやケバブ、インド料理店など並んでいます

その中でやっぱり海に近い街なので
フィッシュ&チップスの店を選びました

フィッシュ&チップス屋

フィッシュ&チップス屋さん
「DEEP SEA」

店内の様子   フィッシュやフィッシュ・ケーキ

ここでコッドのフライとチップスを購入
£5.90也

そして、いつもの缶ビールを購入して暖かい部屋で夕食です

フィッシュ&チップス

大きな魚の下は全てチップス
ヴィネガー&ケチャップもつけてくれたようです

この部屋で寛いだ後はお楽しみのこのお宿の朝食です!

先ずは1階の朝食ルームへと




突き当たりの大きな窓からはホテルの庭が望めます


朝食ルーム
天井の高く白壁、赤と白のテーブルカバーは
階段の色あいと同じ




すでに老夫婦、ビジネスマン風の1人の男性が朝食をいただいていました

挨拶をして好きな席へと座ります



たっぷりのジャム


テーブルには朝食メニュー

朝食のメニュー

ジュース、コーンフレーク、フルーツなどは
セルフサービスで
好きなものを取りにいきます




私が今回メニューから御願いした朝食はこちらになりました


オレンジジュース&コーンフレーク   ブラウンブレッド トースト
定番のオレンジジュース、コーンフレーク        ブラウンブレッドのトースト、お茶

チーズ&オーツケーキ    卵、トマト、ハッシュポテト
スコティッシュ・ブレックファーストにはあるチーズ&オーツケーキ

オーツケーキは単体でいただくには、ちょっと物足りませんが、
チーズと一緒にいただくと・・これが絶妙に美味しいのです

   いつものゆで卵、トマト、
ハッシュドポテトはスコットランドではあります

その後ヨーグルト&フルーツまでいただいて・・
すっかりと満足したおなかをお供にこの部屋を後にしました

そして、昨日昨晩は見えることの出来なかった
部屋の窓からはホテルの庭が見る事ができました

自然的なとても素敵な庭です

ホテルの庭
部屋の窓から見えた庭

部屋でちょっと休んでから
今日1日をたっぷりと楽しむために部屋とホテルを後にしました



昨晩は気づかなかったのですが、
この通りRoyal Terraceは丘の上にあり
ホテルの前はなだらかな丘陵になっているようです

緑の歩道

緑の歩道になっており、ワンコの散歩を楽しむ人の姿も見えました

そして、ホテルの並び通りに面している建物は見事な連なりを見せています

Royal Terrace
石畳の美しいRoyal Terrace

ホテル  ホテル  

この通りにはホテルやB&Bも幾つか軒を並べていました

この場所から実はウェバリー駅まで徒歩15分くらいと伺っていましたので
この界隈は駅周辺の宿としても紹介されているのでしょう

場所的にはカールトンヒルの裏手になるので
ついつい駅から遠いのでは・・・?と今まで思っていた場所でもありました

しかし、ホテルのMr.Mannから駅へ行くには近い道はどういったら良いの?と
訊ねたらそのカールトンヒルに沿っていくのが良いよ、とのこと

教わったとおりRoyal Terraceを進み、
教会が見えたら、そのわき道を入るんだ

その言葉通りに見えた教会の手前左に伸びる小道を進みました

教会  教会の手前の小道  

昨晩はこの教会の前を進むと賑やかなGreenside Pleceへと行きました

しかし、その教会の手前左に小道があるのが判り、
その道を見ると!登り坂?!!

なんと!これは正しくカールトンヒルへの道

トランクを引きずりながら、登りました!

旧天文台   ナショナルモニュメント
左は旧天文台が遥か見えます  右はネルソン・モニュメントなどが見えます

左手側は確かにカールトンヒルで丘に登ると見える
建物やモニュメントの頭が見えてきます

しかし、右手方向には登った分だけ見ることができる
眼下のエディンバラの街並みを望むことができました

カールトンヒルからの眺め

先の方ではフォース湾が見えています

この風景を見ながら昇り詰めると
後はお待ちかねの下り坂です

カールトンヒルの案内
カールトンヒルの案内板


カールトンヒルへの入り口      Regent Street

左はカールトンヒルへの入り口となる階段  
右はウェバリー駅へと続くRegant Road 先にはバルモラルホテルが見える

いつもはウェバリー駅を出発点としてカールトンヒルへは
この通りを歩きます

今回はその逆を歩いたことになりました

確かにこの道を行けば15分ほどでウェバリー駅へ着きます

しかし、夜暗くなってからこの道を女性一人で歩くのは
少々お薦めできません

その場合はやはりタクシーのご利用を!

The Balmoral
ウェバリー駅隣接のThe Balmoralホテル


今回のお宿も満足の行く1晩となりました

次ぎにこの街を訪れる際の楽しみとなります!

このお宿のご紹介が少しでもご参考になれば幸いです








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