Excursion from London


Chapter[


【 To Winchester 】


 
【5】



長いウィンチェスターのご案内も最後となりました

ロンドンからコーチ(長距離バス)で約1時間

日帰りでも充分行ける距離ではありますが・・・
敢えて2泊する、という
のんびりがこの町の見所をくまなく歩くことができました





町の中心でもあり、最大の見所の大聖堂を後にした私は
今度は町の“台所”
マーケットへと向かうことにしました

大聖堂から町の中心となるHight Streetから1本手前
大聖堂よりのMarket Lane、The Squareに
そのマーケットが立つ、とのこと

早速向かってみました


ウィンチェスター大聖堂北翼側
ウィンチェスター大聖堂 北翼側


ストリートマーケットはその町ならでは、の
様々な品物が並びます

      

どんな品物が並んでいるのでしょう!








【From London to Winchester】


ウィンチェスター


さて、市内のツーリストインフォメーションが薦めてくれた
市内の見所ウォーキング

とうとう最後の見所へと進むこととなりました

町のウォーキング・ルートマップ

@ ツーリスト・インフォメーション
A Abbey Garden
B Wolvesey Castle
C Wincester College
D Jane Austin's House
E Cathedral
F Market Lane
G Great Hall & Round Table


大聖堂を背にしてマーケット・レーンへ進むには
目印となるパブはあります


ウィリアム・ウォーカー


先ほど大聖堂の奥、ブロンズ像にもなっていた
大聖堂地下水を除く大工事に従事した潜水夫、
ウィリアム・ウォーカーの名に因んだパブです

1860年建造の建物であることが解ります


パブの看板
ウィリアム・ウォーカー・パブの看板



その歴史を垣間見たい、ちょっとビールーと言う誘惑を振り払い!
時間で閉まってしまうマーケットへと向かいました


そして、この通りは車はご法度
市の立つ時間帯は歩行者天国となります

マーケット・レーン

Market・Laneマーケットレーンの様子

当然ながら道の両サイドは商店が並んでいます

しかし、片面のみ様々なショップが軒を連ねています

食料のみならず、手前のショップは靴屋さん
その奥は洋服屋さん

やっぱり足が止まってしまうのは食料部門です


マーケットのパン屋さん

オーガニックパン屋さんではハード系が多く、
思わず大きなボール型のパンを買いたくなります



オリーブ屋さん  八百屋さん
左は賞を取ったこともある、というオリーブ屋さん
右は色鮮やかな野菜の並ぶ八百屋さん



花屋の店先

通りの沿いの花屋の店先

そして、通りには音楽も軽やかに流れていました

マーケットの始まりとも言えるその名の通りの場所
The Squarsという
ちいさな広場にその音楽の元、
ストリート・ミュージシャン達が居ました


ストリート・ミュージシャン達
男性3人、女性1人のカルテットです

学生さんにも見えるような彼らは
軽快なポップスを奏でていました


そして、この彼らの後ろ辺りの小道はMinister St.,
同じく名前の通りこのチィンバーハウスの小道を抜けると
この町の小さなミュージアムに辿り着きます


ウィンチェスターミュージアム
町のミュージアム

このCity Museumはローマ時代からアルフレッド大王時代から現在までの
町の歴史を紹介しています

2階には650〜1500年代の町の模型があり、
中世の時代からの様子を窺い知ることができます

ミュージアムの展示品  メアリー女王結婚式の衣装?

左は出土された町の歴史的展示品  右はメアリー女王の結婚式の衣装?らしい

ミイラ?  昔の食卓の様子

左はこの町で発見されたミイラ?白骨である・・・
右は中世の食卓の模様がミニチュアドールで再現されていました

このミュージアムのお隣は大聖堂に続く公園の入り口にもなっており
遠く 大聖堂が望めました


ウィンチェスター大聖堂
公園の入り口から望むことができる
ウィンチェスター大聖堂



その真向かいには素敵な蔦の絡まるティー・ルームが・・


ティー・ルーム
お洒落なティールーム


そろそろお茶もいただきたくなり、
黒板のクリーム・ティーの看板に惹かれ
ここでティー・タイム 



ティー・ルームの店内
店内の様子

実は通りから見た様子がとても明るいお店に見えたので
“ティー・ルーム”と思ったら
何と!“パブ”でした

しかも、食事のできるパブ!

昼間はビールもいただけて、お茶も出来る!

窓に近い席からメニューの黒板とテーブルに置かれたメニューを見て
やっぱり、クリーム・ティーを頼むことにしました



メニューの黒板  クリーム・ティーのメニュー
左:本日のお薦めメニュー 右:クリーム・ティーのメニュー

写真を見る限りでは比較的こぶりのスコーン

それでも、2個は多いな〜、と思っていたので1つにして+お茶


こんなお洒落なスタイルで登場


ウィンチェスターのクリーム・ティー
クリーム・ティー(スコーンとお茶セット)

ポット・ティーとスコーン、クロッテド・クリームとジャム£4.45也

丁度良いサイズでした


さて、気持ちもおなかも満たされて、
ここでそろそろこの町の最後の見所

町の中心地から北西よりの丘に立つ
グレート・ホールへ向かうことにしました

この市立博物館(City museum)から徒歩約15分

細かい住宅街を通り、宿へ向かうバス通りを渡ると
目指すグレートホールの案内が見て取れました


町の案内板


そして、その案内通りに進むと
開けた敷地に大きな建物が現れました


ロイヤル・グリーン・ジャケット博物館
ロイヤル・グリーン・ジャケット博物館


英国軍の博物館です

やはり第二次世界大戦での敵国としての日本は
正直この国では良い顔はされません

しかし、ご興味のある方は博物館として見学されることに
何ら問題はないかと思います

ただ、気持ち的にもここは通り過ぎて・・・

遥か中世の時代の博物館へと歩を進めました


町の案内

目指すグレートホールはすぐそこ!


しかし、私はどうやら裏から入ったようで
小さな裏庭を初めに見ることとなりました


グレートホールの裏庭?  

そして、この庭は「エリノア女王の庭」と呼ばれ、
中世の庭を再現して造らせたと言われています

右はその庭に現女王エリザベスさんもお越しになったそうです



もし、正面からこのグレートホールへ入った場合は
必ず裏庭も訪ねてみてくださいませ


さて、そのグレート・ホールはアーサー王ゆかりの円卓と言われています

しかし、実際は13世紀に作られたものらしいので・・
信憑性には欠けますが
直径6m弱の円卓はダーツのように色分けされて、
中央にはチューダーのバラが描かれています

そして、その円卓(テーブル)の端の周りは
アーサー王の騎士達の名前が彫ってあります


グレートホール&ラウンドテーブル
Great Hall&Round Table


このグレートホールはこの地で生まれた(ウィンチェスター城にて)
ヘンリーV世が1222年〜1235年の間に造らせたホールです

そして、このグレートホールはウィンチェスター城の1部でもあります

しかし、このグレートホールの歴史は実際1141年イングランドの内戦時代まで
遡ることができます

その後ヘンリーV世時代から1953年までの間に
様々なイングランドの歴史上の中で王の娘が生まれたり、
15世紀から17世紀、そして1953年までこのホールで歴史上の人物が
裁判にかけられたり・・・と・・・

しかし、現在ではこのホールで結婚式を執り行うことできるそうです



ヴィクトリア女王のブロンズ像  エリザベス2世のレリーフ

このホールの中で窓側の明るい場所に大きなブロンズ像
ヴィクトリア女王がお決まりのポーズで鎮座し、
壁には現エリザベス女王のレリーフと
現在の英国王室に縁のある場所であることは否めません

このような場所で結婚式を執り行うカップルには
このイングランドの偉大な2人の女王にも参列してもらうことにもなるのでしょう・・

ラウンドテーブル
ラウンドテーブルの拡大 アーサー王の騎士の名前
Widipekiaより



さて、本来の入り口から退場


Great Hall & Round Tableの入り口
本来のグレートホール&ラウンドテーブルの入り口


グレート・ホールに直角に建っている建物でトイレを借りました
(よくよく見るとグレートホールとつながっているので
ウィンチェスター城なのか・・・?・・)

Westgate Museum

夕暮れに堂々と建っています

16世紀前後の軍人さん(この時代は貴族でしょう!)達の肖像画が並ぶ廊下を進みました

ウェストゲート博物館の廊下  お貴族様の肖像画

15世紀から16世紀くらいの衣装のように思いましたが、
何も案内板がなく・・結局不明のままでした

誰も居ない館内はしんとしておりましたが、
トレイは現代版でとても快適でしたが、人の気配もなく
ちょっと怖かったです



WestGate Museum

外に出るとその名の由来のWestGateが聳えています
ウェストゲート博物館です

Westgate Museum

中世の軍事博物館だそうです
( 開館は平日10:00−17:-00まででした・・・・)


のゲートをくぐると町のメイン通り、High Streetに出ます

この通りから昨日行ったパブへ向かうことにしました



PUB Queen's



まだ外は明るい時刻ですが、
すでに店内は人が集まってきていました

やっぱりこの時期は外でしょう!


テラス席
徐々にテラス席も人が入っています


ラガー カーリング   食事のメニュー

先ずは冷たいラガーを飲みながら、この旅の最後
パブでの食事をメニューとにらめっこしてから
チキン・サンドイッチセットを頼みにいきました


チキンサンドセット
チキンサラダセット


黒パンのチキンサンドセット £5.95也

殆どのパン関係は白又は黒パンのいずれかが選べます

そして、こちらはつけ合わせの野菜も『生』か、『茹で野菜』かを選べました
そして、ポテトも『マッシュ』か、『クリスプス』、『チップス』か・・

黒パン、生野菜、クリスプスと選んだのが本日の夕食でし


すっかりと満足して、のんびり宿まで歩いて帰りました








こうしてロンドンから長距離バスで約1時間の町

ウィンチェスターでの2泊が終わりました

のんびりと過ごしたウィンチェスターは見所も多く
ページ数も当初思った以上に増えてしまい
中々終われず・・私もどこまでいくのだろう・・・・・
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました





御宿も最高に良かったですし、
町も歩きやすく、良いパブでも過ごすことが出来ました

もし、機会がございましたら是非この町へいらっしゃってみてくださいませ



宿の窓辺











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