Excursion from London


Chapter[


【 To Winchester 】


 
【2】


すっかりと寛いだ夜を過ごした宿での最大の楽しみは
  朝食!
Bed&Breakfast!です

すでに今回初のウィンチェスター5つ星Bedの居心地は堪能したので
翌日の朝食には期待は高まります!

ホテルよりもこのB&Bを選んできた理由は
そのお宅ならではお食事




St.IvesのB&Bでは朝、パンケーキが選べました


長年イギリスの食事については悪評で・・

しかし、唯一ご自慢できるのは「朝食」
1日の3回の食事が全てこの「朝食」でも良い!とまで言われたメニューです


ミセス・ハリガン宅の朝食
ロンドン ミセス・ハリガン宅の朝食


しかし、基本的なメニュー路線はあるとは言え、
本当にそのお宅の主婦ならではの個性があります

それは同じ“卵”であっても
ゆで卵、目玉焼き、スクランブルエッグ・・などなど・・


アンのスクランブルエッグ  ロンドン・グリーンエコ宿のスクランブルエッグ

左は何時でもたっぷりのボリュームある朝食アンの家
右はロンドン高級住宅街にあるグリーン・エコ宿の朝食
・・エコ過ぎて・・私でさえ足りなかった・・

1日のスタートをきる朝食は
旅する者にとっては宿を決めるにあたっての重要ポイント

しかし、初めての宿でのそのポイントについては
行ってみないと判らない・・・

そのどきどき感もたまらない旅の醍醐味です



ウェールズのB&B
カナーフォンのB&B 朝食にて


では、引き続きロンドンからの小旅行
ウィンチェスターの旅をご紹介いたします











【From London to Winchester】


ウィンチェスター



B&Bの楽しみは朝起きたところから最高潮に達する・・・

ウィンチェスターのお宿の朝食は何が出てくるんだろう




さて、チェックインの際にホストのヘイディから
明日の朝食場所はあちらよ、と教えていただいた通り
2階の部屋から1階、玄関を過ぎ、一部屋通り越した

書斎?
玄関ホールとダイニングの間にあった部屋?
商談ルーム?のよう・・



ダイニングと思しき部屋に進むと
すでに大きなテーブルには朝食が始められるようにセットされていました

朝食のテーブル
オーチャード・ハウスの朝食テーブル


この様子だと私の他に今朝はあとお二人のお客がいる

1人の私は“お誕生日席”だろう・・と思い、
手前の席につきました

このテーブルの右手方向が大きなシステムキッチンとなり
エプロンをした大きなヘイディが
“ホットミールはフル?
それとも何かリクエストは?”

ホットミールでお願いしたのは
一つの卵と野菜で!



先ずはセットされた綺麗なフルーツをいただきます

朝食のフルーツ
花型のガラス器に盛られたフルーツ


バナナ、メロン、イチゴ、ぶどうと可愛らしいフルーツサラダです

目にも嬉しい可愛らしいガラス器に盛られた彩り良いフルーツは
本当に気持ちがほっとします

そして、テーブルを改めて眺めると
前方先にコーンフレーク3種、ジャム各種、そして生ハム&チーズ


朝食のテーブル
生ハム、バター、チーズなどが並ぶテーブル


そして、ヘイディからテーブルに置かれたパンは
珍しくイギリス名物の薄切りトーストではなく、
様々種類のパンがバスケットに盛られていました


パン・バスケット
4種類のパン


ほかほかとした4種パンのバスケットはB&Bでの朝食には初めてです!

種類も豊富で胚芽パン、バケット、胡桃パン、ブラウン・ブレッド
これが“5つ星宿”か〜・・・
思わずパリのプチ・ホテルの朝食のようです
(しかし、おフランスの朝食にはこのパンと飲み物だけ)

全ていただきたくなるパンの山


そして、ホットミールはこんな一皿でした




卵、トマト、ビーンズ、マッシュルーム
多からず、少なからず、と言った充分すぎる一皿

(パンもあるので)

そして、たっぷりのお茶


朝食のお茶


すっかりと揃ったテーブルに“ごゆっくり!”と
ハイディが下がってしまったので
広いダイニングでのんびりといただきました

そして、早速先程まで彼女の居た広いキッチンは
その大柄なハイディが居なくなると更に大きさを増して見えました


広いキッチン
広ーーいキッチンスペースです


期待以上に美味しい朝食を食べ終わりましたが・・・

この広い家ではしん、とした朝の空気に

開け放たれたダイニングの外が気持ち良さそうです!

その窓の先はテラスでしょうか?


ちょっと覘いてみることに・・・

テラス
ダイニング&キッチンからのテラス


大きなテラスの先は小川・と思いきや
裏庭になっておりました

しかし、夕暮れはこの場所でのアペリティフをいただき
大きなダイニングで御食事・・

今は2人のお子さんはそれぞれに独立して
ご主人と二人暮らし、と話していたハイディが
この大きなキッチンでお客を振舞う姿も想像できます

表玄関望む
表玄関を望むダイニングの反対側の窓辺には
犬の置き物のシルエット




さて、結局1人で堪能した朝食が終わっても
まだ他のお客さんはダイニングルームに姿を現しませんでした

大満足朝食を終えて、おなか一杯!!
街へ、歩きに出かけます






実際には町の中心らしきバスターミナルから
このお宅までタクシーで来てしまったので・・・
位置的にその町の大きさが把握できていませんでした

徒歩でその中心地まで行けるか?どうかが気になりました
・・

部屋においてあったこの家から町までの地図を手に歩き出します


  

取り合えず家の近くの通り名を忘れないように
デジカメに収め、
そして、地図と照らし合わせながら
帰宅に迷わないように・・・・そして、ちょっと目についた目印を捜しておきます


表札
個人宅の楽しい表札 こんな犬が居るお宅なのでしょうか・・?


静かな住宅街を歩きながら、珍しく小雨が降ってきたところ
丁度十字路角にバス停を見つけました

ローカルバス停

この町のローカルバス停


折りしも市内中心部行き、と書いてあり
このバス停には先に1人の老婦人が待っていました

と、いうことはそろそろバスが来る気配がある・・・

と、思ったら地元の人で一杯のバスがのんびりと来ました

町の様子を知るには丁度良い!とばかりに乗り込み、
車窓を眺めながら
住宅街から徐々にバスは町の中心へと進みます

鉄道駅も越えました

しかし、余り人の降りる気配がなく・・
バスに乗車している人の流れを見ながら・・終点まで着くと
そこは町のローカル・バスターミナルでした


町のローカルバスターミナル  バスターミナル
ローカルバスターミナル


思わず乗車したバス停からここまで約15分程

地図でバスの経路を辿ってきましたが、
徒歩だとおそらく宿までは40〜50分くらいはかかりそうです

帰りのバスの番号などをここでチェック!


乗車してきたバス  バスのタイムテーブル

乗車したバスの番号を見て、
街中でこのバス番号の停留場から帰宅の際に乗って帰ろう!と思ったのです


そして、このターミナルが昨日この町に到着した時に下車した
長距離バス停に近いことも判りました

早速目に入ったツーリストインフォメーションで町の見所マップを手に入れましょう!


ツーリスト・インフォメーション
ウィンチェスターのツーリストインフォメーション


手に入れたパンフレットの中に
この町のウォーキングで見る見所マップがありました

事前の町の見所としては
ウィンチェスター・カセドラルしか頭になかった私の中で
沢山の見所が記されたマップは有難い1枚でした


市内パンフレット  見所  ウォーキングマップ


左のアルフレッド大王のマップの中身が真ん中と右

ウィンチェスターの町中の見所の説明と歩き方を教えてくれています

下のマップで@〜Gまでが私の今回見たウィンチェスターの見所です

町のウォーキング・ルートマップ

@ ツーリスト・インフォメーション
A Abbey Garden
B Wolvesey Castle
C Wincester College
D Jane Austin's House
E Cathedral
F Market Lane
G Great Hall & Round Table


では、スタートは@インフォメーション前のHigh Streetを
同じ並びで市民の憩いの場としても美しい庭
AAbbey Gardensから覘いてみましょう

この公園はツーリストインフォメーションを含む
町のギルド・ホール内に属しています

町の集会場(ギルド・ホール) 建物の入り口

歴史ある町ウィンチェスターのギルド・ホール入り口は
見事な石造りの建物です

天井のアーチ型がとても優美です

公園の入り口
Abbey Garden入り口はこのゲートから

思った以上に広い庭です
集会場の建物裏手
ギルド・ホールを庭から眺める

柳とトピアリー、花はとても綺麗です


この庭の入り口はHigh St.,沿い
昨日コーチ(長距離バス)から降り立ったとおりに面しています

そして、その通りとこの庭の境目には
こんな美しい水路で仕切られていました



Abbey Garden



歩く前に寄れれば寄ったほうが良いトイレを
このAbbey Gardenで借りて(ここのトイレは綺麗です)
再びHigh St.,へ出て
この町の散策ルートへと歩き始めました

町のシンボルのアルフレッド大王の銅像をバックで見ることができる場所まで進み
水の綺麗な川
Itchen川沿いのルートを進みます

Itchen川
River Itchen

水量豊かなこの川はとても水が澄んでいて、
川沿いに延びた小道を歩く人の姿も見えます

しばし、のんびりとこの川を眺めながら歩きます




すると、一匹の白いテリアが居て、??と思っていたら
“僕の犬だよ”と
この川で釣りをしているおじさんが居ました

テリア


“旅行者かい?”と声をかけられた彼は
この町の町議会で働いている、とのこと

この川ではキャッチ アンド リリースの釣りを楽しんでいるそうです

釣りを楽しむ  Wincester Council Office
左:テリアの飼い主で釣りを楽しむおじさん
右:そのおじさんのお勤め先の町議会


彼は今日の仕事はお休み、
早速愛犬と一緒に大好きな釣りに来たそうです

でも、職場のすぐ横・・というのは・・・
羨ましいような・・・お休みになっていないような・・・

でも、楽しみも仕事も好きな場所の近く、というのは羨ましいかもしれません


彼にさよならを言って
この美しい水の川沿い歩きをしばし楽しみました


水と緑がとても綺麗!

鳥達にパンをあげるお父さんと子供

白鳥の親子?

ここで川が二股になっています

この川沿いの小道The Weirsはこの川の二股場所から
College Streetへと曲がります

その曲がり角にはBWolvesey Castleがあります


次回はこの歴史的興味深いWolvesey Castleからご紹介いたします















歴史深い町ウィンチェスターは見所が沢山!

長い紹介になりそうです・・・

どうぞ、最後までお付き合いくださいませ




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