Excursion from London


ChapterB


【1Day To Cotswolds】



今回の旅で実は最もハードだったのはこの1日





それでも・・行って良かった、楽しかった、また行ってみたいね
そんな1日でもありました

せっかく気持ちの良い初秋に訪れた英国だったので
どうしても行ってみたかった・・・数年ぶりのコッツウォルズ地方


蜂蜜色の家並みの静かな村々
しかし、意外にその証される地域は広く
車でのゆったりとした旅ならば
とてものんびりとした時間を持てる、とはいえ・・
いつも限られた日程の中で
しかも車を持たず、
己の足と公共交通機関のみの利用で
どのような楽しみ方ができるのか・・・?

ロンドンから旅行代理店が主催するコッツウォルズツアーは
確かに大型バスで時間も節約、体も楽だけれど
毎日催行しているわけではなく
生来の団体行動が苦手な私は極力可能な限り自由に自分のペースで歩きたい・・・

そんな天邪鬼的気持ちから
以前から行ってみたかった小さな村へ
ロンドンから手作り1日ツアーを決行してみました









〜 ロンドンからコッツウォルズ・ウィンチカム村へ 

<Winchcombe>


以前からコッツウォルズへの足には
最もお勧めはやはりレンタカーと誰もが口を揃えておっしゃいます

しかし、車の運転ができない私にはこの国での移動は
すべて公共交通機関のみ

そうなるとこのコッツウォルズへの道も例外ではなく
公共交通機関での鉄道、バスのいずれかしかありません

鉄道駅はご承知のとおり、良く耳にする
モートン・イン・マーシュ駅のみ

もちろん、この駅を利用することが一般的ではありますが、
しかし、この駅からタクシーではなく
(私にはこの“タクシー利用”というのは公共交通機関には入りません)
路線バスを使って周辺の村へ行くことは可能ですが・・・
ただ、その問題の鉄道駅への本数が心もとなく
また、問題のもう一つは
「英国は鉄道料金が高い





もちろん、旅する人の大きな味方
“鉄道パス”を使っての移動であれば・・・私もこの駅利用は考えたかもしれませんが、
今回の旅での鉄道パス利用にこの日は入っていなかったので
残る方法はバス




この国誇る長距離バスで今回の1日ツアーは決行になりました

そして、最も重要な・・私はコッツウォルズの何処へ行きたいのか・・・?









コッツウォルズは
ロンドンから西へ約200km、
オックスフォードから始まり、
西端はチェルトナムに至る丘陵地帯から南はバースまで
緑豊かな丘が連なり
13から14世紀にかけて羊毛産業の集積地として栄えた
美しい村や街が点在し、
裕福なウール商人達が建てた蜂蜜色の家々が佇む
英国の中でも最も人気のある地域でもあります

英国人にとっても
この地は誰もが口を揃えて
“素晴しい風景と住んでみたい村”と賞しています


そんな彼等をも魅了するコッツウォルズへ訪ねたり、
訪れる私達の同胞もまた然り・・・


その場所へ今回私が訪れたかった村は2箇所
この
ウィンチカムペィンズウィック

実はモートン・イン・マーシュから行くことのできる
ストウ・オン・ザ・ウォルド、ボートン・オン・ザ・ウォーターは以前訪れたことがあり
初めての村へ行ってみたかったこと

上記の2つの村はおそらくはまだまだ観光客が少なく
静かであろう・・こと
観たいものが1つ、2つしかなかったこと・・などなど・・・
そんなことから今回の1日ツアーで
どちらの村にするかは決まっていない状態の中
早朝ロンドンB&Bの朝食をキャンセルしてまで元気良く出発したのでした









最初のバスからは温泉地・保養地としても古くから栄えた
この地方でも比較的大きな街、
チェルトナム・スパを先ずは目指しました



チェルトナムの市庁舎
バスの車窓から チェルトナムの市庁舎


そのため向かい先は懐かしいヴィクトリアコーチステーション

長距離バス
(コーチ)
ヴィクトリアコーチステーションから約3時間25分 2時間に1本くらいはあります
*但し、乗り換えなしのバスは約3時間に1本の割合で出ています
*料金は当日購入往復時間指定乗車 大人£18.00 往復時間指定なし 大人£27.00
 (上記の料金はロンドンからチェルトナム シーズンによって変動します)

*コーチは乗り継ぎ必要なルートだと5時間半くらいかかります
お帰りの時間をそれぞれ確認の上お出かけになることをお薦めします

ヴィクトリアコーチステーションの出発入り口
ヴィクトリアコーチステーションの出発入り口


長距離バスはロンドンからですと、
殆どこのヴィクトリアコーチステーションから出発します
ヴィクトリア駅の裏手方向になり、
駅から徒歩10分から15分のお時間を見た方が宜しいかと思います

ヴィクトリア駅が現在はとても拡張されたために
駅構内を通ると多少は時間に節約できますが、
初めての方は殆ど駅を一旦出てから裏手への道を進むかと思います

この入り口から入り、先ずは案内板で行きたい場所を確認し、
チケット売場で行きたい場所行きのチケットを購入します

その際、片道、往復か、
そして、その往復とも時間指定をするか、しないかによっても
料金は違ってきます
(往復の方がお安し、時間指定の方がないよりはお安いです)

そして、その際も乗り換えなしで帰ってきたいことや
何時にロンドンに戻りたいかなども伝えれば
その場でチケット売場のおっちゃんは調べて教えてくれます
(早朝だとインフォメーションが開いていないので、
チケット売場では案内も兼ねてくれます)

チケット売場の入り口
左:チケット売場の入り口  
チケット売場
右:チケット売場

懐かしいと思うのは98年最も長く旅したこの国での移動でほとんど利用していた
この長距離バス
田舎へ行くには鉄道よりもこのバスを利用して
地元の小さなバスに乗り換えて目的の街や村を移動しました

乗車ゲート 売店のパン
上:ステーション内の
売店に並ぶ
美味しそうなパンの数々
*但し、バス内での
飲食はダメです

左:乗車ゲート
乗り口
上:乗ったバスから見た
乗り込む乗客


途中下車駅
ヒースロー空港



このバスの終点はグロースターというコッツウォルズの東端の大きな街
目的地のチェルトナムは途中下車になります
目的地が終点でない場合は
目的地に到着する時間を必ず確認して乗車しましょう


社内はほぼ8割方の乗客で快適に発車して
40分後に到着した最初の停車場は
ヒースロー空港でした

このバスルートは必ずヒースロー国際空港に立ち寄ります
ですから、時間によっては日本から到着後に乗車することが可能で
ロンドンに宿泊することなく
このバスでコッツウォルズへ向かうことができます



車窓から

バスは一気にM4という高速道路に入り
ヒースローでほぼ3割くらい降りたかと思うと
同じくらいの乗車客が再び乗り込みます
(私は可能な限り1番前の席をいつも狙います)


そして、スウェンドンを経由して、最初のコッツウォルズへの街
サイレンセスターに到着したのは9:45
この街からローカルバスに乗り換えて小さな村へ向かうことも可能です
そして、それから約30分
目的地のチェルトナムに到着しました


チェルトナムのバスステーション
チェルトナムのバスステーション


実はこの時までウィンチカムへ行こうか、
ペンズウィックへ行こうか・・決めていなかったのです
何故かというと
ここチェルトナムからこの小さな村へ行く
ローカルバスの時刻表が日本を出発する前に見つけられず
(春の時刻表のみ手元にありました)
この大きな街でインフォメーションで確認するつもりでした

ところがこのバスステーションに1台停車していた
小さなローカルバスの行き先が
「Winchcombe」
迷うことなく飛び乗り・・そして、程なく発車
・・
考えるよりも先に体が乗車していました
・・・ウィンチカム行き決定です

このバスは往復乗車料金はなく
片道£2.00

そして、車内に置かれた案内ファイルには
このバスのタイムテーブルがちゃんとありました

路線バス チェルトナムバスステーションから606番バスにてウィンチカムまで
料金は片道£2.00 往復チケットはありません
*片道約20分です    
月〜土 行き 07:15/08:20/09:00土休/10:00/10:30/12:00/13:00/14:25/16:15/17:20/18:10
       帰り 06:57/07:45土休/07:50/09:10/09:30/11:10/12:20/13:56/15:31/16:50/17:43

**上記の「時刻は2007年9月現在です シーズン毎に時間の変更があります
   バスステーションのインフォメーションでご確認ください

ローカルバスに揺られて約20分
その地名の名前通り緩やかな丘陵を小さなバスはカーブを切りながら
どんどん丘を登っていく様子が解ります

その通り沿いには数えるほどの民家のみ・・

そうして、乗る前に運転手さんに頼んだとおりに教えてくれてた
“Winchcombe”

そのバス停は村の入り口
メインストリートの入り口でもありました



村のバス停
チェルトナムから来て降りた村のハイ・ストリート入り口のバス停









先ず初めての村、街で向かうのはツーリストインフォメーションです

ツーリストインフォメーション全景 ツーリストインフォメーション

上:ツーリストインフォメーション
入り口


左:ツーリストインフォメーション全景

街の由来

上・インフォメーションの横に
はめ込まれた村の由来の
プレート



このウィンチカムはコッツウォルズの中でも巡礼の地として
中世の頃から観光地として栄えていた村として
現在でもその頃の名残か小さなお店がハイ・ストリート沿いに並んでいます

このハイストリートはバス通りでもあり
この道はそのままコッツウォルド・ウェイの1部になっています


この村では2つ見たかった見所がありました

その一つはこの村の入り口、
バスを降りたバス停の向かいから延びる
“Vineyard Street”ぶどう園通りと名づけられた小道の先に建つ
「Sudeley Castle」スードリー城

このお城は英国1有名と言っても過言ではない
ヘンリー8世の最後6番目の妻になった
キャサリン・パーの居城でした

35歳にてしてこの世を去った彼女はこの地で埋葬され
現在は城の中にあるセント・メアリー教会に葬られています

そんな逸話もあり
決してこの地では華々しい紹介はされてはいませんが・・
だから、機会があったら是非行ってみたいお城でもありました

この素敵なぶどう園通りをまっすぐと約10分ほどてくてく歩いていくと
このお城の入り口 第1ゲートに突き当たります



スードリー城の入り口ゲート
ぶどう園通りから歩いてぶち当たるお城の入り口ゲート


人っ子一人居ない道をてくてく歩いているので
とにかくこのゲートをくぐり更に進んでみました

このゲートの裏側
上:ゲートの裏側 脇に小道がありその道を行く
さらに続く1本道

上:更に延びる1本道

このまっすぐに延びた1本道をひらすら歩くこと更に10分

やっと左手方向に車の陰が見え
そこが駐車場であり
このお城の入り口であることがわかりました

お城の入り口
ビジターセンターの入り口
入場口の案内
入場者の案内
チケット売場
チケット売場

一瞬ナーサリーかと思うような入り口で
ビジターセンターは数々のガーデングッズで埋め尽くされていました

Sudeley Castle

住所 Winchcombe Gloucestershire GL54 5JD
Tel 01242-602308
Open 10:30〜17:00 3月31日〜10月28日(2007年)
入場料     ガイドツアー付き£13.50(ガイドブック付き)
城内部なし、ガーデン見学£7.50


ツアーガイド付きのツアーに当初は参加したかったのですが
まだ村を見ていなかったことと
帰りのバスの時間もあり
ガーデンのみの入場にしました

ところが、このガーデンだけでも見所満載!
お天気の良い休日にはここで1日のんびりすることをお薦めしたいほど・・

先ずは私の辿ったルートをご覧下さい



入場ゲートからお城を目指す
チケット売場からルート通りの城へ向かう
スードリー城
ガイドツアーでないと入場できないスードリー城
ザ・マルベリーガーデン
コの字の逆のようになっている城の中庭
ザ・マルベリー・ガーデン

ザ・クィーンズガーデンへ
クィーンズ・ガーデンへ向かう
トピアリーが多くなってくる

クィーンズ・ガーデンからイースト・ガーデンへ
左がクィーンズ・ガーデン
右がイースト・ガーデン 芝生で寛ぐゲスト
クィーンズ・ガーデン
クィーンズ・ガーデンから見る
セント・メアリー・チャーチ
イースト・ガーデン
クィーンズ・ガーデンからホワイト・ガーデンへ
ホワイト・ガーデン
チャーチの壁にそって咲くホワイト・ガーデン
セント・メアリー・チャーチ
セント・メアリー・チャーチの入り口
キャサリン・パーの彫像
ヘンリー8世6番目の王妃キャサリン・パーの彫像
セント・メアリー・チャーチの内部
セント・メアリー・チャーチの内部
この奥の祭壇にパーの彫像あり
右上の彫像に今も眠るキャサリン
セント・メアリー・チャーチのステンドグラス
真ん中がキャサリン・パー
左はかつての恋人海軍卿トマス・シーモア
右はヘンリー8世
シークレット・ガーデン
セント・メアリー・チャーチからのシークレット・ガーデン
シークレット・ガーデン
シークレット・ガーデンの色鮮やかな配色の花
シークレット・ガーデンから城を
シークレット・ガーデンから望む城
鳥園
シークレット・ガーデンを抜けると鳥園が・・
鳥園の孔雀
様々な国からの雉や孔雀が飼育されています
作りかけのトピアリー
鳥園を抜けて出口近くに、これからのトピアリー

ナショナル・トラストにも所属せず
現在も居城としてのこのお城は
歴史的にも現在までの道のりも
とても奇異なお城の一つではないでしょうか・・?

遡ること1066年にラルフ・メディティン ハートフォード伯爵から始まり
その息子ハロルド・スードリー伯爵へと引き継がれていきます
(この時から“スードリー”という名の城になります)

そして、15世紀リチャード3世からヘンリー8世の
長いイングランド歴史上重要で興味深い時代に
このお城はこの国での王家と縁が深くなります

キャサリン・パーも然ることながら
ヘンリー8世の6人の妻の中でも彼女は6番目という最後の王妃ですが、
その前エリザベス1世女王の母君2番目の妻アン・ブーリン、
3番目の妻ジェーン・シーモア、
その当のエリザベス1世も子お城に短いながら居城したり、
頻繁に訪れたことのある城としても見逃すことができません

その後はクロムウェルの時代、彼の軍隊による破壊行為もあり
約200年間の長い間廃墟と化していた時代もありましたが、
1837年ウースターシャーの豪族・手袋にて財を成した
ジョンとウィリアム・デントという兄弟が
この城を買い取り
大掛かりな修復プロジェクトを打ちたて
後に1855年彼等の息子に嫁したエマ・デントにより
更なるガーデンも含む修復が成され、
現在のスードリーへと生まれ変わりました

現在も爵位を持つ彼等の家系家族所有は変わらず
1996年には年間ガーデン賞を受賞し、
お城、ガーデンなどでの展覧会やコンサート、
映画撮影場所としても広く提供し現在に至っています





次ぎに村で見たかったのは
セント・ピーターズ教会

村では「Abbey」と親しまれている
この村のハイ・ストリートに入る場所に位置しています



村のセント・ピーターズ教会
スードリー城入り口から望む村のシンボル
セント・ピーターズ教会


セント・ピーターズ教会   教会の祭壇
教会内部では地元の婦人会でお花を飾ったり、ウォーキングの人々が立ち寄っています


中世の頃よりこの村への巡礼として訪れた人々の目的は
この教会に安置されている2つの棺

殉教者ケネルムの棺
殉教者ケネルムの棺

もう一つはその子供の小さな棺
残念ながらその棺が見つけられなかったのですが・・・


しかし、私が最もこの教会で見たかったのは
内部にあるものではなく
教会の外

自他とも認める?ガーゴイル好きな私




セント・ピータース教会のガーゴイル

の顔、どこかでご覧になったことはないですか?

見憶えがあるでしょう・・・そうです!
『不思議なアリス』に出てくる“気違い帽子屋Mad Hatter” の
モデルになったと言われている、
このガーゴイル


不思議な国のアリスのマッドハッター
挿絵のマッドハッター


この教会の外側をしっかりと守る彼等は
それぞれに良い顔をしていました



セント・ピータース教会のガーゴイル1 セント・ピータース教会のガーゴイル2 セント・ピータース教会のガーゴイル3
セント・ピータース教会のガーゴイル4 セント・ピータース教会のガーゴイル5 セント・ピータース教会のガーゴイル6

ね?それぞれにとても良い顔をしているでしょう・・・?
とてもユーモラスですよね

彼等はゴシック建築の特徴、
怪物像として屋根の水落としとしての機能も備えています
古い教会には必ずと言ってよいほど気をつけて見ているとあるので
私はこの顔が楽しみです


  

さて、この小さな村はハイストリートを中心に中世を偲ばせるような
小さなショップが軒を連ねていますが、
やはりどんな小さな村でも必ずあるのが
居心地の良いパブ

初めての場所ではそのような場所をツーリストインフォメーションで尋ねます
「静かで古い建物のパブを教えてください」

すると2件のパブを教えてくれました
その内1件に向かいました



【Old White Lion】


ハイ・ストリートのツーリストインフォメーションの位置する角を
左手に折れる小道を行くと
古くて天井の低い花で飾られらたパブが見えてきました


ホワイト・ライオンの外観
インフォメーションセンターお薦めのパブ ホワイト・ライオン

お天気の良い1日でしたし、
すっかり喉が渇いていました

1杯のビールが飲みたかったのです

狭い入り口をくぐるとすぐラウンジがあり
地元のおなじみさんはその奥に続く中庭でビールを傾けていました


バーカウンター  ハーフパイントの冷えたビール
バーカウンターと中庭で飲んだハーフパイントの冷えたビール

中庭はちょっと工事している箇所もありましたが
テーブルか表からの想像以上に埋まっていて
暖かい外での食事やビール片手に楽しんでいる人々がいました

ここでのランチを美味しそうに楽しむ人々を見ながら
もうここでのんびりしたい・・・と心の底から思いながら・・・
もう一つこの村のハイストリートに面したカフェ
そこでの食事も心残りでしたので
きっぱりと気持ちを切り替えて
後ろ髪を引かれる思いでこの気持ち良い場所をあとにしました



【Juri's Tearoom & Restaurant】


こちらのティールームは以前テレビや雑誌にも度々取り上げられている
日本人宮脇樹里さんのカフェです

ハイストリートに面したわかりやすい場所にあります


ジュリーズ・カフェ


実は村に到着した11時頃早速入ってみると
すでにご年配のご婦人グループがお茶を楽しんでいました

一緒に切り盛りしているご両親の父上だと思いますが、
朝食を食べていなかったためにまだ早い時間と承知していたけれど
何か食事にできるものはできますか?と尋ねたところ
一瞬にして怪訝な面持ちで・・やっぱり当然のことだったのでしょう・・・
“こんな早い時間はできません”、ときっぱりと断られました

後から出てきたお嬢さんの樹里さんが慌てて
まだ用意ができていないので・・と感じよく対応してくれたので
では、後程来ます、と一言と一緒にカフェをあとにしました

正直第一印象的にはパブに居たかったけれど
ここまできて同胞のカフェにも興味はありました
日本のガイドブックにもこの村の紹介と一緒に
必ずと言ってよいほどの案内がされているカフェです



それと先程の感じ良いお嬢さんの樹里さんの対応にも好感が持てたのです

そこで再度このカフェへ戻りました

ここでお願いしたのは
“ジャケットポテト


  

この国のポピュラーなポテト料理です

ジャケットポテトオンチーズ
ジャケットポテトの上にチーズを乗せたもの
ポットオブティー
ポットティーはアールグレイ

お洒落なカフェらしい可愛らしいポテトとティーセットでした・・£6.70也

この日はとても暖かい日でしたので
陽の翳ったテーブルにつきましたが、
最初は下のコンサバトリーまで進みました
しかし、暑かったのでこのテーブルへ落ちつきました

これからの季節でしたら、
このカフェでの落ち着き場所は眺めの良い、
陽のあたるコンサバトリーをお薦めします


ジュリーズ・カフェの内部
カフェの内部 ぶどうの房が美しい天井 1番奥がコンサバトリー

次回はご自慢の手作りケーキにトライしてみたいです





さて、この小さな村で沢山楽しんだあとは
ロンドンへ戻るために
先ずはコーチの出発するチェルトナムへ戻らなくてはなりません

いつも初めての場所で戻らなくてはならない時は
帰りのバス停を先に運転手さんに聞いておきます

今回も狭いハイストリートで見渡す限りにおいては
来るときに降りたバス停の表示と同じものが向かい側では見つけられず
何度かショップの店員さんにも確認したら
この場所がそうでした


戦没者記念塔
戦没者記念塔

降りたバス停のほぼ向かい側にパーキングがあり
そこに建てられているこの記念塔
ここにチェルトナム行きのバスが止まります

どうぞ、何の目印もありませんが
焦らずにここに立っているとバスは止まってくれます









その後はチェルトナムから一路ロンドンは
ヴィクトリア・コーチステーションに到着し、
まるで上野駅のようにこの場所で何でも揃います!という
楽しい駅構内をきょろきょろしながら
お夕食のちょっとしたお惣菜を購入、
お宿の近くのスーパーでビールと果物を買って
ぶらぶらとその日の“我が部屋”へ戻りました



B&Bの部屋から
B&Bの部屋から見えた風景


コッツウォルズへ行くことは正直難しいと思っていました

交通の便も余り良くなく
車を持たない、時間も余りなく、日程も限られている旅する人は
やはりロンドンからのツアー参加しかないのかも・・・と
長年思っていましたが
このコーチ(長距離バス)を上手に利用することによって
1日丸々使ったツアーを自分で作って楽しめるということに
今回は満足でした

次回も1日使って別の小さな村を訪ねてみたいと思っています













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