財布の紐がゆるむ時      



【こだわりのスーパーマーケット】


私はスーパー・マーケットが大好きです 





日本でもおなじみのマークス・寿子さんの元ご主人であった『マークス&スペンサー』はデパートでなく、
“スーパー・マーケット”と地元の方々は度々おっしゃるのを耳にします

『デパート』になるのか・・?それとも『スーパー・マーケット』になるのか・・?

そのことを質問し、答える方々の様々な回答が返ってきます

実際に同じ街の同じお店を指しても、
尋ねた方々の全ての答えが一致することはないでしょう・・・

マークス&スペンサー

しかし、満遍なくどの地方に行ってもこのロゴのお店を見つけられる・・という繁栄振り
(アイルランドにも上陸していますし、海外にも進出しているくらいですからねー )

肝心の商品に関しては・・・様々なご意見もお伺いします

実際・・・この背広ってどんな人が選ぶのーー??と
思わず物陰に隠れて見ていたいような(笑)
女性衣類も本当に21世紀のデザインだよなーーー??と
3歩下がって眺めたいような楽しいものも沢山見られます(笑)

でも、食料においてはお店によって多少違いはあるものの
ちょっとお澄ましのデパ地下のような食材は
気取りたい夜のお惣菜には打ってつけ
ブランド食材が充実していて、ほとんど外れることが私はなかったです・・・
これってある意味凄い!と思います!



是非、街角でお店を見かけたときには、
お時間が許す限り店内の見学ツアー(?)をお薦めします 

もしかしたら、これぞ『古き良き英国的な・・・』風を
感じることができる貴重なお店かもしれません
そして、それこそがこれだけの店舗数を構える底力なのでは・・・?と
思わずにはいられませんから・・・




さて、下記に於いてはどなたに伺っても
『スーパー・マーケット』以外何者でもない愉しい店舗

英国中で割とポピュラーな幾つかのスーパー・マーケットをご紹介すると、
私の知っている限りでは下記の4つではないでしょうか・・・?

もちろん、愛すべき南西イングランド地域には
『サマーフィールド』というスーパー・マーケットなどが
けっこう大きくて・・・と、久しぶりに訪ねたら・・
そこは大きなセインズベリーになっていたり・・・
小さな街でも想像以上に大きなショップがで〜ん!と構えていたりしますから(笑)

とても入れ替わりが激しい業界というのは我が国だけではなく英国でも変わらないようです


ASDAから



@ テスコ 
Tesco.com homepage
テスコ
A セインズベリー
Sainsbury's - making life taste better

セインズベリー
B ウェイト・ローズ
Waitrose.com - Online shopping with Waitrose & John Lewis
ウェイト・ローズ
C セーフウェイ
Safeway UK supermarkets - A Fresher Way
セーフウェイ



上記のショップでは自社ブランドで
食品から衣料品まで様々なオリジナル商品を出していて、
その味比べもまた愉しい 

又、利用している方々も「○○の戦略は、××より我が家には合わない!」と
各家庭の台所の主は(英国の場合は台所は女性のだけの場所ではありません・・)、
はっきりと主張し、ショップ・カンパニーの使い分けをしているようです

どんな事か?と訊ねると、

例えば・・・・日本でも最後品物を俗に言う“投げ売り”や値段を下げる場合には、
@一種類のものを1つで値段を下げるか
又は、A一種類のものを2つにまとめて値段を下げないか


上記のような消費戦法の違いはカンパニーの特色だそうで・・・・
それぞれの家庭の事情によっても
その各社の戦略をはっきりと知った上で、
我が家は○○、又は××と決めることもあるそうです


それってきっと世界共通のお話しなんでしょうね 


スーパー・マーケットのお惣菜

最近確実に店舗数が増えてきた『ASADA』の今週のお勧めヘルシーメニュー





今回ご紹介するのは実はスーパー・マーケット大好き友人と私が初めて!!というショップです

セトル位置の地図 セトル周辺地図
   

今回は英国のほぼ中心地に位置するヨークシャーの国立公園
『ヨークシャーディル』で1番美しい駅を持つ
小さな小さな村の大きなスーパーマーケット



その小さな村の名前は
『Settle〜セトル〜』

ヨークシャーには
小説「嵐が丘」でも有名なムーア広がるハワースよりも
その北に位置するなだらかな丘が平原を思わせるような
優しい地形のディル国立公園が、
まるで英国のおへそのように位置しています

今回の私の旅は北の首都・エディンバラから列車で南下し
分岐点になる街「Crlislel〜カーライル〜」という地方都市での乗り換え、
内陸部へ向かう4両編成の小さな列車で向かいました
(この街でのもう一方の乗り換え列車は湖水地方へと進みます・・・
当然こちらの方へ進む乗客の方が圧倒的に多かったです)

この路線は“セトル・カーライル・ライン”と呼ばれるディルを横断する
地元の方にはちょっぴり有名な路線です
何故ならば列車の座席に座っていながらにして
変化に富んだ広大な国立公園の風景が楽しめるから・・

この路線の終点は19世紀に羊毛で栄えた大きな街・リーズですが、
セトルで列車の分岐点があるために路線名は『セトル線』、
このように呼ばれているそうです
(ロンドンからこの路線を目指す場合は
ロンドン〜リーズ〜セトルへ、その先カーライルが終点になります)




カーライルからこのセトルまでは約1時間半
この間ほとんどの駅はホームだけ・・
又は小さな駅舎があってもおそらくは無人駅であろうとことが、見ただけでわかるような・・・
ちょっぴり寂しい駅を幾つか通り過ぎました
その間も人が住んでいそうな家々は数えるほど・・・
羊は線路すれすれまで草を食んでいる姿がそこここに見えるのに・・・

    


一体セトルに着いたら、駅から人の住む家までどのくらい離れているのか?
(駅が街の中心ではないのでむしろ街はずれの場合の方が多い)
ちょっぴり不安になった頃・・・
花々に囲まれたまるで童話から抜き出てきたような可愛いホームと
駅舎が見えた・・そこが目指すセトルでした

そして、何と駅のホームから大きな平面の建物が目に入ってきたのが、
このスーパー・マーケット 



夕暮れのSetlleのBoothe



先ずは陽の落ちる前に宿へ荷物を置き、
村を一望できる丘へショート・ウォークキングへ出かけた後、
ちょっと宿で一服してから駅のホームから見えたこの大きなスーパー・マーケットへと
嬉々として出かけたのは言うまでもありません
 

しかし・・今までどの街でもこの『Booths』というお店を目にしたことはなく、
お店の正面に大きなゴシック体でとてもすっきりとしたデザインロゴにちょっと好感が持てました

(とても実直そうでしょう?!)


Boothsロゴ


さて・・気になる店内ですが・・・・

これまた外から見ている以上に天井が高くて、
広い空間をうまく使い、
それでいて、むやみやたらとだだっ広いだけの歩く距離が
不安になるくらいの広さを微塵も感じさせないフロア

私が常日頃思うことは、スーパー・マーケットが広ければ
それだけ商品の豊富さに繋がる、と考えている設計は
・・・逆に時々不安になります・・・

もしかしたら・・・私のほしい商品は
あんなに遠くの棚まで行かなくちゃならないのだろうか・・・?
この重たいカートを押して・・?
・・・・・げーーーっっ・・・てなことも・・たまにあります・・・

なーーんてその時の疲労度によってはそう思ってしまうのですね・・・(笑)
だから、そんな距離を感じさせず、
尚且つ商品が多い、というお店が私は好きです

あとは当然ながら商品の並べ方

これは上手に伝えられないのですが、ディスプレイのセンスが
“ここって見やすいな〜”とため息がつくくらい、ピタっとはまる棚に出会えたら・・
もうそれだけでそのショップが大好きになります

 

このセトルで出会った初めてのお店は正にそんなお店でした



赤い肉でも種類に寄っては大好きな
ハム・コーナー
私は重さではなく、
1枚〜2枚〜と枚数で買います
特に「イングリッシュ・ハニーローストハム」が好き 
こんなに大きな塊を顔よりも
大きい怖い刃のついたスライサーで
食べやすい薄さにカットしてくれます


ハム・コーナー
これだけ新鮮な魚が揃うお店は珍しいかも・・
しかもちゃんとケースに入って
とてもセンス溢れるディスプレイ

切身も丁寧にカットされていました 
種類も生はもちろん、
冷凍物、半チルド、燻製と選ぶ種類が多く、
色の構成も考えながら並べられている!
目にも楽しい


お魚コーナー
残念ながら・・・お野菜コーナーは写して来れませんでした・・・
ごめんなさい・・・

ですが、丁度季節柄林檎の種類は豊富で
色鮮やかなグリーンや赤や大きさも様々で選ぶのが難しいくらい
そして、圧倒されたのは「主食」と言われるポテトの種類の多さと一袋の大きさ・・
全てキロ単位でのお値段
もちろん!1個からでも購入できます



              

キングオブポテト


こちらは日本ではあまり見ない(と、思う)
ピクルス玉子
よくお隣のピクルスオニオンと一緒に
フィッシュ&チップス屋で売ってます

このマーケットのロゴ入り・・
オリジナル品・・果たしてお味は?


ピクルス玉子
私の大好きな『カントリーナッツ』の大箱が・・・
毎回見かける度に買って帰りたい
・・:・しかし・・何故か
私はシリアル類は
自宅では敢えて食さないのです・・何故?
ホテルの朝食では絶対に外さないのにーー

シリアル棚

こうして改めて見ると、商品がきちんと並べられているのですね
店員さん達の細やかな心遣いが伝わってきます


きっとこの国立公園近くに住む方々は
車でこのスーパー・マーケットに家族で買い物に来たり、
この村の方々もお散歩がてらちょっとしたお買い物を楽しむんだろうなーと
旅の間でちょっと“ほっこり”してしまうのは私だけではないはずです
・・・


お店の外でおとなしくご主人を待つ・・

外のベンチでお店の入り口から目を離さないでご主人を待つ犬
実は引き綱はどこにも結ばれていないのに(柵から外れていた・・・)律儀におとなしく待っています(笑)








このBoothsをどこかの街で見かけたら、
又は、この小さな小さな村のセトルへ訪れたなら是非このショップへの探検をお薦めします 

湖水地方やランカシャー地方には意外なほど何店舗かあります
もちろん、湖水地方のウィンダミアにも 



boothsのチーズマン

Welcome to Booths Supermarkets





スーパー・マーケットに関してはまだまだ情報やご紹介を続けて行きたい私です

しかし・・お店でフラッシュたきながらの撮影は中々難しいもの・・・・・・
でもでもやっぱり素通りできないこのワンダーランド

目新しいお店を見つけられたら、
是非是非情報提供を!お願いします

お待ちしております 



こちらは『ASUDA』の店員さん


皆様にもこだわりのお店やお品物がそれぞれにおありだと思います
様々なご意見・情報をお待ちしております

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