2007年年明けすぐに英国へ行ってまいりました
旅行業に身を投じてから初めての
(と、言うよりもお正月の松の内が取れないうちは
毎年お客さまの出入りが多いので・・必然的に出られない・・)
年明けの旅になりました
2度目の海外旅行(これが一人で出かけた西ヨーロッパでした)から
思い起こせば2月出発のなんと!多いこと
ですから、当然“冬のバーゲン”と言ったら
以前の会社関係も重なって友人達と繰り出すのは
“某冬市”のバーゲンになっていたわけです
しかし!!今回は毎年恒例の“冬市”を友人にごめんなさい、して出かけたのは
英国での年の一度のお楽しみ
(夏よりも凄い!という、噂の)
「冬のバーゲン」を体験したかったのです
しかし、ここ数年の円安・・・
うなぎ上り景気の英国の物価にどのくらい太刀打ちできるのだろうか・・・
正直一抹の不安を抱えての潜入でした
まあ、返り討ちに合うことは半ば承知の上
だったら、この旅!ならではの“お買い物を”
今年1年を暗示するかのような・・その成果に少しでも楽しんでいただけたら幸いです
【英国冬のバーゲン】
〜 ロンドン編 〜
先ずは私が向かったのは最初に滞在したロンドン
特別に何を買いたいとか、ほしいとかはなかったのですが
何となくもう何年も足を踏み入れていない
Fortnum & Mason
(フォートナムアンドメイスン)
Welcome to Fortnum & MasonUK
住所 | : | 181-185 Piccadilly W1 |
Tel | : | 020-7734-8040 |
営業 | : | 月〜土 10:00〜18:30 日 12:00〜18:00 (1階のみ) 休 祭日 |
★グリーンパーク駅 ★リッツホテル ★フォートナム&メイスン
★ピカデリーサーカス駅 ★ロンドン三越
私たち日本人には英国紅茶の代名詞とも言えるかもしれません
近年日本の三越さん系にて様々都市にティールームも含め
出店されていますが
やはり本場もんのお店は風格が違います
ロンドンのグリーンパーク駅を出て、
その駅の名のグリーンパークを望み
(この公園を抜けるとあの女王様のいらっしゃるバッキンガム宮殿正面に出ます)
ピカデリーストリートをリッツホテルを通り過ぎて進むと
グリーンパーク駅からピカデリーストリートを歩き
リッツホテルを通り過ぎたとこ
日本人観光客の皆様方がほとんど立ち寄る、とも言われている
又はお土産にこちらのお紅茶を袋一杯に購入される、という
フォートナム&メイスン
歴史感じさせる正面入り口です
しかし、その前にどうしても足を止めざるを得ないこのお店のもう一つの名物は・・・
通りに面したウィンドーディスプレイ
@ |
A |
B |
C |
私たち同胞以外の観光客の皆様にも人気の高いハロッズと
肩を並べるこの王室御用達のお店は
ピカデリーストリートの何ブロックの幅もある
大きなショップです
このウィンドーディスプレイは季節や行事など様々な趣向で飾られ
私たち観光客のみならず地元ロンドンっ子にも人気高いウィンドーです
目立つ窓には“冬のバーゲン50%引き”・・なんて見られましたが
今回の各ウィンドーを飾っているのは
「不思議の国のアリス」
各有名場面をお人形と楽しいショップのお菓子などでディスプレイされています
Aはトランプの精 Bは薬を飲んで大きくなってしまったアリス
Cはおなじみ顔のでかいチェシャ猫
まだまだトランプのハートの女王や
おなじみのうさぎが時計を持って野をかけていく窓・・と続いていました
ストーリーをご存知の子供達や女性たちには
各窓の様子に素通りはできません
もちろん!男性陣だって足を止めて順を追って歩く姿も見受けられます
そんな今回の先ずは外からすでにワクワクさせてくれる
この重々しい建物の中の“50%OFF”を信じて入ってみました
入り口にはすでにロングコートを羽織った警備のおっちゃんの前を通り過ぎると
おなじみの緑の缶紅茶、
赤い缶のフレバリーティーの山、
進んで行くうちにチョコレートの山やお惣菜の缶詰など
様々な食品の棚がめくるめく続きます
そんな中でさらに奥に進むと
今まで頭の中になかったベーカリースペースがありました
左の写真がそのベーカリースペースですが、
ペストリー類が多く、
それでも焼きたてらしいクロワッサンなどがとても美味しそう
そして、その手前側はジャムやクリスマスのお菓子コーナー
クリスマスが終わってもリボンで飾られたチョコレートボックスや
クリスマスプディングなど英国人の大好きなスィートが半額で売られています
右の写真はもう少し手間側の棚で
ここでは定番の深緑の缶の紅茶やオーガニックの紅茶
下のものが初めて買ってみたオーガニック葉の
ダージリン紅茶
£7.00が半額の£3.50也
オーガニックの紅茶 ダージリン
お味は期待以上に美味しいです
これは定番の缶の紅茶よりお勧めかもしれません
但し、普段£7.00なので
お土産に良く購入される緑の缶よりちょっぴり割高になるかと思います
(銘柄によってそれぞれお値段が違うので・・・)
1階を取りあえず堪能した私は
レジの横にカーペットが引かれた階段を発見しました
ついでにレジの澄ました店員のあんちゃんに
“トイレはありますか?”と聞いたら
“イエス!マダム(近年ショップでは女性にこの名称がつくことがとても嬉しい・・)
ありますともさ、2階でございます”
2階!!
行ってみましたともさーーっ!!
旅の鉄則は行ける場所では行っておこう!女性のトイレ!
ピカデリーサーカス付近では三越がその役割を果たしていますが
ついでながら英国王室御用達のこちらでもフリーでご利用できます
但し、秋葉原の1部の方々が喜びそうなクラシックなメイドさん姿の
スタッフがいらっしゃるので居心地が良かったら彼女へのチップを忘れずに・・・
そして、これがフォートナム&メイスンのトイレ
女性トイレの入り口 まるでホテル並みの美しさです ここで寛いでもいいくらいの空間でした 右は化粧台スペースです |
紅茶=フォートナム&メイスンのイメージが私の中では俄然違ってきたのです
しかも、お客さんも1階に比べると少ないので
ゆっくりと商品をながめることができます
この2階は階段を上ると先ずはロンドンの英国王室御用達のショップの
バスグッズやお化粧品売場になっています
私にとっては憧れのペンハリゴンやフローリストの石鹸やパウダー
時間のない時は
こちらで手っ取り早く手に入れることができることの発見も嬉しい
そして、進むうちに
オリジナルのバス用品やベッド周りの素敵な品々のスペースになります
バス用品売場 |
ベッド周り用品売場 |
進むうちにアクセサリーなどの女性の小物に混じって男性のネクタイや小物用品
ちょっとスペースが大きくできているのが
女性の下着売場とお子様のお洋服
この奥がくだんの女性のパウダールーム(トイレ)になるわけですが・・・
まだ3階、4階と「デパート」は続きます
しかし、私自身は今回は2階を制覇したのでその上は次回のお楽しみに
フォートナム&メイスンを後にしました
行き方 | : | 地下鉄 ディストリクト線・サークル線にてSlone Square駅にて下車 |
バ ス 11・19・22・137・211・319番がSlone Square駅を通ります |
上&中央 ヨーク公爵広場 (デューク・オブ・ヨーク・スクエア) 右:キングス・ロードのスタバ 建物そのまま中身スタバになりました |
ヒールズ (Heals) |
ハビタ (Habitat) |
〜 エディンバラ編 〜
さて、今回はロンドンと来たらやはり北の首都
エディンバラ
大好きな北の街
しかし、ショッピングに使える時間は約2時間
その短い時間の中で目移りした品々
すでに私の手を離れてしまった「ものたち」もいますが・・・
東京で汗して手にいれたお小遣いの中で
愉しんだショッピングの成果です
短い時間でのショッピングで尚且つ観光客である私たちが
お買い物を安心して楽しめる場所としてお薦めしたいのが
旧市街のオールドタウン
この地域のメインストリート
ウェバリー駅から見上げられるエディンバラ城から延びる
ハイ・ストリート
鉄道で到着したらこのウェバリー駅から徒歩でも約5分
この通りでの散策を・・
★カシミアストア ★ザ・ウォーレン・ミル
★ザ・ソープ・コーポレーション ★ザ・ファッジ・ハウス
この街でのショッピングの第1は羊毛製品
ロンドンよりも価格も安く、何よりも品数はものすっごく多いので
セーターでもコートでもマフラーでもブランケットでも
もう選ぶのに何日あってもいいくらい
ですから、この街へ行く予定のある時は
他の街でも毛織物製品は一切見ません
ひたすらエディンバラまで我慢します
そんな中でも今回訪れたショップは短い時間敷かないときは
ここさえ見ておけば品物は確かです
カシミアストア(Cashmere Store)はその名の通り
昔からある老舗のショップ
Cashmere Store, Edinburgh, Scotland
すでにこちらで購入したマフラーは
義妹へのお土産になってしまいましたが、
とても手触りの良い水色のマフラーでした
駅から徒歩でこの旧市街へ向かう時の近道がCockburn通り
坂道を登った四つ角にある古い建物が
このザ・ウォーレン・ミル(The Woollen MILL)
From the Royal Mile in Edinburgh
こちらのショップでははやり定番のマフラーと
今回は憧れの憧れのーバー(Barbour)の帽子を買いました
ラム100%のチェックマフラー |
バーバーのワックスハット |
旅の季節が冬、ということもあり
マフラーは本当に有難い!
私の中では友人や家族へのお土産としても
最適と思っているマフラー
デザインも沢山あるし、選んでいて楽しいし、軽いし、お値段も手頃だし・・
そして、今回は右の防水ハットは英国王室御用達のバーバー社(Barbour)のもの
Barbour
この国に初めて見て、
この街で選んだ種類の中でもバーバー社のワックスコートは
私の中では生涯着るものとしての一つとして
この社のワックスコートがあります
この国で生きていく上で必需品の一つに数えられるワックス衣類
傘と並んでどの家庭にも1枚はあるでしょう・・
初めて見た時からほしくて、ほしくて・・・
でも、なかなか手が出せない代物でもあります
もう10年以上も・・・
しかし、今回は偶然この帽子を見かけてスタッフに尋ねると
なんと!ワックスハット!
Sサイズで私の頭にちょっときついくらいのもの
でも、この帽子だけは
きついくらいでないと雨を防ぐ用途をなさない、ときっぱり言われました
で、帽子ならば私の手に届くくらいの価格だったのと
(Sサイズだったからたまたま残っていたらしい)
前日のラグビーでの観戦で
傘を差していない観客の大半が着ていたワックス・コートと
そのコートとのおそろいのワックス・ハットを
お洒落に着こなしている素敵なカップルがいたのを思い出し・・・
もう考える余地なく手に握っていました
日本でも大型デパートではコートを目にすることができますが
このワックス衣類は種類もデザインもサイズも豊富な
是非英国での購入をお薦めします
何時かきっと手にしたい!コートです
もう一つは母のお気に入りのショップから
英国人はとても甘いもの好き
ザ・ファッジ・ハウス(The Fudge House)は
正に一目、一味で母の大のお気に入り
The Fudge House of Edinburgh
ハイストリートに続く通りの ショップの外観 |
店内に宝石のように並べられた 出来立てのファッジ |
店内に入ると左手側がイートインのコーナーになっていて
ご自身でショーケースの中からファッジを選べることなど
旧市街やお城、ショッピングに疲れたら
ちょっと小休止できる場所にもなっています
数十種類あるファッジは全て計り売り
紙ボックスに入れてもらうことも出来るし、
自身や小さなお土産には紙袋に入れてもらうことも出来ます
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