財布の紐がゆるむ時      



【Tea Towel】






何度かの英国滞在で
その家庭の普段のキッチンを覗く機会が多くなったことから
私達の国とは違ったキッチン用具を見かけることや
調味料、器具などが度々目につくようになりました


それは、『生活』するための必需品であり
その国での一つの“文化”でもあるのではないでしょうか・・


常に手元にあるから特別なものと扱うこともあまりなく
あって当たり前、
という道具達がなんと沢山あったことでしょう

普段からそのようにその場所にあるから
最初はそれが『お土産』になるとは考えもしなかったのですが・・


まだ、Sidmouthでの生活をする前
ある日のB&Bでの奥さんが
キッチンでいつものように朝食を作ってくれるのを見ていたときに
ふと見るとそれがどこかのお土産らしく
地名が入っていたものを目にした時

質問すると
“お友達からのお土産なのよ〜、
何枚あっても重宝するから
私も旅行に行ってあるとお土産に買うわよ”と言われてから
・・・なるほど〜・・と思ったのが今回の

『Tea Towel ティータオル』


確かにそれから各地の教会やギフトショップなどには必ず置いてあり
また売れ行きも良いのでしょう・・・
また、何よりもかさばらず&お手頃なお値段と
そして、お土産の醍醐味と言ってもよいくらい
その土地の名前が入っていたり、
記念のバージョンが出たり・・・とギフトとしても使える憎い奴

そして、そして!!
何よりもキッチンのある家ならば(ない家ってあるだろうか・・・)
決してないわけない、
ようは日本で言えば

「台ふきん」

本当に何枚あっても嬉しいお土産

そんなことから実は私自身も
初めての街で見かけたティータオルが
特に地名入りだったり
その土地にちなんでの絵柄も様々なので
ついつい手に取って
笑えるものも中にはあるけれど
日本で言ったら観光地のお土産代名詞
地名入りペナントか、温泉まんじゅうか・・の如く
(飾ったり、食べられたりできないけれど)
友人達へのおみやげに・・・

特にすでに「キッチンの王様」になっている友人達には
日ごろ使ってもらえるようにと
なるたけ使い絵柄の多いものと
(白地よりも絵柄の多い方が使い勝手が良いと思うから)

だから、見渡してみたらあまり手元に残っているものは少ないのだけれど
ちょっぴりその中でも大事に取っておいたものたちをご紹介

これから旅へ出る方々へのギフトのご参考になれば
嬉しいもの

また反対にいただき物や手元に残したご自慢のものから
どうぞ、楽しんでいただければ幸いです 











『 Tea Towel 』


このティータオル・・・実はこのページを作るためにいろいろと調べてみたら
なんと、日本でも沢山購入できることにびっくり!

この数年で時たま雑貨屋さんでも目にしていたので
柄もかわいいものも多いし
カラフルだし
何よりもその大きさで壁掛けにも目隠しにも
テーブルセンターにでも使えるしなああ〜と思ってはいたけれど
やっぱり本来の使い道は
『台布巾』

素材的にはコットン100%のものとリネン100%
またまたコットンとリネンが混合のものとあります

コットン100%はきっと日本でも使いやすさでは想像がつくのだけれど
私の目にした英国のお宅ではほとんどが
リネン100%タイプ

それも年月かけてくたくたになったものばかり

最初私はリネン(麻)はごわごわしていて、
本当にこれが水を吸うのかい??!っと思っとりました
しかし、英国の知人宅にあるタオルは本当に水をよく吸い込みます

特にグラスなどのガラス製品の水洗い後の食器拭きには欠かせません
ですから、ミセス・ハリガン宅でもアン宅でも
キッチンの水場近くには必ず下がっています

アンに言わせると
『アイルランド産のリネン』は
ガラス製品には必ずこれを使うとのこと
例え食器洗い機があっととしても
この1枚で磨いたグラスは
輝きが違ってくるのだそうです


そんな訳でここ数年そんな自分の目で確かめた素材の良さに
ついつい溜め込んでしまったものたちの1部が
こんなにありました



我が家のティータオル


でも、改めて見たらこんだけしかなかったんだ〜と
ちょっぴりその量の少なさに驚いた

場所場所で購入していた・・と思っていたのに・・・
やっぱり、ほとんどは友人宅で活躍しているものの方が多いんだな〜

それでも上記の全てが思い出深いものです



100周年記念ティータオル

ピーターラビット生誕100周年(1993年)記念のティータオル
ピーターラビットティータオル部分1

その1部分
ピーター中心のおなじみのメンバー

ピーターラビットティータオル部分2

その年号とアイリッシュリネン100%と入っています

友人が湖水地方への旅のお土産に、といただいたもの
ご存知の方も多い湖水地方のポターさんのヒル・トップに併設されている
ナショナル・トラストショップでも
様々な絵柄があるそうです
(私はまだ未確認ですが・・ご存知の方がいらっしゃったら是非お知らせ下さい!)

当時丁度私自身も英国キッチンで使い込まれたタオルに良い味出してるな〜だったので
早速使い出しました

がっっ!!
しかし、そうだった・・記念、記念、と何度か使っては洗ってアイロンをして
後生大事にしまっているもの

でも、本当は使ってあげた方がよいのかもしれません
そのちょっぴり出てきた使用感が結構お気に入り 






ヨークシャーで購入 空港で購入 ダブリンのギネス博物館にて ヨークシャーデイルズ国立公園にて
コットン100%のヨークシャーで
購入したもの
ヒースロー空港内の
ハロッズにて購入

リネン100%
ダブリンのギネス博物館
おなじみのトレードマーク
リネン100%

ヨークシャーデイル国立公園
鉄道路線タオル

コットン100%



チョッピリ購入時のそれぞれの思い出を・・・


@  フィッシュ&チップス屋のかなりしっかりとした図案のもの
最初は色落ちしそうな感じですが、愉しい絵柄なので壁掛けでも楽しめそうです



A 言わずと知れた英国誇るハロッズ製のチィータオル
以前犬好きな友人のお土産に購入しましたが、今回のものは帰路の空港内ショップで
みつけたもの
そのときもオフィスの仲間の方たちへお土産として違う絵柄を何枚か購入したときに
見つけ、自分用に・・
そのとき値札を見て、「おっ?!」と思ったのは、空港内のハロッズは免税店
街中のハロッズよりも同じ商品がお安い!『免税』なんですね〜
もし、ギフトとしてのお品物を購入するには空港内のハロッズショップがお薦めです
 


B 本場アイルランドは首都のダブリンで私の1番の憩いの場
ギネス博物館で購入
ダブリンの街の中心から約30分くらい徒歩で出かけて、とにかくここの街はどこもかしこもギネス

おなじみのトレードマークの絵柄
通気性の良いリネンのため、毎日パンかごの上に掛けているもの



C ヨークシャー・ディルズ国立公園への旅で『ヨークシャー・ディルズいち美しい駅』として
表彰された駅 Settle
小さな街のこの可愛らしい駅舎のこれまた小さな小さなショップで購入
Carlisleという英国の“万里の長城”とも証されるローマ軍により築かれたHadrian's Wallの西の果ての守りの街から、このSettleへの鉄道にEmbsay Bolton Abbey Steam Railwayが出ています
広大な国立公園の縁を走るようにしてこの鉄道が通っています
途中広大な公園中では、ウォーキングを楽しむハイカー達が列車が通ると手を振り
羊達とお隣の家影も見えないような忘れた頃に目に入る農家のお屋敷が
この車窓からの楽しみとして、列車はほぼ満席
1日に多くても5往復のみ、というこの路線に乗れたことの記念です








前回パリへ4年ぶりに訪れた際に偶然見つけたミシュランショップ
ご存知食の評価からあながちキッチン道具とは無縁ではない?!

大好きなビバンダムのコックさん姿

しかし、英国・愛蘭産に比べるとサイズもでかい!

そして、やっぱりリネン100%なのでそのまま立てたら立つのでは・・?と思うくらいに
しっかり、ぱっきりしています
かどっこにフックに掛けるひっかけもついていて
使い勝手が良いことでしょう 

パリ産を集めるのも楽しいかもしれません
ここ数年でアンティークとしてのリネンタオルも人気です
そして、その品物はやっぱろおフランス風におしゃれな刺繍がしてあったりと
ほとんどは白地のリネンやコットンにラインが入り、
絵柄よりもテキスタイル風に出来上がっています

そんなところがまた大陸(ヨーロッパ風)と
島国英国・アイルランドとは違った風合いがあります


パリのおみやげ ビバンダム ミシュラン産

ミシュランマーク

すっきりとした
白地に赤の縦ライン

あと2つの絵柄があって
帰宅してから
やっぱり他の構図にものも
ほしかったな〜と
後悔したもの
次回は絶対手に入れるぞー
確か1枚ユーロ8.50くらい?

この3つのスプーン付きの
レストランはお薦め印









そして、もう一つ
大好きなねこ柄のものは
偶然ご近所の洋品店でのディスプレイに使っていたものを
譲っていただいた1枚
お値段もその場でだったのでお値打ちの一品でした


愛蘭産 リネン ティータオル


ところがこのページのために調べていたら
この1枚はアイルランド産Ulster Weavers社『Secret Garden』という図柄、ということが判明

このとら猫の顔が何とも言えないくらい可愛らしくて
ついついショップの方へ無理をお願いしたかいあったというもの


その本場のUlster Weavers社のサイトを見つけましたのでご紹介します

Ulster Weavers
*Special Offersから入ると“Tea Towel”のクリックが探し安いです








英国や他の国からのお土産としての自分の手元には少ないけれど
その分友人達のそれぞれの大事なキッチンで活躍してくれていることだろう・・と

そして、下記に各地へ出かけなくても“旅のお土産気分”になれる
サイトもおまけとして・・

コットン100%のものですが、
各地の如何にも“お土産ですけん”という楽しいティータオルたち


Tea Towel

 





*日々蒸し蒸しでちょっぴり“日本の夏”らしいものを・・・



ご自身のお土産やその土地での思い出に
そして、キッチンのある家に住んでいる限り必需品である
英国製台布巾のこのTea Towelを
大事な方々への気持ちをこめてのギフトにするか・・

お気に入りの一品を見つける楽しさも加えて
是非『こだわりの1品』が見つかりますように・・・









皆様にもこだわりのお店やお品物がそれぞれにおありだと思います
今後そのようなご紹介やご案内もお待ち申しあげております


また様々なご意見も引き続き、宜しくお願い致します





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