
〜 美術館へ行こう 〜
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Act.6
春真っ盛り!
今年の春は本当に最後まで“一体何時になったら暖かくなるの??”と
桜も一旦はつぼみも大きく開き始めた途端に雪??!!
数年前に訪れたロンドンでの3月終わり近くでは
もう1日1日暖かくなり
日本からもしも!の時のために
持参したジャケットが“無用の長物”に成り下がった年もあった、というに・・
考えて見れば毎年イースター近くになると
(イースターは毎年流動的に日にちが違います)
お天気が妙に崩れる・・という感もあります
もし!期待から外れて観光中にお天気が予想と反してしまった場合、
身近に“非難”できる博物館や美術館へ飛び込む!という・・
何故ならばロンドンには日本には余りない
無料!!で
楽しめる、学習できる、非難できる!場所が沢山あります
ショッピングなどにもちょっと疲れたら、
周りを見渡すとそんな便利な見所としても実際によく入る
ロンドンのギャラリー
(これは私だけかもしれませんが)

そんな偶然入ったギャラリーが思いもかけない楽しいことも多々あります![]()
今回ご紹介するロンドンのギャラリーもそんな偶然の嬉しい発見でした
ショッピングとセットで立ち寄り可能な、
駅からも近く、判りやすい、入りやすい
「The Saatchi Gallery」を
覗いてみてはいかがでしょう!
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ロンドンの美術館
The Saatchi Gallery
サーチ・ギャラリー
The Saatchi Gallery







![]() 右の展示物の作者 ニューヨーク在住のアーティスト Matt Johnson |
![]() 折り紙のようにも見えるBlue tarpと紙、ステンレスを使用 ピアノは原寸・・? “The Pianist” |
| 行き方 | : | 地下鉄 : スローン・スクエア駅より徒歩3分 バス : 11,19,22,49,211,319番 (King's Road), 11,137,211番 (Lower Sloane Street). *運転手さんにギャラリー近くの停留場下車を伝えてください |
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| 住所 | : | Duke of York's HQ King's Road London SW3 4SQ MAP |
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| Tel | : | (020) 7811 3085. |
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| Open | : | 10:00-18:00 最終入場時間 17:30 無休 *但し不定期にて閉館日あり サイトより事前の確認をお薦めします |
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| 入場料 | : | 無料 |

新しい2008年のオープンしたサーチ・ギャラリーの正面入り口
お気に入りのショッピング通りでもある
King's Roadへ向かう駅は地下鉄Slone square駅
その駅から徒歩約5分も駅を背にして大通り沿いへ歩くと
左手方向に大きなゲートがあり、
縦字で大きく「SAATCH GALLERY」
そのゲートをくぐると大きなレンガ造りの3階建ての建物が目指すギャラリーです
高い天井を見上げるようにして左右に展示室が見えてくるので
エレベーターで一気に上の階へ上がってから
各展示室を見ながら下がるのも良し!
1階展示室を番号のルート案内通りに進むも良し!
どこから歩いても各部屋の展示物は各部屋独立した展示物になっています
![]() No.1展示室 Agathe Snowの造形芸術 |
![]() 展示室一部屋が大きく、天井からの採光は抜群 |
![]() 壁にかかる絵画を背に別の展示物を見るビジター |
![]() Kristin Baker “The Raft of Perseus”2006 |
![]() Jonas Woodの“Untitled(M.V.Landscape” |
![]() 毒蛇が四角い箱を飲み込んだような造形物 |
![]() 壁にかかる大きな絵画は“トンネル”という名 |
![]() 大きな造形物 4体あり全て名前が違う |
![]() 奥の小山は洋服の山 しかし、よく見ると下に足 |
![]() No.10の展示室入り口正面の“螺旋階段”とビジター |
![]() Paul Leeの連作 ソーダ缶とタオルを使用して |
![]() Ryan Johnsonの4体の一つ “Wachman” |
![]() Guarra de la Pazのユニット作 下に人の足が見えますでしょうか・・? |
そして、最上階へ行くとそれぞれのアーティスト紹介があり、
これを造ったのはこの人なのね・・・と・・・

それぞれの展示物とその作者の紹介が写真入りで説明しています
そして、今回訪れた時に特別展として開催されていたのが
「KOREAN EYE」という韓国の現代アーティストの展示でした

個人的にはこの入り口の“走る骸骨”が気に入りました
一つの階の半分、という小さなスペースでしたが、
中々面白い作品が展示されていて
ここでの見学者が1番多く感じられました
![]() 作者が判りませんが、かなり大きな油彩画です |
![]() その中央にニッコリとしている小船の女の子 |
![]() 会場で1番人気だった“Korean Family” |
![]() その“韓国家族”を真正面から見ていた少年 |
![]() その韓国家族と記念撮影する ビジターのおじいちゃん |
![]() 目の錯覚ではありません・・近くで見ると 本当に上から押しつぶされたような家族でした |
上から押しつぶされたような人物像って
見ていると目の錯覚に陥りそうですが・・・記念撮影しているビジターの多いこと![]()
おちゃめな英国のおじいちゃんは
その後にはおばあちゃんも撮影していました
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今まではこのような“造形物”を見る機会は少ないので
沢山の現代芸術作品を貯蔵している、と言われる
このギャラリーでの展示物は広い空間の下
のびのびとしていてのんびり、ふらっと立ち寄る、というスタイルが
何となく気持ちの余裕を作ってくれそうにも思えました

展示室の間の窓から見えるヨーク・スクエアの緑
展示している作品との間の大きな空間は
その作品同士がそれぞれに持つ
空気の流れを作っていて、
お互いに喧嘩しないように・・・
その作品達が持っている、それぞれの空気が混じらないように・・・
そんな見る側にとっても
一つ一つの作品をじっくりと堪能できるような
そんな展示の様子に
何故か伸び伸びとした自分を取り戻したようにも感じました

最後はやっぱり素通りできない
ギャラリー・ショップです

すっきりとした色調のギャラリー・ショップ
オリジナル展示物の小物やアートブックも充実しています
そして、ショップを堪能した後は
ギャラリー・カフェでの一服はこれからの季節にはもってこいです
この界隈のでショッピングと合わせても
このカフェ&レストランはお薦めです

閉店間際だったので人もまばら
入り口の並びにあるこのカフェ&レストランは外のテラスから埋まっていきます
スターターから始めるメインコースも充実していますし、
軽食にもOKのペストリーや
午後2時半からのアフタヌーン・ティー£14.50はお手頃です

賑やかなキングス・ロードからの喧騒が
うそのような静かなこの場所は
テラス席ので目に映る風景は抜群でしょう

向かいに見える英国王室御用達食材店
パートリッジ

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