財布の紐がゆるむ時      




〜 イギリスのお菓子 〜

その1



イギリスの代表クリスプス ウォーカーズ
イギリス誇るクリスプス“ウォーカーズ”のトラック

日本で生活していて毎日“お買い物”をしているか・・?というと
まったくそんなことはなく・・・
むしろ平日は
“今日はお財布を開いていないな〜”
なんて日もよくよくあります

しかし、旅先でのお買い物はまた格別!

見るもの全てが欲しくなり、
特に口に入れれば無くなるっつうに・・・
スーパーマーケットへ行けば座り込んで吟味するのは
『お菓子』

普段の日ならば会社で小腹が空いた時につまむくらい、
休日に至ってはお茶受けくらい・・・
但し・・そのお茶の量は平日の3倍強ではありますので
やっぱり“お休み”の時に見る、
いただくお菓子は格別なのかもしれません

それでも周りを見渡す限りでは
そうそう量を多くいただくほうではない(・・と思う・・)けれど
やっぱり“お菓子”へ延びる手は止まらない、止められない!

スーパーマーケットのカゴ一杯買ったって
バーバリーの襟巻き1枚にも届かない・・価格・・
(しかし、数倍重たい、嵩張る)

そんな買う時も
手に入れた後に並べた時もほっこりできる、
イギリスのお菓子をほんの少しご紹介いたしましょう



    
紅茶にはクッキー 英国ではビスケットと言います

一緒に楽しんでいただければ嬉しいです!








【英国旅のお菓子】



2010年旅のお菓子
2010年 年の始めの旅で買ったお菓子




旅において最初のお菓子!と言えば、
それは私の中では機内で出されるもの・・・

航空機が離陸して平行になる頃
座席の奥の方で何やら
ギャレーと呼ばれるフライト・アテンダントさんたちが
やわら忙しそうにガチャガチャ、という音が聞こえ始める場所から・・

“あ、お飲み物サービスだ”
と、嬉しくなる瞬間です


BA機内お飲み物サービス 前回の旅ではVS


今回の旅ではまたまた英国のナショナルフラッグキャリア
ブリティッシュ・エアウェズ(通称BA)を利用

左はそのBAでお願いしたのは英国産ビール
“ロンドン・プライド”
そして、必ずもれなくいただけるスナック

右は前々回の旅でお世話になった
ヴァージン・アトランチィック航空でいただいたもの
VSさんでは日本ビール!とお願いしたら
“1番絞り”が・・

どちらのキャリアさんで出される
小さな子袋のスナックは塩味でどんなビールにも合います
これも機内ならではの味ですねー


この機内でのお食事サービスは徐々に簡略化されているけれど
個人のおなか具合は違うもの

航空会社によってそれぞれ違うけれど
自由に希望するだけいただける、というこのBAさんシステムが私は好きです

こちらではギャレーに下記のようなお菓子を用意してくれて
好きなようにいただくことが可能です


スコットランド ウォーカーズのビスケット
ショートブレッドでお馴染みのスコットランドの老舗
ウォーカーズのいろんな種類のビスケット



お菓子でもは物足りない男性陣や若者には定番のこちら!
考えてみると私自身この機会のみ食するある意味“イギリスの味”

「日清カップヌードル シーフード味」


日清カップヌードル
唯一いただけるシーフードカップヌードル
(肉苦手なので・・・)


あとはスナック詰め合わせ
全員に配られるお持ち帰り可能な丁度良いパック

マフィン、ショートブレッド、チーズクラッカー、キャドバリーチョコバー
機内でのおやつ、と言ったところでしょう

スナックバック
半分以上はお菓子の入ったスナックパック


ヴァージン・アトランチィック(VS)航空では
名物(?)アイスクリーム

VSのアイスクリーム 中はチョコ&ヴァニラ

帰路線でしたが、如何にもVSカラーというパッケージ
でも、チョコレートのコーティングにヴァニラ、という組み合わせは
老若男女大好きなもの

他社でも出るそうですが、
ロンドン線ではほとんどBAか、VSかのいずれかにお世話になることが多いので
甲乙つけがたい両社

しかし、今回殆ど経験のない
機内ショッピング、とやらもいたしました

それが、お土産にも公表だったBA機内ショッピングで購入のチョコレート
Sharbonnel et walker」のピンクシャンパン・トリュフ


ピンク・シャンパン・トリュフ
機内での購入の方が少々お安い10個入り£10.00也


こちらはロンドンでも人気の王室御用達のチョコレート屋さん
シャーボネル・エ・ウォーカー

ロンドン ロイヤル・アーケード シャーボネル・エ・ウォーカー
左はロンドン唯一の店舗がある
ロイヤル・アーケード
中はそのショーウィンドー
左はカラフルなパッケージが揃う店内
パッケージも多彩な店内

このピンク・シャンパン・トリュフは
現エリザベス女王のお気に入りということもあり
機内でも1番人気のお品物!と
BAのハンサムなアテンダントさんは胸を張っていました


小さなお土産用
小さな小箱に詰めてくれたお土産用


ロンドンのロイヤル・アーケードのショップでは
このような小さな小箱にお好みのチョコを詰め合わせて
友人たちへのお土産用に作っていただきました

全て重さ(グラム)でのお値段なので
思っていたよりもお高くなく
お手頃なお値段
予想外なそのお値段にちょっとビックリ!

“英国産チョコ”としてのお土産やプレゼントにもお奨めです


    


また、今回は同じく機内で購入した
長い間英国で最も親しまれ、
現在も1番人々に“チョコレート”と言ったらこのメーカー
「Cadbury」キャドバリー!


良く地下鉄にある自動販売機で
英国紳士がまるで新聞でも購入するような感じで
コインを入れて出てくると普通に食べている・・・
そんな国民的なキャドバリーチョコです

BA機内販売のキャドバリーチョコ 中身の説明

自動販売機ではチョコバーが一般的ですが、これは一つ一つ丁寧に包まれた4つのチョコボール
トリュフのように中は半生チョコ
 

しかしこのタイプは中々スーパーマーケットではお目にかかれない
ちょっと高級感のある
如何にも免税なのよ〜、って感じのチョコレート
(そして、時々セールも行っているので免税+セールだととっても嬉しい!)

お土産に・・と思っていましたが、多分“自分用”になりそうな気がします






今まで機内でのお買い物は
ショッピングガイドブックをすらっと1度見たら終わり!でしたが・・
(お化粧品や装飾品においては余り興味がないので)
特に帰国の途につく帰国便では
ついつい買い忘れた会社やお知り合いへのお土産(&自分のお疲れ様用)にも
この“お菓子”買いは良いな〜とつくづく思いました




侮れないぞ!BA機内ショッピング!


その機内ではまだ販売されていないけれど
ロンドンでもちょっとおしゃれな女子が大好きそうな
チョコレート屋さんも目につくようになりました


ROCOCOの板チョコ
rococoの板チョコ

ショップの名前は
「ROCOCO 」


可愛らしいパッケージデザインが先ずは目につきます
ロンドンではまだ新しいショップですが、
すでにチェルシーはキングスロードに1件、
お洒落なショッピングストリートとしても
人気のマリルボーン・ハイ・ストリートにも1件、
高級住宅街のナイツブリッツから徒歩10分ほどにも1件、と
購買対象にハイクラスの人たちをターゲットにしているようです


中身の柄は蜂
上の板チョコの中は蜂の柄

オーガニックチョコ、ということで
ちょっぴりお値段が張りますが・・さっぱりとした後口で美味しい1枚だと思います





ロンドンの中心地でのチョコレート屋さんとしては
まだまだ知名度がこれからだと思いますが、
記念すべき第一店舗目はロンドン郊外のリッチモンドから始まりました

メインパティシエはスコットランド人のウィリアム・カーリーさん
奥様も同じく優秀なパティシエさん

こちらの奥様が日本人女性ということで
ロンドン在住の日本人の間でまずは人気が高まった・・とのこと

2005年の全国全英チョコレートメーカーが参加する品評会で
2部門で金賞を受賞
美味しいことでも評判なのはうなずけます

そんなリッチモンドのショップから
第2店舗目がロンドン中心のチェルシー、
ピムリコロード沿いにオープンしました


「ウィリアム・カーリー」

2店舗目のウィリアム・カーリー

店内は奥が1店舗目と同じように
カフェになっていて、
お茶とケーキなどをいただくことができます


店内のチョコレート 奥のカフェスペース

左は宝石のように並ぶチョコレートのショーケース、
右は奥のカフェ スペース

暖かい店内に一息つく場所としてもお薦めです
時間なくて・・・本当に後ろ髪の引かれる思いでした・・・

友人用と自分用に選んだチョコは詰め合わせにしていただき、
スタッフさんお薦めのミルクプラリネと黄な粉入りチョコ

ゴマ、ゆずなどを使った“和”のテイストも多く、
ここロンドンでは珍しい味と言えることとと思います


ショーケースのケーキ
ケーキ類はやはりチョコがベースですが、
繊細なデザインはどこかおフランス風にも見えます



どこか懐かしいような後味の黄な粉入りは
正しく我が国の女性である奥様の影響も大きいものと・・

ショップスタッフには日本の若い女性もいらっしゃるので
言葉についてはまったく心配なし!

お薦めのチョコなど質問がどんどんできるのも大きなポイントでしょう!


      




さて、甘いものが大好きな英国の人たちの日常のお菓子としては
日本ではとっても“甘い!”というイメージの
ファッジという砂糖菓子


ファッジ・ファクトリー
こちらはBATHのファッジ専門ショップ

大きな街では上記のようなファッジ専門のショップを見かけることができます
大人も子供も大好きで
重さ売りなのでついつい買いすぎてしまうと・・大変なことに・・・

でも、多くの種類がこのようなショップにはあるので
目移りしてしまいます


ファッジ・ファクトリーの店内
店内ではキャンディーやチョコレートなど甘いものがたくさん!


英国内でもこのように専門ファッジ・ショップも数多いのですが、
今回ロンドンでついつい買ってしまったのは
ここ数年でとても人気急上昇のオーガニック・デリ
“NATURAL KITCHEN”で購入したファッジ


クロッテッド・ファッジ

思っていたよりも甘くないナチュラル・キッチンのファッジ

甘さの中にもこくと後味がつい良いので
コーヒー、紅茶でいただいても
跡を引く美味しさです

和の甘さがあんこだったり、あずきだったりするのと同じように
ファッジは英国の人たちにとっての
母国の甘さなのかもしれません






大好きなお菓子について
まだまだご紹介したいもの達がたくさんあります

これからも引き続きお楽しみいただければ嬉しいです

折りしも今日は2010年ヴァレンタインデー!

英国のチョコレート屋さんもがんばっています
しかし、我が国と違って送り主はほぼ男性から女性へ・・・

もっとも男性が頑張る日でもあるそうです

でも、私達も自分達のためにも
1年に1度くらいはちょっと背伸びをしたチョコレートも愉しいかもしれません





 



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